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正論

一緒に働いてる相棒から

「お前って人に興味無いよな〜
興味無い人には逆にすごい丁寧になってる。
ほら、こないだビール屋さんで話しかけてきたおばさんとか特に丁寧だったじゃん」

みたいなことを何回か言われて、
本当にそう思ってるんだなぁ、と
よく見てるなぁとも感心してしまった。
だってピンポイントにビール屋で会ったおばさんを指名してきたんだから。

その通りで、
接客業なんて大層なもんをしてるし愛想もいい方だと自負してるからこの仕事が合ってるとも思うんだけど、

そもそも自分と関係の無い人にびっくりするほど興味が無い。

というか心配性な自分はちょっとでも関わる全ての人に興味を持ったら多分とんでもない過労になる。笑

キリスト様は隣人も愛せと申すけれど、
まだ自分がそのフェーズに全然行けてないのである。

でも自分に軸が向くことって悪いことじゃないとも思っている。
変に人の目を気にして自分のやりたいことがなにかわからなくならないおかげで、
私は初夏から今の所をやめてカナダにワーホリに行こうと思い立てたわけだ。

急に思い立ったような、10代の頃からワーホリに行きたかった夢をぼんやり持っていたからずっと計画していたような、
でもほとんどノリといきおいである。
お金はなんとかなる。
英語もほぼ喋れないけど心は持ってる。

まぁそんなことはどうでもよくて。

興味無い人ほど丁寧にしっかり対応してしまうのはなんでだろう、と考えた結果、

丁寧にすることで相手との距離感を線引きしたいのかもしれない。と思った。

それが逆に映ってるおかげで
人からの評価が想像より良かったり、もっと行き過ぎて私に告白してくるおじさんまで出てくるわけなんだが。

丁寧語ってやっぱり距離がある。硬い。
英語でも思えば丁寧語は過去形という形で今から距離を取って話すわけだ。
Can you〜?ではなくCould you〜?とか。

世界共通認識で
結局自分は普通の人なんだ、と
普段は人より優れていたいと思うのに、こういう時ばかりはマジョリティに埋もれて安心するのであった。

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