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ケアレスミスについて

ケアレスミスの種類

受験生のみならずテストなどの時に起こってしまうケアレスミス。
もうやるまいと心に誓っても、どこからか出てきます。。。
ある程度種類に分かれるなーと思うので、分類してみます。
①問題読んでない
英語で書きなさい→日本語で書いちゃう
1分で書きなさい→2分で書いちゃう
などのミスです。
②ふとした書き間違い
swimming→swiming
完璧→完壁
などのミスです。
③自分のミスの質に気づいてない
英語において受験生が一番間違えるところは「冠詞・単複同形」「前置詞」です。
例えば英文を例にとります。
これはあなたのものより有名な車です。(何様だwww )
比較を使っていく文法になりますのでfamousを比較級にして英作文していきます。
大体の受験生は
This is more famous car than yours.
として間違えます。正確には正答ではなく、部分点が入る形になります。
冠詞のaが抜け落ちています。正確には
This is a more famous car than yours.
が正答になります。
このように意外と今まで間違ってきたことを「今回はやっちゃったけど、次は大丈夫だよね。」
と後回しにしているケースは少なくありません。

どうやって直してもらうか

非常に悩ましいところになります。
「気をつけようね」では絶対に直りません。直ったところを見たことがありません。。。
個人的には実践させるしかないと思っています。
①自分のミスした箇所と理由を書き出す。
・どんなミスだったか「冠詞をつけ忘れた」
・なぜか「比較級の後ろに名詞があるのを忘れていて、つけ忘れた」
ぐらいのことを書けるようなノートを用意しておくといいと思います。
それを縦に追加していくだけで「私って冠詞のミスどれだけしてるのさ?!」と気づきます。
②意識することを意識する
上記のやり方を実践する子は多いです。
ただ無くなりません。
なぜか?
タイトルに小見出しにある通りだと思います。
「ケアレスミスをすることを意識することを意識する」
ちょっとややこしいですが、問題などを解いている時に「私は冠詞のミスをしやすいから気をつけなくちゃ!」と前半は思っていても後半になり問題にどっぷり浸かっている時にそれを意識できるかどうかは「意識することを意識している」かどうかだと思います。
そのための練習の場として模試などがあるので、テストを受けるときのテーマをある程度決めた状態で受けていくことが大事だと感じています。

上記の2つの方法を根気強く繰り返していくことでしかケアレスミスをなくすことはできないように思います。
逆にこれですぐ直ります!という魔法のようなテクニックや手法があればご教授いただきたいです!

小中学生にとってミス(自分の弱い部分)と向き合うことは本当に苦しいです。目を背けたくなることもありますし、流したくなる気持ちも十分にわかります。
でも今の時代だからこそ「自分の答えを疑ってかかる」ということはすごく大事なように感じます。
何が正解かわからない世界にこれから突入していく学生の皆さんが「これが正しいんだ!」といって向かっていっても世界はものすごいスピードで進化しているので、あっという間にその答えは正しかったけど、正しくないものになってしまいます。
常に自分をアップデートしていけるような人財を育てていけたらいいなと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます🙇

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