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住育つぶやき46 家と方角 北はどっち?

家を題材に『北』を知る手立てはあるでしょうか? 3つの場合にて。


●図面で「北」を知る場合

家の図面で代表的なのは…
平面図=家の天井をはがし、真上から見下ろした
    図面
配置図=家と敷地を上空から見下ろた図面
です。

これらは、基本的に北を上にして向きで書きます。
だから…図面の右が東、下が南、左が西になります。

平面図
配置図

平面図や配置図を見ると、隣家のAさんや道路が東西南北どちらか分かったり、家の敷地のどこに陽があたり家庭菜園出来るかわかりますし、リビングダイニングやキッチンの日当たり(向き)がよいか、どの部屋に東日や西日があたるなど、図面と方角を分かった上で見ることができますね!


●現地で「北」を知る場合

一番いいのは、現地の道路端で方位磁針を使ってみることです。
もしくは…太陽が出ていればの条件付きですが、正午(時間でいけばお昼の12時)に太陽がある方角が南なので真後ろが北になりますね。

東や西は、一年の中で太陽の軌道が変わるので何時に東とかは、ややこしいのでここではやめますね!

ちなみに…建築士などが家を建てる為に検査機関へ提出する図面(建築確認申請など)では、真北(しんぽく)や磁北(じほく)を分けて配置図に書いたりします。


●売り家物件資料から「北」を知る場合

不動産会社さんから貰える売り家の物件資料などにも平面図が載っていたりします。資料中の地図はだいたい上が北ですし、平面図も同じことが多いですが、このようなマークや『N』表示方向が北です。
勿論、平面図や配置図にも書かれていますよ。

図面でよくある北=N表示


図面でも現地でも北がどちらかわかって見れたほうが、一般の方にとっては生活した時のイメージがわきやすいですね!

ではまた。


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