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【おうちで漬物】#14 塩漬け⇒天日干し(乾燥)⇒赤梅酢にどぼんと漬けるだけ!長期保存可、美味しい自家製紅生姜(梅酢生姜)をつくろう

※本記事は旧ブログ(Ameba Ownd)からの引っ越し記事です。(もともとの更新日付:2023年6月4日)

しば漬けを漬けるために買った市販の赤梅酢(しそ梅酢)。梅干しや梅漬けの下漬けを始める際、消毒のためにホワイトリカーを使う方も多いようだが家にはないので梅酢で消毒することにした。
(※後記:その後ホワイトリカーを買い、主に梅仕事時の消毒に使っています)

だがさらに私は知った。
赤梅酢があれば紅生姜が自分で漬けられるということを!!
なんと素晴らしいことだろう。私は関西の紅天(薄切り紅生姜の天ぷら)が大好きなのだ。かき揚げタイプも好きだがややしょっぱ過ぎるしボリュームもあり過ぎる。その点平たい紅天は食べやすくてちょうど良い。あれが自宅で食べられるなんて、まるで夢のよう・・・

こういうやつです。最近も奈良のスーパーで買いました

という訳で早速仕込んでみた。
①新生姜を洗い、傷みかけている箇所を切り取る。
②重量の3%の粗塩をまぶしてファスナー袋に入れ空気を抜き、生姜と同程度の重さの重石をして1日~1日半、水分が出るまで待つ。
③水分をふき取って半日程度天日乾燥させ、しっかり脱水させてから梅酢に漬けて冷蔵庫へ。

以上。
超簡単。

だがここで問題が。
漬け始めた時点で関東地方は梅雨入りを間近に控えて雨続き。晴れ間があっても空気は湿り、天日干しができる状態ではなかった。

この時はやむなくオーブンを使いましたが、やはり天日干しの方が美味しくできます

やむなく90℃に予熱したオーブンで30分間、天日干し代わりに加熱してみた。ドライトマトを作る時と同様に130℃くらいに上げるか迷ったが、90℃でもけっこう柔らかくなっていたので生姜はこの温度が上限かも知れない。

冷めてからジップロックに移して梅酢に浸した状態。この状態で冷蔵庫に入れた。

10日ほど経つと生姜の色がいかにも「中までしみてます」という感じになり、切ってみるとだいたいOKではあったが、やはり二週間程度待った方がしっかり染まるようだ。

刻めばいつもの紅生姜としても使えるし、切り方に応じていろんな用途があるのでこれは実に優秀。近頃ガリも何度か漬けて新生姜の扱いに慣れつつあったので、良いタイミングだった。

今後もお買い得新生姜を見つけたらぜひ積極的に漬けて行きたい。

常備しているとたいへん便利です。何せ塩が薄いのでたくさん使っても大丈夫!

なおこの梅酢生姜は、梅酢に浸っている限り長期保存できる。私は半年以上前に漬けた瓶をまだ使い続けているので、生姜が安い時にまとめて仕込んでおくと超便利。(※漬ける前の塩漬けや天日干しが足りない場合は保存期間が短くなります。ある程度塩分のある梅酢に漬けておくと安心)

おすすめです!

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