見出し画像

あれ、必要なくない?

ふとドライヤーをしている時、思った。
何も支障なくない?

最近、GWなにをしようかなと考えている。
ただ、仕事もあるし丸々長期休暇をとって旅に出るなんて
難しいかなぁ、、と躊躇していた。

そんなことを考えながら今晩、思った
あれ、私っていらなくない?
よくよく考えてみても、よく考えてみなくても
私が会社にいてもいなくてもたぶん支障はそんなに出ない。

考えてみると少し悲しくなる部分はあるけれど、
たとえ退職をしたとしても会社にとって問題はそこまでないだろう。
これは私個人の話だけではなく、会社勤めをしている人の多くにあてはまるのかもしれない。その人の力量によって、どれくらいの期間が補填の時間として必要になるかはまちまちだが、いずれその穴はまた違う人で埋められ、新しい体制で固められ、何事もなかったかのように進んでいく。

時間を会社に提供している分、自分の成長を感じ、成果を得て、やりがいを積極的に探そうとする。同時に、「私は会社で必要とされる人財」になっているという実感を持つようになるのではないか。それがひいては社会においても必要とされているという実感に繋がるのかもしれない。

それを信じて疑わない人にとっては自身の存在価値になったり、原動力になったり、生きる楽しみにもなったりするだろう。ただ、それが揺らぎだす時が来るのだとしたら、働くことがとても苦しいことに感じられるだろう。自分が全精力をぶつけて打ち込んでいたものが何らかの要因で揺らぐ。自分と一体化していたものがなくなる、そんな感覚。

一生懸命働くことが悪いわけではないし、むしろ何かに一途に向かっていく人は素敵だと思う。だけど、その気持ちは持ちつつも、もう一方で「私ってそこまで会社という組織において必要不可欠な存在じゃないよなぁ」という気持ちは共存していいと思う。

そう、髪を乾かしている時、思った。

世界中のだれか一人でも、ほんの一瞬でも
温かい気持ちで繋がれたらいいな。

今日もよき人生の旅路を





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?