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第60回【孫子の兵法20】~すべてが幸せのために~

本日は第二章「作戦篇」の続きを話します。

『兵は勝つを貴(たっと)び、久(ひさ)しきを貴(たっと)ばず。』

 
〇現代語訳
戦いは、勝つ事が大事であるが、泥沼化は避けなければならない。

◎これを私なりの解釈でミーティングを行うと以下のようになります。

〇目先の事だけを考えてはいけない。長期的展望が必要であると説く。

〇目標設定の方法幾つか挙げる。
⑴三点セット法~テーマ・達成レベル・達成時期で設定する方法
⑵ベンチマーク法~ライバルを水準点に設定する方法
⑶ランクアップ法~改善・代行・研究・多能化・ノウハウの普及・プロ化の6つの切り口で目標項目を考える方法
⑷SMART法
「Specific」具体性
「Measurable」計量性
「Achievable」達成可能性
「Realistic」関連性
「Time-bound」期限

〇私が監督に就任した2013年に、三年間で神宮に行くと決意したことを今でも鮮明に覚えている。
以前、恩師に何事も「三」という数字がポイントになる、と教えて頂いた事がある。
監督就任時、選手達と何度も何度も話し合い、
「今を我慢して、三年後のチームが優勝できるように、
チームとしての基盤作りをしよう」と。
今思うと、その当時の四年生にとっては、辛く苦しい決断であった。
彼等の決断があったからこそ、
就任3年目の2015に55年ぶりの優勝を遂げる事ができた。
計画を立てる事と先輩達の思いを継承する事の重要性を
学生達から学ばせてもらった。

〇マイケル・ジョーダンの辞である
『目標を達成するには、全力で取り組む以外に方法はない。
そこに近道はない。』

ここでのタイトル
『目標と目的を明確にせよ』

本日のミーティングはここまで。

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