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【超真剣】学費ちゅるちゅる考察

みなさんは「学費ちゅるちゅる」を知っているだろうか?学費ちゅるちゅるとは、学校の設備をフルに活用して学費の元を取ることである。この記事を読んでいるあなたもパトロンである両親に「設備を使ったり授業にちゃんと出席して元を取ってくれ」と言われたことが一度くらいはないだろうか?そうでなくとも、大金を支払ってるのにもかかわらずどのように学生に還元されているのかイマイチわからない大学当局への不満を持ったことはないだろうか?本稿はそんなあなたにも簡単にできる法政への復讐の活用法について扱う。

1 資格をとる


 しょっぱなからオーソドックスで誰でも思いつくような方法なら誰も読まないと思ったので意外と知られていなさそうなところから選んだ。まずは下の画像を見てほしい。
このトピックで扱うのは指定試験合格者奨励金とL・Uキャリア・アップ奨励金の二つである。前者の給付対象になる資格の合格難易度は非常に高く、例え東大や一橋、早慶の学生でも一発で合格する者は非常に少ない難関資格であるが、合格したらほぼ年収1000万円以上になれる最強クラスの資格である。高給取りになりたい人はもちろん、大学受験のリベンジを果たしたい人、自分の頭脳に自身のある人や、就活に向いていない社会不適合者にとっては目指す価値があると言えよう。
 後者は資格ひとつにつき5万円と前者に対して見劣りする金額だが、前者の資格のように大学生活を犠牲にせずとも試験に向けた勉強をしっかりとこなしていれば取れるであろう資格なのでこれをきっかけに取得を目指すのも良いかもしれない。
それこそ、本稿を読んでいる方の中にも持っている方がいるかもしれない。今年度中の合格であれば支払われるようなので、いますぐ学生センターにその旨を伝えよう。というのも、年に二回の給付タイミングが6月だからである。

2 盗電


 最初に言っておくが、非合法行為を推奨する訳ではない。法政大学ではコンセントから電気を使うのは自由だ。(もちろんTPOを弁えた上でだが。)例えば富士見ゲートの教室の机にある灰色の意味深なカバーのようなものは、開くとコンセントがある。学生が使う机にあるコンセントを使っただけで盗電だのなんだのと言われる筋合いはない。その他にも、図書室の自習スペースやピアラーニングスペースなど作業ができそうな場所には大体ある。 
 これは最もオーソドックスな学費ちゅるちゅるの方法であり、誰しもが知っているそして実践している方法である。でも、何回充電すれば学費の元を取れるのかを知る者はいない。ということで、スマホを充電するものとして試算してみることにした。インターネットで調べたところ、スマホを3回充電してやっと1円になるらしい。
つまり、300回で100円であり、一年分の学費約100万円分を支払わせるには

バッテリー壊れる


する必要がある。しかもフル充電で。ま、四六時中スマホに構ってる現代っ子のみなさんなら余裕かもしれませんが・・・。

3 いっぱい水を飲む


 ついに狂ったかと思うかもしれない。しかし安心してほしい。私は狂っていないし、狂っているのはあなた方の方である。80%くらいが実家暮らしの子供部屋野郎たちである法大生にとっては驚きの事実かもしれないが、一般的には水を使うと水道局に使った分だけ料金を徴収される。これをうまく活用して学費の元を取ろうと思う。
 使用料金は従量制を採用していて、多くなればなるほど1m^3あたりの金額が高くなる。そもそも法政では大量の水が利用されていて、かつ従量制料金は計算が面倒なので最大の、1m^3あたり404円として計算する。すると、100万円分だとだいたい2475m^3になることがわかった。ちなみに2475m^3は



である。プールだと

これなら、外で水を買わないで給水機で飲むようにするだけで簡単に学費の元が取れますね。むしろ赤字になることを心配してしまうくらいです。

4 おわりに


友人から様々なアイディアを募る中で、構内にあるコンビニで万引きするとか図書館から除籍された本を転売するなどという社会通念上決して許されない行為を提案してきた者もいたが、「えこぴょんは見ているよ」と言ったら一転、上記のようなまともな、かつ私にはない新鮮な視点からなる意見をもらうことができた。この場を借りて友人A氏に感謝を申し上げる。
最後にこれは筆者の持論だが、損得勘定抜きに今を楽しむことが一番の学費ちゅるちゅるなのではないかと考える。

(完)

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