長岡造形大学情報リテラシー論⑥

今回は、キュレーションやその必要性について学びました。



TikTokが「君が次に好きなもの」をキャッチコピーとしているように、Instagram、YouTube、X(旧Twitter)など様々なSNSで
おすすめの投稿
というものが流れてくるようになっています。

いいねなどのリアクションやその投稿の滞在時間などによってキュレーションされ、今現在好きだろうと思われるものに加えて『これも好きなのではないか』と思われるものが選出されて流れてくるそうです。

実際に私もその手にまんまとやられ、新しいものにどんどんハマってしまいます。


特にTikTokは、スクロールすると動画が絶え間なく流れてくる上1つの動画が短いため、YouTubeなどに比べて1つ見始めるのにあまり覚悟がいらないのでつい見てしまいます。
さらに情報がキュレーションされ新しく興味のありそうな動画が流れてくるとなるとどんどん次の動画に進みたい欲が出てきてしまうので、こういうのが
気づいたら何時間も経っていた
ということになってしまう罠なのでしょう。


個人的に、アニメやドラマ、漫画などに関する動画が1番危ないなと思います。
似ているジャンルの作品に関する動画が流れてくるとどんどん新しいものにハマっていってしまって、それを観るのにまた更に時間とお金を費やす、、、
という悪魔のループにハマってしまいます笑
時間とお金があるなら、素晴らしい作品に触れるのはいいことなのでいくらでもハマって構わないのですが、、笑

また、リアクションをもとにキュレーションされるという話を聞いて、ふと
人がいいねする心理
について気になりました。

では、人はどういうときにいいねを押すなどリアクションをするのでしょうか。


人によって様々だと思いますが、私の場合は、
この投稿また見返したいな
と思った時にリアクションします。

TikTokでは、いいねをすると自分がいいねした投稿欄的な場所に溜まっていってくれるので、またみたいと思ったときに簡単にその投稿を探し出してみることができます。
Instagramでも、保存という機能が同じような仕組みになっているので、またみたいと思った投稿は保存しておきます。


私の場合は
またみたいと思うかどうか
が基準なのですが、他にも色々あると思います。

例えば、単純にいい投稿だなと思ったから投稿者にその気持ちを届けるためにいいねを押したり、というか大半がこの理由のような気もします。
あとは、SNSは、リアクションすることによって投稿主や同じ趣味の人と繋がれる可能性もあるのでそれが目的だったり、キュレーションの仕組みを理解していてこういう系統の投稿がもっとたくさんみたいなと思っていいねを押したり、という場合もあると思います。



それから、キュレーションの必要性について。
情報をどこまで信じるか
が問題になってきますが、

例えば、今は商品やお店を探すのにSNSを使うことが多いです。
実際に私も、服やコスメを探すのにTikTokやYouTubeをよく使います。


そこで、どれだけその情報に信憑性があるかをよく考える必要があるなと思いました。


YouTubeは顔も声も出して実際にその商品を使っている動画を撮ってくれる人が多いので、ある程度信憑性はあるかなと思います。

しかし、TikTokはそういうわけじゃないので特に気をつけないといけないと思います。
私は、探しているものの大雑把なジャンルで検索し、最初の方にいくつか同じ商品をおすすめしている動画が出てきたら、これ評判いいんだ!買ってみよう!と思って買ってしまうことが結構あります。しかし、よく考えたら、その最初に出てきた動画が広告ばかりだったりみんな協力者だったりするかもしれないので、ちゃんと確認してしっかり見極める必要があるなと思いました。


情報を正しいかどうか判断し、適切に活用できる能力のことを「情報リテラシー」といいますが、
正しいかどうか判断するというのは、とても複雑で難しいことだと思います。

事実という意味での正しさは存在するので、訓練を積めば見極めることができるようになっていくと思いますが、
そうではない正しさというのは、そもそも何を持って正しいというのかはとても難しい問題だと思います。

自分が正しいと思ったことが正しい、とか、自分が信じたいことが正解だ、とか、、

ここまでくるともう哲学や心理学の話になってしまうのでこの辺で辞めておきますが、
そういうことも含めて、自分が何を信じどう行動するべきか、情報というものがどんどん進化している世の中だからこそ、ちゃんと考えられる人間にならないといけないと改めて思えた講義でした。


#長岡造形大学 #情報リテラシー論

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