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初心者旅人ゴリの生存報告フィリピン編♯3 VSジープニー

みなさんこんにちは、こんばんはの人はこんばんは。
初心者旅人のゴリです。

今回は主に何もわかってない旅人がフィリピンのローカルタクシーにアタックして奮闘する回です。
最後結論っぽいものを出してますが経験によるただの考察なので全然違ってるかもしれません、ご了承下さい。

さて、前回夢のリゾート、ボラカイ島の目前まで行ったのに惜しくも上陸できなかったので、(上陸できなかった理由は♯2参照)
今回はボラカイ島を諦めてパナイ島北端から一気にパナイ島最大の都市イロイロ市を目指します。

カティックラン港の隣にバスが止まっていたので飛び乗って愛の街イロイロ市へ

↑バスにイロイロって書いてあるのでわかりやすい。

料金は510ペソ(約1300円)
たまに小休止を挟みつつ、揚げバナナも買いつつ

所要時間6時間かけてのんびりイロイロ市へ到着。

到着?

なんか遠くね?

バスが到着したターミナルから多分街の中心である南部のシティプロパーまで8kmはあります。
6時を回って辺りも暗くなってきたのでとても歩ける距離じゃない。
ということで意を決して乗車してみましたジープニー
↓こんなやつ

フィリピン名物の乗り合いタクシーで、第二次世界大戦時にアメリカ軍が置いていったジープをタクシーに再利用したのが発祥だとか。
今でもフィリピンのローカルの人たちの貴重な足として利用されてます。

が、初見では行き先も料金システムも全くわかりません。

仕方ないので同じタイミングで乗ってきた少年に聞いてみました。

↓車内の雰囲気(後日撮り)

僕「どこ行くの?」

少年「SMモール」

SMモール(凄い名前だな)とはフィリピンの代表的なショッピングモールでフィリピンの色んな所で見かけるモールです。
調べてみると目指しているシティプロパーのエリアにありました。これはラッキー。

僕「OK。僕も同じところに行くよ。いくら?」

少年「に、24ペソ…」

この時僕は無事行き先と料金がわかったことで嬉しくなってニコニコで運転手に料金を渡してましたが、後でよくよく考えると
いきなり少年に話しかけて君と同じところに行くって言うおっさんクッッソ怖いな笑

それにしても安い!
普通のタクシーやトライシクル(バイクのサイドカーに乗るタイプのタクシー)でも普通に100ペソ超えてくるので破格です!

ただ、料金システムについてはまだよくわかりません。

乗合タクシーなのでメーターはないし定額制?

これに関しては途中で乗ってきた青年が18ペソをバケツリレーで渡してきたので違うみたい。
後ろの方に乗った人は乗客でバケツリレーして運転手に料金を支払うのが慣例みたいです。(初め渡された時は焦りましたが)

ちなみに青年は5キロほどで降りて行きました。

つまり、
8キロなら24ペソ
5キロなら18ペソ

距離によって金額が変動するようです。

さて、その日は無事イロイロ市の中心地シティプロパーにつけたので一泊。

↑泊まったホテル。SMにEROSかー、さすが愛の街。

さて次の日、イロイロの観光名所モロ教会へと向かってみます。もちろんジープニーで!

距離としては約2.5km
これ以上短い距離を乗ることも少ないだろうしこれで初乗り運賃があるならわかるはず!

ただし、次はどのジープニーに乗ればいいかがわかりません。

どうやらジープニーはそれぞれにルートが決まっていて、それを周回しているみたいです。
この辺はタクシーというよりバス?ただし、降りるところ乗るところは自由。

よくよくジープニーを見てると前や側面に行き先が書いてあることが判明。

ここにモロと書いてあるやつが乗るべきジープニーだ!

ということで探すこと10分。

ありました!MOLOの文字!

大急ぎで呼び止めて飛び乗りモロ教会と言いながら料金を渡します。
渡した料金は15ペソ、5キロで18ペソなら妥当なところかなと思い15ペソです。

するとお釣りが3ペソ返ってきました!

つまり初乗り料金は12ペソ!

判明!大発見!!

その後検証のために何度か乗りましたが2.5キロより短い時でも12ペソでしたし、3キロでも12ペソ、4.5キロでは18ペソでした。

つまり、結論としては

初乗り12ペソ
その後4キロごとに6ペソ追加!

で多分間違いないです。

乗り方は
1.行きたい向きの車線で側面に行き先または行き先の奥にある地名を書いてあるジープニーを探して乗り込む。

2.乗り込んだ時に行き先を言いながら料金を払う。(運転手はもちろん運転してるのでタイミングを見計らいつつ)

3.目的地に着いたら(ルートを周遊してるだけなので目の前までいかない時もあります)天井を2回叩いて合図!
これで止まってくれます。
運転手の人が覚えてくれてたら止まってくれる時もありますが過信は禁物。

あと、料金のバケツリレーが回ってきたら落ち着いて次に繋ぎましょう!

これで君もジープニー攻略だ!

こうやって奮闘してみて改めて感じましたが、やっぱり旅をしてて大切なのはどれだけその土地に溶け込めるかだと思います。
ですので、こういうローカルの乗り物を乗ってる時とか仕組みを理解した時とかはそういう醍醐味を感じてとても楽しいんですよね。
別の土地でも色々挑戦してみたい!

最後にモロ教会の写真を載せておきます。
僕は全然キリスト教徒ではないのですがいつも教会ってその街の中心の憩いの場になってて、なのにその中は穏やかな時間が流れてたりで結構好きだったりします。
※フィリピンは主にキリスト教の国

↑前の広場では学生達がダンスの練習してました。

↑中は荘厳な雰囲気。
キリスト像やステンドグラスはとても綺麗だったので必見です!

さて、今回ジープニーを攻略して自信もついたので次は海を渡ってマンゴーの島ギラマス島と
ネグロス島のバコロドに向かいます!
セブも近くなってきた!

では、乞うご期待!

PS.
ヘッダーはマニラのジープニーです。
ジープニーは運転手が思い思いにデコってたりしてて見てて面白いです笑
風が気持ちいい乗り物なのでみなさんもフィリピンに来たらぜひ乗ってみて下さい!




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