俺には1つ下の妹がいる
恐らく俺のことは好きじゃないが
家庭の事情で頼れるのが俺しかいないため仕方なく関わってる感じ

○○：夏鈴？起きた？

夏鈴：うん、朝ご飯は？

○○：あるから起きてきな

無言のまま朝食を食べ終わると

夏鈴：弁当

○○：はい、これね
いってらっしゃい

夏鈴：…

○○：よし、俺も行くか

○○より先に出た夏鈴は友達と登校していた

ひかる：お兄ちゃんはどこにいるの？

夏鈴：後ろにいるんじゃない？

ひかる：へ～

夏鈴：な、なに？

ひかる：お兄ちゃんと連絡先交換してくる

夏鈴：やめときなよ

ひかる：いや、行ってくる

ひかるは○○に向かって走っていった

○○：なんか前から小さい子が走ってくるぞ

ひかる：お兄ちゃ～ん！

○○：ひかるのお兄ちゃんじゃないんだけど

ひかる：お兄ちゃんの連絡先知らないな～って思って

○○：知らないままでいいじゃない？

ひかる：ダメなんです～
はい！交換交換

○○：しょうがないな、ほら

二人は連絡先を交換した

ひかる：これでいつでも連絡出来ますね！

○○：ははは…待ってま～す

時間は過ぎて学校が終わって下校

夏鈴：ひかる、今日ずっとスマホ見てるね

ひかる：そりゃ、お兄ちゃんと連絡してるからね

夏鈴：なに話してるの？

ひかる：デートいつにしますか？とか色々

夏鈴：デ、デート！？
絶対ダメだよ！お兄ちゃん忙しいんだから

ひかる：そうなの？

夏鈴：そう！私のためにバイトも掛け持ちしてるし、家事もしてくれるから忙しいの！

ひかる：でも夏鈴ちゃんはお兄ちゃんに感謝してないでしょ？

夏鈴：そ、それは…

ひかる：ほら～、だから私がお兄ちゃんを癒してあげるの

夏鈴：い、い、癒す…///
そんなのダメだから
ほらひかるの家着いたから帰りな

ひかる：じゃあまた明日ね

夏鈴は急いで家に帰る
いつもはバイトで○○はいないが、今日はいる

ガチャ

○○：夏鈴～おかえり

夏鈴：ただいま…
お、お兄ちゃん？

○○：ん？どうした？

夏鈴：ひかるとデート行くの？

○○：なんか誘われたけどご飯ならいいよって言った

夏鈴：行っちゃっダメ！！！

○○：え、

夏鈴：だってお兄ちゃんは私のお兄ちゃんだし
いつも頑張ってるのは私しか知らないんだから私が癒してあげるの！

○○：夏鈴～（泣）

○○は夏鈴に抱きつく

夏鈴：苦しいよ～(笑)

○○：夏鈴大好きだよ

夏鈴：お願いがあるんだけど…

○○：いいよ、なに？

夏鈴：一緒にお風呂に入りたいのと、一緒に寝たい
髪も乾かして欲しいし、歯磨いて欲しい…///

○○：多いな(笑)

夏鈴：だめ？

○○：いいに決まってるよ！
兄妹だからね

夏鈴：そう！兄妹だから

その頃ひかるは

ひかる：あれ？連絡が途絶えた
そっか///押してダメなら引いてみろってことか…///
フフフ