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「自分らしく生きると言うこと」

深いタイトルで記事を書き始めてしまいましたが、「あなたは、現在自分らしく生きていますか?」と言う問いに対して、私は間違いなく首を横に振ると思う。

日々の重くのしかかる重度のストレス。絶望的な気分のなかで、無理矢理楽しい気持ちだけを心の中で切り取り、外へアウトプットして絵を描いている。

辛くて悲しい時も沢山あるけど、毎日毎日をようやくやり過ごし、今日もがんばって乗り切ろうと自分を励ます毎日。

友達からの「あまり無理しないでね。」「今日も頑張ってね!」って言葉は、とってもありがたいのだけど正直心に響いてこない。イメージ的に、鉄で覆われた壁の中に自分がいて、外からどんなに壁を叩いて救い出そうとしてくれても、自分がそこから出ようとする努力も出来ない、ただうずくまって泣いてるだけ。お願いだから一人にして、ほっといてくれとさえ思ってしまう。そんな自分が嫌だ。だって友達は大好きだし、周りにいる心配してくれてる人たちのことが大好きだから。その大切な人たちですらうっとおしく思ってしまう自分が"最低なんだ"とますます悲観的になってしまう。

自分の気持ちに全く余裕がない。このままだと未来は切り開かれない。そういう無駄な焦りやプレッシャーが、ますます自分自身をダメにする。

そもそも私が思う「自分らしさ」とは、理由なんてない、ただ好きなことを全力でがんばってるときなんだと思う。

時間がなさすぎて好きなことが出来ない。

そんなのエゴでしかない。

"本当に好きなら、寝る時間を削ってでもやれ"

そう自分へと言い聞かせた。


それを続けていたら、鬱になってた。

涙が勝手に流れてくるし、悲しくて、心が寒い。


世の中には、今自分が置かれている状況に満足してノンストレスで生きている人はそこまで多くはないと思う。私の周りにはいっぱいいるけどね。

好きなことをいまだに見つけられない人もいる。それだって別にいいじゃんね。これから見つける楽しみが増えるんだから。焦る必要なんてない、ゆっくり見つけていけばいい。

自分らしく生きると言うことは、このストレス社会に生きている限りは決して簡単なことじゃないんだってこと。

でも何もかも犠牲にしてそれでもやりたい!ってことに出会えたら、それらは絶対裏切らないし間違いないから自分を信じて突き進めば良い。

私は絵を描く楽しさに出会い、心が死んでしまっても絵を描くことによって救われたり、心の中に少なくとも日の光を差してやることは出来る。暗く沈んだ心に明るいカラーを塗りたくってやろう。

自分が元気になったら、今度は周りの人たちの心にも明るい色を塗ってあげればいい。

それを目標に、今日も私は絵を描き続ける。

好きなことをやり続けることが、私にとっての自分らしく生きると言うことなんだ。