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1年に1回は眼底検査をしよう

 近視は眼軸(角膜から網膜までの長さ)が伸びることによって進行するが、眼軸が伸びることで網膜も引き延ばされて薄くなり、網膜に穴が空いたり、剥離したりしやすくなる
 私のような強度近視の人は、網膜関連を含めて眼病にかかりやすいので、毎年の眼底検査が推奨される

 眼底検査瞳孔を開く目薬(散瞳剤)を点眼してから、眼の内部の写真を撮ったり、眼科医が光を当てて直接見たりする。費用は初診料含めて3割負担で2,000円くらいだろうか。
 1回目の点眼から15分後に2回目の点眼を行ってから検査するので、それなりに時間がかかる。また、瞳孔が強制的に大きくなるので、眼に入ってくる光をコントロールできず、数時間は眩しくて見えにくい状態が続く。検査後は車を運転して帰ることはできない。
 といった色々面倒な検査ではあるが、強度近視にとっては必要経費なので仕方ない。


 ということで今年も眼底検査をしたら、両眼の網膜の穴(網膜裂孔)が増えていた。
 前から網膜が薄くなっている部分に穴が空いていることは分かっており、症状としては大したことがないので様子を見ていたのだが、1年前と比較して穴が増えていたので、ここから網膜剥離に繋がらないようにレーザーで穴の空いた箇所を固定することになった。

 今のところ穴が空いているのは視野には関係ない箇所なので、視力に影響はなく、緊急で行わなければならないレベルではないので、来月と再来月に片眼づつレーザー治療を行う予定だ。
 一応手術という区分けになるが、処置自体は5分程度で終わるらしい。それよりは散瞳剤を点眼したりする準備の方がよっぽど長い。
 費用は片眼で5万円程度とのこと。ネットで調べてみると、やはり上限がそのくらいのようだ。思ったよりも高い。

 今回の私のように早期に発見できれば大事に至ることは少ないので、特に強度近視の人は1年に1回は眼底検査をして欲しい

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