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「サラウンドのドップラー効果を、一度体感してみたい。」GOROさん②

⑨一番初めに行ったライブを教えてください。
(
第1話からの続き)

GORO:僕、なかなかライブに行けなくて。(渡辺)美里(のライブ)に行ったのだって、90年が最初で。あんまりライブって恥ずかしくっていけなかったんですよ。周りに行く人もあんまりいなくて、一人でばっか聴いていたんで。

で、大学に入って、洋楽ばっかり聴いている友達と、「じゃあ、行こうか。」って、最初に(渡辺)美里に行って。翌年、「RHYTHM RED」の代々木(第一体育館のTM)に行って。大学1年の終わりくらいですかね。
初めて、2階席で見ました。僕はそれまでもう、「CAMP FANKS!!’89」を200回くらい見てると思うんですよ。そういうのを期待して行ったら、今で言う生音というか、ライブの疾走感ですよね、ロックバンドの。それはそれで受け入れて、楽しく見ていましたけど。

ハードロックの割に髪も長かったり、白を使っていたり、合体ロボがいたり。「ガルボア」でしたっけ。初めて(生で)見たのがあのTMだったので、「80年代前半からの力の入っていたFANKSからすると、違和感だったり離れたりした人もいるんだろうな。」なんて勝手に思いながら見ていましたね。

「All-Right All-Night」がすごい好きだったので、「始まった!」と思ったんですけど、ロックアレンジだったんで、ちょっとがっかりしながらも、聞けて良かったっていうのはすごい覚えていますね。あと、「KISS YOU」も好きで、やってくれて。

(他にも)行く前に「RHYTHM RED BEAT BLACK」の英語バージョンを一生懸命覚えたな、とか。確か、冬に(CDが)出たと思うんですよね。スキーに行く時に、もう何回も何回もかけて。行き帰りの車に同乗していた、後輩や友達はひどい目にあったと思いますね(笑)。
「Digitalian is eating breakfast」と「DRESS」と「RHYTHM RED」ばっかり聞かされて。

(このツアーって)僕が行った時か分からないんですけど、「69/99」の時にウツがマイクを振り回したら、木根に当たっちゃった、なんて話もありましたよね。それと、私が行った時、「RHYTHM RED BEAT BLACK」が、たぶん英語でやってくれたと思うんですよね。あと、この時、キャップを買いましたよね。赤と黒の。みんながフェラーリファンよろしく振っていたフラッグは買わなかったけど。

この代々木の時って、終わった後にアンコールがあったんですよね。で、アンコールに行く間に、バドミントンやったりサッカーのリフティングやったりして。私の時はバドミントンで、大ちゃん(浅倉大介さん)がピコピコサウンドで、ウツが失敗すると、昔のゲーム音みたいな音を出したり、あと「ポヨン♪」って効果音を出したりしていましたね。

その後の「EXPO」も、スキーに行った帰りに。大宮が実家なんですけど、「今日、大宮ソニックシティ、あるな。チケット無いけど、行ったらワンチャン、ダフ屋から買えるかもしれない。」って思ったら、「もう、1曲目、2曲目が終わった後なんで、定価でいいよ。」って、買えて、入れてもらえて。1人で見ましたね。

たぶん「LOVE TRAIN」から見れたと思うんですよね。ダッシュで入って。あとは、「1万人の中の1人」の「CRAZY FOR YOU」ですか。(CDで)こればっかり聴いていましたね。大好きでしたね。

昔、(自宅電話に)留守電ってあったじゃないですか。留守電のテープに「今、外出していますので、メッセージを残してください。」って自分の音声を入れて。それを、バックにわざと伊集院(光さん)の「アッハッハ(笑)」からバックに流して、「WOW WOW WOW♪」の辺りで「あ、もしもし、僕だけど。あと5分で着くからメッセージの方をよろしく。」って入れて(笑)。

そうしたら後輩たちが「GOROさんの留守電、こうなってんだぜ。」とか何回も電話してきて。「するのはいいけど、なんかメッセージ残せよ!」って思いましたね(笑)。ただ、親にかけられた時は「『あと5分で』って言っておきながら、帰ってこないやん!」って怒られましたけどね。あの留守電、取っときゃ今、楽しかったのにな、馬鹿馬鹿しいですけど(笑)。

逆質問なんですけど、チケットってどうやって取っていましたか?

金谷:ファンクラブに入っていて、高校の時に休み時間に抜け出して、公衆電話で電話をかけていましたね。お話を聞いていると、結構お店に並ぶ方もいますよね。プレイガイドとか、チケットぴあとか。

GORO:そう言えば、話が逸れますけど、昨日(8月26日)、さいたまスーパーアリーナ(の「アニサマ2023」)で、シークレットでなんかやらかしてくれたみたいで、「悔しいな。」って。(オーディエンスが)割と若い世代だと思うんですよね。行っても40歳ぐらいまでとか。

金谷:ちょっとTwitterで見かけたのが「TM NETWORKってホントにいたんだ。」ってあって。都市伝説扱いですよね(笑)。

GORO:そうなると思いますよね。いやあ、(若い世代からしたら)それこそ水木一郎と変わらないと思いますよ。例えば、25歳から65歳を考えたら、40離れていますから。あり得ないですよね。

(第3話へ続く)
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