7月7日


夏風吹いて笹の葉が揺れる
色とりどりの短冊と
いくつかの想いの欠片

願い事なんて考える暇もないような
忙しい大人になっちゃって
いざ自分の番だと言われても
すぐには思い付かなくなっていた

子供の頃は毎日のように
あれもこれも願い事だらけだったのに
叶えることの難しさを知って
現実的になりすぎたのかな…

出来るなら来年もまた君と
こうして揺れる短冊を見上げたい
たったそれだけの願いすら
書くことを躊躇った

大切な事になればなるほど
口に出すのが恐くなって
胸の中ひそやかに強く願う
君との幸せな日々を…


天の川に隔たれた二人のように
離れることがあったとしても
この想いだけは途切れないよ
ずっと  ずっと…


出来るならこれから先の未来
ずっと君が笑顔でいられますように…
こんな贅沢な願い事でも
叶えてくれますか

大切な願いは たったひとつ
いつだって君の幸せなんだ
星空に願うより 強く確かに
僕が叶えてみせるよ


*end*


皆様の大切な願いが叶いますように。
お読み頂きありがとうございました。

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