暮らすファームSunpo

〇川のほとりのオーガニック農園「暮らすファームSunpo」 〇野山の花屋「道草Sunp…

暮らすファームSunpo

〇川のほとりのオーガニック農園「暮らすファームSunpo」 〇野山の花屋「道草Sunpo」 〇里山まるごとあそび「Sunpo Activity」 〇花と野菜と雑貨の店「Sunpo Hygge」 農家のごはん/Sunpoの有機子育て/Gifu www.farm-sunpo.com

マガジン

  • Sunpoの有機子育て

    「子供を信じ抜く」ことをモットーに有機子育てと銘打って実践する記録。といいつつも、有機もとい放任(放棄?)になることもしばしば。

  • 農的暮らし

    Sunpoの俗っぽい農的暮らし。notストイック、butお百姓さん。父・母・長男・次男・長女・猫・ときどきウーファーが営む超高速ドタバタスローライフの記録です。

  • 出店情報

    出店情報をお届けします。 名古屋や岐阜近郊、定期マーケットやマルシェに加え、フェスにも時おり気ままに出現。

  • Sunpoの畑

    野菜や大豆、椎茸などなど。 栽培についてのお話しをボソボソと。

  • イベント/ワークショップ情報

    Sunpoで開催するイベントやワークショップのお知らせをお届けします。 「農園ならでは」のイベントに加え、「農園らしからぬ」イベントも思い付きで開催しております。

最近の記事

稲作の真髄と里山の役割

今年も無事にお米を収穫することができました!つながるすべてに感謝です。 中山間地での稲作は非効率でして、生産性という一面だけをみれば悲しくなるような数字なんですが、源流部の清水や特有の寒暖差がとびきり美味しいお米にしてくれます。 治水という面でも日本の田んぼは小さなダムの集合体のような役割を担っているし、有機栽培の田んぼは多様な生物が生息できるビオトープそのものです。里山を維持するには、稲作が不可欠だと思っているし、里山の生物多様性は人間と自然界のバッファーゾーンになりま

    • 日々観察すること

      気温が上がり、草花たちの成長速度がグングンと上がってきました。 ほんの少し目を離したすきに、昨日は蕾だった花が咲き、地面があらゆる草花で覆い尽くされていきます。 勢力を奮い出したドクダミ。 あちこちに飛ばされた種から芽を出したハーブ類。 地下茎で静かにテリトリーを広げる秋明菊。 ここにも、あそこにも!ミズヒキ。 植物たちの勢力争いは日々繰り広げられ、その勢いに敗北したものは消えていく…しぜんの摂理。 ではなくて。 ここで登場するのが人間の手。 殖えすぎたものは間引く。

      • 競わない長男

        素直ですごいよなぁ、と11歳の長男と話しながらこの頃とても思う。 小学校で児童のコロナ感染が出た先月。 学校から配布された休校案内の手紙を読んでいる私に 「コロナにかかたって誰かがもし悪口を言ったら、俺が(その子を)守るから」だって。 そのストレートに吐き出された感情に、じわり…と涙が。 人に優しくなんて、そんなこと言わなくてもこの子たちはちゃんとわかってる。 私が小学生の頃はどんなに級友と仲が良くても、その関係には<ライバル>という含みがあったような。 誰より勉強が

        • Hygge Table -里山の命をいただくテーブル-

          7年目を迎えた、一年に一回の食事会。 Hgyye-居心地がよく、快適でリラックスをした気分を表す北欧のことば。 人と人がつながり、一緒に過ごすことで幸せな気持ちを感じられる橋渡しができたら…そんな想いで<Hygge Table ヒュッゲテーブル>と名付けて、2015年から開催しています。 シェフは多治見で欧風レストランを営むhoshizumiさん。 私たちが育てた野菜や米を使用して、特別なテーブルだからこそ並ぶ手の込んだフルコースをご用意します。 その発想力と創造力

        稲作の真髄と里山の役割

        マガジン

        • 農的暮らし
          9本
        • Sunpoの有機子育て
          3本
        • イベント/ワークショップ情報
          3本
        • Sunpoの畑
          3本
        • 出店情報
          4本
        • Sunpoの米作り
          1本

        記事

          フィールドワークへのこだわり

          農園では定期的にSunpo Activityとして、農業を軸としたキャンプイベントや食育イベントを開催しています。僕自身が大好きなこともあるし、なにより楽しい。 アウトドアの活動、いわゆるフィールドワークってめちゃくちゃ重要だと思っています。コロナでオンラインが物凄い勢いで普及したり、それに沿ってインターネットでの学習もフォーカスされ肯定されるようになってきました。これについては全く同感で、むしろ過疎地での教育はさっさとオンラインを導入して、学校という物理的な場所にとらわれ

          フィールドワークへのこだわり

          道草Sunpo/こだわりたいけど、とらわれない

          昨年末あたりから、名古屋の花市場へ行くようになりました。 というのも、<野山の花屋>と謳っている以上、というか実際に自分たちの畑で種まきから収穫までこの手で育てた草花や、山で採取した木の実、木の葉で…というこだわりでリースやブーケを束ねています。 なので、市場は自分には関係のない場所だと花屋を立ち上げてからずっと思っていたので、昨年末あたりからデビュー…というわけです。 果たして本当にそうなのだろうか。 そう、というのは、<本当に自分にとって市場は関係ないものなのか>

          道草Sunpo/こだわりたいけど、とらわれない

          子どもはみんな遊びの天才

          Stay Home。 子どもたちは遊びをつくりだす天才です。 卓球をはじめたと思えばなぜか服を脱ぎ始める。 ここまでくると、どうぞお好きに。 得点係のなっちゃん、くるくる回転、るんるんステップ。 楽しいのが一番ですから、<服を着てね>なんてナンセンスなことは言わないつもりです。 そのあとはおはじき。ルールも自分たちで考えて、新しい遊び方をあみだしていく長男。 こういう子どもたちの姿を見ていると、やっぱりゲームに出会うの時期はなるべく遅くしてあげたい、と思う。

          子どもはみんな遊びの天才

          肩書、いっぱい

          2021年、最初の仕事は野菜でもはなく草花でもなく…コピーライティングでした。 20代の頃に広告代理店に勤務してから約10間、様々な媒体に関わりながらコピーを書いてきました。 出産を機に移住となり、退職。とはいえ住まいが都心部から離れても、フリーライターとしてほそーーーくながーく文章を書く仕事に携わってきました。 しかし。自宅でコピーを書きしたためる、というのは小さな子がいる環境ではとても難しい。 常に頭のなかで関連ワードがぐーるぐると回っていて上の空。 「ねー、ね

          肩書、いっぱい

          2121年、はじまりました

          あけましておめでとうございます。 暖冬や長雨の気候変動、先が見えないウィルスとの闘い…と自分たちの力だけではどうにもできないものとの折り合い、をつけ続けてきた昨年。 でもそのなかで<じゃあ自分たちはどうしたいのか>という選択肢を常に突きつけ模索しながら、可能な限りのアウトプットが実現できた一年であったようにも思います。 とり巻く環境に一喜一憂していても何も解決しない。その環境のなかで何ができるか、そしてそれはワクワクするのか。 外であそぶ、というこの里山のフィールドを

          2121年、はじまりました

          お山の田植え隊2018、大募集!

          4月に種をまいた稲もすくすくと成長しています。今年もたくさんの方たちと手植えでの田植えをできたら!と思っています。 労働ではなくあそびのお米づくり。おいしいお米ができる最初の一歩をぜひ体験してみてください。秋に収穫できるお米のおいしさがきっと格別になるはずです。 ※田植えと併せての前泊キャンプイベントも開催します。 田植え詳細の後にキャンプ詳細記載していますのでご覧ください。 ■日時:6/3(日)  AM10:00-15:00ぐらいまでを予定 *小雨決行、荒天順延。当

          お山の田植え隊2018、大募集!

          出店情報’18年

          出店のお知らせです。 ’18年 ------------<5月>------------ ■5/20(日) 10:00-16:00 カタカタ市 会場 美濃加茂市中の島公園 どれも素敵なマーケットばかりです。 ぜひお立ち寄りください。

          出店情報’18年

          お皿が潤うカッパの経済学セミナー

          『中山間地を生き残るための課題と戦略』大それたタイトルだが何となく抱えている危機感と不安から、自然と出てきたタイトルに沿ってセミナーを主催した。 もともと僕たちは現代社会のお金の不公平感や一方的な流れ、時には搾取ともとれるシステムに疑問を持って、問題解決の糸口として里山に移住した。環境を壊さず自然に寄り添った農業で小さなマーケットを築けば、平等なお金の循環がつくれると思って来たし今でも思っている。ただこれが、言うのは易し、やってみると課題は大きく多い。さらに里山は言わば日本

          お皿が潤うカッパの経済学セミナー

          【参加者募集】お山の味噌づくり2018

          寒い日がつづいていますが、今年の積雪は少なめ。 とはいえ朝の冷え込みも厳しく、黒川は農閑期を迎えすっかり冬景色です。 畑はカチコチに強烈な霜柱で固まり、そんな日はコツコツと大豆の選別を進めています。末娘が必ず手伝い(邪魔?)にくるので、なかなかはかどりませんが…。 たくさんのお問合せをいただいているお味噌づくり。 ご興味ある方はぜひご参加ください。 昨年は秋の長雨と台風、そして獣害も加わり、大豆が不作でした。味噌づくりは収穫量が豊富だった黒千石大豆もあわせて作ろうと思い

          【参加者募集】お山の味噌づくり2018

          オアシス出店します!

          明日はオアシス21朝市に出店します。 今年の新米でついた『たかやま餅』。白、3分づき、赤米の3種類。黒川の老舗和菓子屋さんの大黒屋さんでついていただきました。杵つきなので、食感も柔らかさも絶妙です! ひきたて黒千石きな粉もお持ちします。こちらも香り最高!ぜひお餅とセットで! こっそりとお山のクリスマスリースも・・・ 正月セットにクリスマス、早とちり農園ですが、ぜひお立ち寄りください! 11/25(土) 8:30-11:30 名古屋栄オアシス21 #暮らすファームsunp

          オアシス出店します!

          原木椎茸登場!

          原木椎茸も出てきました! 写真はイイトコ撮りのまだまだ宝探しぐらいの数ですが、赤ちゃんも見かけるようになってきました!特大のやつも出現! マッチ箱や僕の手が小さいわけではありません・・・ 鍋の季節にぴったりの逸品です。あと1〜2週間ほどで出荷できそうです! #暮らすファームsunpo #原木椎茸

          収穫祭2017のお知らせ

          収穫祭のお知らせです! ぜひとも奮ってご参加ください。 ■日時:11/26(日) 10:00~14:00 ■場所:Sunpo  岐阜県加茂郡白川町黒川2482-3 GoogleMAPが使える方は暮らすファームSunpoで検索してください。  車は北黒川公民館に駐車してください。 ■内容: 新米!!みんなで育てたお米をいただきます! 農家レストランまんまのケータリングランチ 野菜収穫と豚汁づくり  ...etc ■参加費(ランチ代): 2000円/大人1人

          収穫祭2017のお知らせ