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獣医師の僕が気づいた、牧場経営に必要な+α

こんにちは。ファームノート編集部の秋山ウテです。

ファームノートで働く仲間を紹介する企画の第2回目!

今回は、海外事業部で活躍中の平さんにインタビューしました。

入社早々、新アプリの立ち上げ

--今、どんな仕事をやっているんですか?

今は海外の酪農家さん向けにアプリを作っています。
海外版Farmnoteっていうイメージですね。
僕含めて6人でやってます。

-- そのプロジェクトの前は何をしていたんですか?

Farmnoteの機能改善を担当していました。

Farmnoteの画面イメージ

-- 印象に残っているお仕事はありますか?

Farmnote Breed(ファームノート ブリード)っていう新しいアプリを作ったことが印象に残っています。

*Farmnote Breedの画面イメージ

-- どんなことを感じました?

入社して2ヶ月しか経ってなかったので、正直な話、何もわからないっていう状況でした。(笑)

当時、どんな方でも使える牛の管理アプリを作ろうとなったんです。
で、『プロジェクトのリーダーは本多さん(現ファームノート執行役員)、サブリーダーは平さん』って決まって…
その時、ただただ『!?』となってました。

とりあえずやるしかない!』となりましたね。

後日談ですけど、スマホに慣れていない牧場主さんもこのアプリを使ってくれていると聞いて、すごく嬉しかったのを覚えています。

獣医師の僕が出せる価値

-- 不安なことはありました?

正直なかったですね。
なぜかというと、全員がサポートしてくれたからなんです。
例えば、当時のエンジニアリーダーが、アプリの仕様を決める手順とかを手とり足取り教えてくれたんですよね。

獣医師の僕に期待されていたのは、牧場主さんの気持ちに寄り添うこと、牛についての専門知識を製品で表現することだろうなと。
そこが僕の価値が出る部分なんじゃないかなと考えていました。

診察時代に気づいた+α

-- ファームノートに入る前は何をしていたんですか?

牧場に関連する仕事をいろいろやっていました。
愛知県岡崎市の職員として、伝染病の予防を牧場と一緒に取り組んでいたり、診察もやっていました
あと、牧場に就職して従業員として働いていた時代もあります。

-- どんなことがきっかけでファームノートに入ったんですか?

獣医師のスキルを活かして+αで価値をつければ、牧場経営にもっと貢献できると思ったんですよね。

以前からファームノートのことは知っていました。
ここで、僕の想いが実現できるんじゃないかと思ったんです。

原因の特定にはすぐにアクセスできるデータが必要

-- 具体的にはどういうことですか?

牧場経営では、病気を予防していくのが大事なわけですけど、その前に原因を特定することがもっと大事なんです。

でも、原因を特定するために必要なデータが手元にあまりないケースを牧場従業員時代と診察時代に目にしていました。(情報がバラバラに存在しているケースが多かった)
そうなると、多くの場合手当たり次第改善策を実施するしかないっていう状況になってしまいます。

そんな状況を少しでも変えたいって思ったんですよね。

もっと牧場主さんが使いやすい製品を

-- 今どんなことを目指していますか?

牧場経営に必要なデータが手元にあって、関係する人みんなで改善できる状態を目指しています

この実現のキーマンになるのは獣医師だと思っています。
なぜかというと、牧場主さんの課題に、より濃く寄り添えるはずだと思っているからなんですよね。
あと、牛の専門知識が豊富だっていうことも挙げられます。

今ファームノートは正直なところ、”まだまだ伸びしろがある”サービスです。
けれども、僕含めて獣医師は2名しかいないんです…

社内に獣医師チームとか作れたらいいな…なんてことも考えています。

獣医師の方で、自分の専門知識を活かしながら牧場経営のサポートをしてみたい方がいらっしゃれば、まずは気軽にお話できればと思ってます!

*2019年3月25日時点で募集中のページ

***

今回は獣医師の平さんにお話を聞きました。

ここで紹介しきれなかったお話もたくさんあったので、第2弾を準備中です。
次回もお楽しみに!

プロフィール
平 勇人(たいら ゆうと)

岐阜大学応用生物科学部在学中に、牛への愛が芽生える。卒業後、獣医師・研究員として岐阜県畜産研究所にて勤務。岡崎市動物総合センターを経て、牧場にて酪農に従事する。そこでの気付きから、より多くの牧場に貢献するべく、2017年3月にファームノートに参画。獣医師としてのスキルを活かしながらプロダクトマネージャー兼UXデザイナーとして成果を出し続けている。
インタビュアー・編集:秋山ウテ
撮影:和田真実子
取材日:2019年3月22日
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