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こまきさわこ プロフィール  高校編 -2-

《自分への信頼を失った》 高校編 -2-

その後もその人をもう一度好きになろうと向き合った。自分の内側で起こっていることも正直に打ち明けて、どうしていこうかと向き合っていた(本当に大人なおつきあい)。

今の自分だったら、彼とうまくやっていけたのでは?と思います。

でもこの頃は、自分の内面が嵐の上、自分のことを否定して、嫌って、自信もなく、不安や恐れが強すぎて、ぐちゃぐちゃだったので、愛もとても強かったし、どうにかしたいと思っていたし、できることは全部したけれど、彼とのこと、彼への気持ち、彼といることでの苦しさをどうすることもできなかった。

「もう一度好きになりたい」(いや、実際はとても愛していたんですけれど、その上にある苦しさや痛みに押しつぶされていただけ)「大切にしたい」と頑張ったけれど、お互いにどうしようもなくなって、最終、手術直前に突き放してしまう。


罪悪感は元々強かったが、この時自分への信頼を決定的に失いました。『自分は許されないほど、最低で最悪な人間だ』と十字架を背負った瞬間です。


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大切だと思う人ほど、その人から離れなくてはならない。

大切にするために離れる。

という選択をその後の人生でよくとっていましたが、それは


“自分が最低で最悪だから、幸せになってはならない”


というこの時の体験から来ているのだと思います。


ちなみに、私が入った高校は、鹿児島の公立では1位のところです。ラ・サールがあるから1番ではないにしても、由来も歴史もある高校でした。
叔母が昔同じ高校に行っていて(その時は一高女といって、鹿児島の女子向けの最高の学校でした)なので受かった時に「誇らしい」とお手紙をもらったのを覚えています。

ここからはうちの家系?の話をします。

うちの祖父は名誉町民で、叙勲されています。
父も一昨年亡くなる前に叙勲されて、名誉町民にもなりました。
父方の親戚は大会社のインド支社の社長だったり、叔父は日本で初めて国語辞典を作った人だったり、いとこは名門私立大学の教授だったりします。
要は地元の名士と言われる家系です。


だから、母が反対するのも、まあ仕方なかったりはしたのです。そんな家にこんな自由人が生まれたのだから、親は心配したことでしょう。

とは言っても、うちの父はそのさらに上をいく自由人でしたが。+ 超人的なところもありました。


話は逸れましたが、何が言いたいかというと、
前回書いたように、優秀だったにも関わらず、当時はまっっっっっっったく、受け取れませんでした。

まじで『自分 死ねばいー』と思ってました。

そしてそう思っているからこそ、そう信じているからこそ、そういう現実を作り出してきているのです。


私の人生は、その誤った認識を正していく道のりでした。

誤解を解いていく道のりでした。


だからこそ、人の自己認識って本当に大切だと思うのです。
自己肯定感にしてもそう、自己イメージに関してもそう。


結局のところ、

『自分が自分をどう認識してるか』


そして、

『自分が自分をどう扱っているか』がとても大切なのです。



高校の時、彼を裏切ってしまった(裏切ってないんだけどね)こと、そして、見捨てたこと(見捨ててないんだけどね。その後も彼の大学の入学式に出たり、手術の後もやりとりしてました)で、

本当に自分は最低で最悪だ

というビリーフができました。できたというか、”強化”された。

でも実際のところ、それまでの私は、”自分は愛されない”というのはあっても、”自分が最悪で最低”というのはここまでのレベルでは持ってなかったんだと思います。

『なぜかそうなのかもしれない。。』とは思っていたけれど、この時は、

自分自身で自分自身のことを「最低、最悪なやつ」と心から思ったんです。

自分への信頼を失った瞬間でした。


これも誤解なんですけどね。今までの文章を読まれた方で私のことを”最低で最悪なやつやな〜”って思う人はいないと思うんです。

” そうなるよね ” 

” 仕方ないよね ”

 ” 事情ってあるよね ” 

ってそう思ってくださってると思うんですよね。


要は やっぱり ” 自己認識 ” ということです

それでも自己認識とはいえども、それはビリーフです。大前提になっているわけですから、そういう現実を作り上げていきます。

だからこの頃から、だんだんと荒れていきます。自分が手に負えなくなっていくんですね。

その自分が手に負えない当時の ” 内面 ” としては、
・”自分をわかってくれない”、”身勝手な”親に対しての復讐したい心
・今まで犠牲してきたことの反動で噴出し抑えきれない怒り
・頑張って結果出しているからこその「ここまでいうこと聞いてやってんのに」という傲慢さ
・早くから苦労が多かったため早熟で本質的な部分を理解していたため
周りの普通で平凡に生きてる方々(そんな人なんていないのだけど)を馬鹿にする
こんな感じです。

だんだん、意図せず、自分が嫌な奴になっていったり、
本当はしたくないのに誰かを攻撃したりなど
自分の内面としては ”そうせざるを得ない、どうしようもない” というような状況になっていきます。

それまでは皆の期待に応えようと、愛されたいと
正しさで自分を抑え込み、根性で乗り切り、

力技で押さえ込んできた自分の内側が噴出し、

『自分を止められない』といったことが起こっていく。


押し入れにためてしまった感情を力技で食い止めることができず、
溢れ出してきたタイミングです。
そしてそれに翻弄され、どんどん、後悔や失敗感を重ねていくフェーズに入ります。


なので、これから、たくさんやらかしていきますw

実際のところ、ぶっちゃけここからは、ものすっごく重くなるかもしれません!!

といっても読んでる人はどうかなー。

書く私は重くなっていきますね。えぇ。

勇気もいりますし、自己開示の怖さが出てくるところです♡

応援して♡


してぐんねーと、オラ、ぐれてやっがらなー。 w




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