みなさん、こんにちは！
アテンダントのDaiki Ogawaです。

UNIQLOやブランド古着屋での販売スタッフやバイヤー、ファッション誌の編集アシスタントなど、学生時代からアパレル業界の経験を積んでおりました。

大学卒業後はコンサルティング会社で4年間働き、現在はフリーでの経営コンサルタントとして活動しながら複数の事業を行っています。

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◆クライアントさんからの相談、要望

今回は女性を対象に接客の仕事をされている男性からのご依頼です！
・東京在住、39歳
・身長168cm、細めの体型
・黒髪で上品な雰囲気　

お悩みやご要望をまとめると、以下の3つに。

◆コース内容

２時間コース

◆予算

6万円～10万円(ある程度お金をかけて良い物を揃えたい)

◆アテンドしたエリア

新宿

◆事前カフェミーティングの内容

アテンド開始前にカフェで顔合わせと、作戦会議をしました。
服装はこんな感じ。

ボルドーと白がミックスされたニット、デニム、グレーのコートにキャメルの革靴のコーディネート。
清潔感があり、スッキリまとまってはいますが、アウターとシューズのカッチリとした感じが、確かに普段はスーツ姿が多いんだろうな、という印象を受けました。
今回は「ホストのような雰囲気で女性ウケを狙えるファッション」がご希望とのこと。どうしてもスーツ感が出てしまうのが悩みで、遊びを取り入れて垢抜けたいというお話も伺いました。

予算が6～10万円と高めなので、上質なものが揃えられそうです。
ある程度お金をかけていいものを購入するのであれば、ベーシックなアイテムを揃える方がコーディネートがしやすく、長く使えるのではないかと思い、上品なお顔立ちと39歳という年齢を活かした、「余裕のある大人のコーディネート」で女子ウケを狙っていく作戦はどうかと提案させていただきました。
ホスト系のファッションほど、今の服装のテイストからガラッと路線変更するわけではないので、もともと持っているアイテムと組み合わせやすいということもポイントです。

今回は「脱スーツ」をテーマに、いよいよアイテムを探していきます！

◆アテンド内容

【①ブランド古着屋】

新宿東口～新宿三丁目付近に多いのがブランド品を中心に取り扱っている古着屋さん。
古着といっても、状態の綺麗なものが多く、定価の5分の1や10分の1で買えることも。ブランド品はシルエットがきれいで縫製がしっかりしているものも多いので、コーディネートの中に一着でも取り入れることで、一気に上質な印象を持たせることができます。定価で購入するほどの予算はない…という時はブランド古着屋で購入するのがオススメです。

実際に見て回った店舗はこちら。
・RINKAN
・Kind
・BRING
・2nd street
・Mode scape
・RAGTAG

何着かシルエットや色が違うものを試してみましたが、
・目鼻立ちがはっきりとしたお顔立ち→淡いトーンの色よりもコントラストの強い色が映える
・男性らしい、いかり肩体型→肩パッド入りだとスーツ感が増してしまうため、私服では丸みのあるシルエットのアイテムでカジュアルダウンが◎
ということが分かりました。

色々見て回った結果、RAGTAGにてこちらのコートを購入しました。

＜購入したもの＞AMI PARISのコート：ホワイト×ブラック（34,600円）

イメージ通りのオーバーサイズめな丸みのあるコートがちょうど見つかったので、迷わずこれを選択。ホワイトとブラックの太い糸で編まれたヘリンボーンの風合いのおかげで、柔らかい雰囲気もあります。

AMIはパリコレにも毎シーズン出ているフランスのブランドです。
比較的若い世代（20~30代）の顧客が多い印象ですが、独立するまでDiorやGivenchyといったブランドでテーラリング（ジャケット等を作る）経験をデザイナーが積んでいたこともあり、ジャケットやコートの仕立てのクオリティもかなり高めです。
AMIについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もチェックしてみてください。

こちらのコートの値段は3万円オーバーでしたが、定価で20万円程度はするコートなので、新品で買うことを考えるとかなりお得な金額です。

冒頭申し上げた通り、定価の5分の1や10分の1で買えることも多いブランド古着屋ですが、常に新しい在庫が入る点も古着屋ならではの嬉しいポイント。

日々買取したものが新商品として入荷してくる為、行く度に違うアイテムに出会えるチャンスがあります。

ブランド古着屋についてはこちらの記事でも触れているので、是非チェックしてみてください。

【②HARUTA】

シューズを求めて向かった先はルミネストにあるこちらのお店。

HARUTAと言えば、学生時代に制服で指定されていたローファーを思い出す方も多いのではないでしょうか。

遊びを取り入れたファッションがしたいというお話を聞いていて、シューズはこれしかない！と思ったアイテムがこちら。

＜購入したもの＞スポックシューズ：ブラック（8,800円）

もともとはお医者さんの履くシューズとして作られたもので、軽くて履き心地もよく、脱ぎ履きもしやすい。履き口が広く、両サイドが開いたデザインなので、靴下の色を見せて色で遊ぶことができます。

本革を使っているのに1万円以下というコスパの良さもポイントです。馴染んでいくのを楽しみながら履くことができます。

実は私も持っていまして、7年程前から何度か買い替えつつ履き続けています。本当に使いやすく履きやすいので、あれこれ靴を履いてみて結局これがしっくりくる！ということが頻繁にあります。
私服でどんな靴を履いたらいいのかわからないという方は是非試してみてください。

パンツの裾の長さによって見える靴下の面積を調整できて、歩くたびにチラッと靴下が見えるので、気軽におしゃれを楽しめると思います。

ここまでで上質なアウター・遊びを取り入れられるシューズが手に入ったので、パンツとトップスはベーシックなものを揃えていきます。

【③URBAN RESERCH】

ベーシックなタートルネックニットを探して立ち寄ったのは、ルミネ2にあるURBAN RESEACH。

＜購入したもの＞タートルネックニット：ブラック（7,315円）

シンプルなデザインなのでどこで購入してもそれほど問題はありませんでしたが、上質なウール素材で肌触りがよく、体型に合っていてとてもお似合いでしたし、狙い通りハイゲージで綺麗めな雰囲気が出ていたのでこちらをチョイスしました。

【④UNITED TOKYO】

パンツを購入しに向かった先はルミネ2のUNITED TOKYO。

パンツでも上品な雰囲気が出るようスラックスを探していたのですが、問題はその太さ。
細身のスラックスもかっこいいのですが、スーツに近いカチッとした雰囲気が出るので、上品ながらもゆるっとした雰囲気を出したい時は太めのスラックスがお薦めです。

＜購入したもの＞ダブルクロスワイドスラックス：ブラック（14,300円）

求めていた通りの太さのスラックスが見つかったのでこちらを購入。
太目で丈も長めではありますが、うっすら光沢があり上品な雰囲気です。

【⑤ユニクロ】

HARUTAで購入したスポックシューズと合わせる靴下を求めて最後に向かったのはユニクロ。

今回揃えたアイテムが全体的にダークトーンなので、足元で抜け感が出せるように明るめの色を選びました。同じような色合いですが、実際に履いて合わせてみると印象がガラッと変わります。

＜購入したもの＞カラーソックス4足：ホワイト、オフホワイト、ベージュ、グレージュ（1,000円）

ユニクロの靴下は4足セットで1000円とリーズナブルなので手が出しにくい色のソックスも試しやすいと思います。バリエーション豊富なので、靴下でおしゃれを楽しみたい方にもオススメです。

◆まとめ

今回のお買い物でコート、シューズ、ニット、パンツ、靴下と一式揃えることができました。もともとの予算が6～10万円だったのに対して、合計購入金額は65,000円程度でした。できる限り予算を抑えつつもかなり上質なものが揃ったかと思います。
最後に購入したものを着てみて頂きました。

全体的にダークトーンでまとめつつ、大人の色気を感じるコーディネートに仕上がりました。

タートルネックのブラックがお顔を引き立たせ、表情がより華やかな印象にしてくれています。
動くたびにチラッと見える靴下に遊び心と余裕を感じられます。今回は合わせやすい色合いの靴下を選びました。次回はスポックの魅力を最大限に活かした、差し色コーディネートに一緒に挑戦できたら嬉しいです。

どんなテイストの洋服を着たらいいのかお悩みの方は、ご自分のお顔立ち、体型の研究をすると洋服選びが楽しくなるかもしれません。
お顔立ちと体型に合った洋服選びで簡単に垢抜けられます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました！

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