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【未来予測】ファッションの流行は一定の理論に基づいて予測できる(後編)

こんにちはHIROYUKIです。

前回「事物の螺旋的発展の法則」について説明をしました。

簡単に概要だけ言うと、流行の正体は時代を経ていく過程で起こる、2つの事象が交互に繰り返される連続だ、ということでした。

実はこの法則はなんでも当てはまりますし、ファッションもある2つの事象を繰り返しながら、時代を経ていることが歴史を見るとわかるのです。

さて、ここからファッションがどんな流行を繰り返してきたかを一度振り返ってみましょう。

これを読むことで、もうあなたは他の人に合わせて流行を追い続ける必要はなくなるかもしれません。(なぜなら次にくる流行を予測できるため、追う必要がないからです)

まず、ファッションの流行の歴史を見ると、ある2つのコンセプトが交互に入り混じっていることがわかります。

その2つのコンセプトとは、

「派手さ」「シンプルさ」です。

さて、時代の流れをここで振りかえってみましょう。

以下の3分の動画をご覧ください。
内容は100年の歴史をファッションで振り返るというものです。
100 Years of Men’s Fashion in 3 Minutes

動画をご覧いただいた方はお気づきかもしれませんが、1965年まではファッション自体はシンプルでしたよね。

では、1965年以降はどうかというとかなり派手になっていくのがわかります。

時代は「シンプル」から始まり、「派手なもの」に移り変わっていますよね。

上記の動画は海外のファッションの歴史ですが、国内でも同じようなことが言えます。

例えば1960年代、日本では何が流行っていたかご存知ですか?

それは「ヒッピー」というものです。
ヒッピーとは伝統など、すでにある価値観にとらわれずに、脱社会を掲げて自由を追い求めるような人たちの考えのことです。

このヒッピーから生まれたファッションは今までに無いくらい「派手」でした。

それ以前は比較的シンプルな服装が目立っていましたが、この時期から次第に国内のファッションは派手さを増していきます。

時代は変わり、1980年代。
国内では「竹の子族」というものが流行りました。

原宿を流行した、派手な衣装とともにディスコサウンドに合わせて踊る人たちのことです。
派手すぎますよね笑

そして1990年代のやまんばギャルの流行を境に、急激にファッションは「派手さ」から「シンプルさ」へと移り変わります。

2000年代はスキニージーンズなどが流行りました。
シンプルなアイテムで、足のラインをキレイに見せてくれるため、人気が当時爆発したんですね。

その後、2015年代はガウチョパンツが流行りました。

1960年代→2000年代にかけてちょうど40年間で「派手」→「シンプル」の順に繰り返していますよね。

「いや、1960年代以降はわかったけど、1960年代以前はどうなの?」

はい。それでは、40年スパンで見ていきましょう。
(時系列が昔に戻ります。)

1920年代のファッションは理論上、「シンプル」でなくてはだめですよね。

1920年代は大正時代です。

男性はスーツスタイル、女性はスカートスタイルで統一されていますよね。
女性などは関東大震災における、走りにくい服装などによる避難の遅れによる死傷者が相次ぎました。

そこから、どんどん動きやすさも兼ね備えた、洋服のテイストがファッションに加わっていくことになるのです。
私服は当時、制服のような感じだったんですね。

ここまでを時系列でまとめて見ましょう。
1920年代(シンプル)→1960年代(派手)→2000年代(シンプル)

→2040年代(派手?)

1920年代から2000年代まではファッションのテイストがシンプルさと派手さを交互に繰り返してきたことがわかります。

これはまさに「事物の螺旋的発展の法則」というべきですよね。

40年スパンで見ると、おそらく2040年代になるとまたファッションの大きな流行の流れが変わると思います。理論上、竹の子族やヒッピーなどのような派手なファッションが流行ると予測されます。(答え合わせのしようがありませんが笑)

40年後はさすがにわからないですが、直近の未来では「シンプル」のトレンドは続いていくと思います。

今後のファッションのキーワードとなるのは「ウェアラブルデバイス」などがキーワードになるのでは無いかと思います。

もしかしたらみなさんが持っているかもしれないアップルウォッチなどのデバイスは服などにも同様の機能がついて、お金が払えたり、健康状態を常時測定してくれる未来が訪れるかもしれません。

こうなると、最近すっかり人口も増えてきたミニマリストの方にとってはずいぶん生きやすい未来となりそうですね。(何も持たなくて済みそうなので)

実はミニマリストの方々はもう未来の考えを先取りしているのかもしれません。

今後の未来が楽しみですね。

それでは。



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