居酒屋で「とりあえずビール！」と同じレベルで、セネガルに来たらまずはチェブジェン。

セネガルへの旅行者がチェブジェンを食べずして帰ることはまずない。

セネガルの代表的な料理と言ったらチェブジェン。

魚とたくさんの野菜が日本人好み。

そしてやはりものすごく手が込んでいる。

セネガルでのチェブジェンの作り方はこうだ。

こうやって動画を見てみると、日本でなかなかお目にかかる機会が少ないのも納得。

チェブジェンに使われている食材の調達が難しいのと、野菜と魚を煮込んだ煮汁で米を炊くとういう行程が非常に時間がかかる。

そこで、ここでは、日本の食材で誰でも簡単に美味しく作れるFATIMATA流チェブジェンの作り方をご紹介！

ご用意いただく食材

3~4人前（家族が多い人は、量を増やしてみてください。）

＜チェブジェンの中に入る野菜類＞
（お好みで足し算引き算してください。）
＊にんじん 1本
＊ナス 1本
＊かぼちゃ 1/8（元々カットしてあるものが楽です。）
＊キャベツ 1/8
＊大根 1/4
＊じゃがいも又はサツマイモ 1個
＊オクラ 4本

＜チェブジェンの隠し味に＞
＊玉ねぎ 半分
＊ピーマン 半分
＊トマトペースト カゴメなら６袋全部（カットトマトでも可（その場合半分）トマトケチャップは不可）
＊アンチョビ缶 半分（あれば）
＊スルメ又は煮干し 少々（おつまみ棚の100円コーナーのあたりめで良い。）
＊マギーブイヨンか塩かナンプラー（味の調整として）
＊ローリエ
＊サラダオイル （炒める用）

＜ムニエル用＞
＊魚の切り身 2尾（ムニエルに合わせやすい切り身魚であれば、カジキマグロ、真鯛、鮭、なんでもでも良い。骨がない方が食べやすいです。）
＊小麦粉（米粉や片栗粉でもよい）

＜チャブジェン用の赤いごはん＞
＊米 2合くらい
（炊飯ジャーを使います。ご飯は作ったスープで炊きます。通常の白ご飯は炊かないように！）

＜ノッコス（魚の下味に）＞　
（フードプロッセッサーで粉砕します。）
＊生パセリおおさじ2
＊玉ねぎ1/4 又は あさつき 2本
＊ピーマン 半分
＊塩、コショウ 少々
＊マギーブイヨン 1個
＊乾燥唐辛子（鷹の爪）2本（一味唐辛子でも可）
＊にんにく2~3片

＜お好みで＞
＊レモン汁 少々
＊練り梅（はちみつか砂糖を混ぜてすこし甘酸っぱくします。）

*仕上がったチェブジェンにお好みでかけて酸味を加えます。

量はだいたいです。

調理器具

＊フードプロセッサーまたはミキサー
＊大きめの鍋
＊フライパン
＊炊飯ジャー

作り方手順

１、ノッコス（上記の分量を参照）をフードプロセッサーにかける。
２、玉ねぎ（半分）とピーマン（半分）をみじん切り（またはフードプロセッサーで荒く砕く）
３、魚の切り身をさっと洗い、水気を取ったら魚に包丁で数カ所の切れ目を入れノッコス（半分）をすり込む。両面まんべんなく。（そのまま置いておく。）
４、野菜をカットする。
にんじん1本（縦半分に切る）
ナス1本（縦半分に切る）
かぼちゃ1/8
キャベツ芯ごと1/8（芯の部分は捨てない。）
大根1/4（縦半分に切る）
じゃがいも（メークイン）又はサツマイモ1個（縦半分に切る）
５、大きめの鍋に油をひと回しくらい（セネガルっぽくするならふた回し）たっぷりひき、スルメ又は煮干しを軽く炒めて、油に魚っぽい臭みを付ける。
６、２の玉ねぎとピーマンを入れしんなりするまで炒めたら、アンチョビを入れて少し炒める。
７、鍋に（鍋の半分くらい）に水を入れる。（全ての野菜が浸るくらい。）８、入れた水がグツグツ煮えたら残りのノッコスと、鷹の爪を2、3本を入れる。
９、大根と人参とキャベツを入れる。さつまいもの場合もここで入れる。
１０、味を見て、トマトペースト６袋（なければ減らしても可）とマギーブイヨンや塩、ナンプラーで味を整える。蓋をして中火で20分。
１１、その間にお米を研いで、水に20分くらい浸しておく。
１０、じゃがいも、ナス、かぼちゃを加えて（オクラはまだ）20分煮る。（水が少なくなっていれば少し足して塩などで味の調整をする。）残り10分くらいのところでオクラを加える。
１２、（煮詰めている間に）お玉でスープだけをすくって炊飯ジャーに入れお米を炊く。（炊飯ジャーの水のメモリと同じ分量で。）
１３、ご飯を炊いている間に切り身魚全体に小麦粉をまぶし、フライパンに油を引きムニエルにする。
１４、練り梅にスープを少し足してお砂糖を混ぜて甘酸っぱいソースを作る。
１４、ご飯が炊けたら、大きめのお皿にご飯を平べったくよそい、真ん中にムニエルを置き、その周りに野菜を並べ、汁を上からパラパラとかけ、端に練り梅ソースを添える。（セネガル風盛り付け。）
（人数や食べる量に合わせて、野菜や魚を小さくカットして並べる。）
１５、お好みでレモン汁をかけていただきます。

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