「立つ鳥跡を濁さず」以降の鳥のプレッシャー


 ひいひい言うとりますけども。

 僕の人生は、15歳ぐらいまではそこそこ順調でした。
 クラスのカーストのトップにいたし、それなりにモテたし、委員会の長をやったりね。イケイケですよ。卒アルのクラスページの"いいお父さんになりそうな人ランキング”で3位に選ばれちゃったりして。親3歳の頃に離婚してるっちゅうねん。皮肉かい。

 「いい高校に行けば楽していい大学にいける」と塾の先生に導かれ、内申点では絶対に通らないであろう高校にめちゃくちゃ無理をして入り、めちゃくちゃ無理をして入ったせいで本当に勉強についていけなくなり、不登校になったり保健室常連になったりしました。提出物とかもほとんどやらなかった(中学校の時からだけど)ので留年ギリギリでした。逆に何したら留年になるんだ。

 そこそこの大学のアホめな学部に入り、1年の後期が始まってすぐぐらいの頃、急に教室に入れなくなりました。
 件名:教室に入れなくなりました。
Re:なんで入れないの?
Re:Re:教室に入れないからです。
Re:Re:Re:だから、"なんで”入れないの?
Re:Re:Re:Re:教室に(以下略)

 誇張抜きに頭の中こんな感じでした。今でも理由は分かりません。たぶん行きたくなかったからでしょう。教室に。


 20歳になった年に学校をやめ、フリーターになりました。
 初めてのちゃんとしたアルバイトでしたが、職場の人も優しく、仕事も楽しかったです。一回りぐらい年上の女性の方と相手の家でセックス未遂のことを何回かしました。大人になるってこういう事かなと思いました。僕が入社してから1年と2ヶ月後に会社は倒産しました。

 そこから、2社で正社員として働きました。
 完全週休二日を謳っているが実際は月に休みが5日しか取れない会社と、「前の会社はひどかったね〜、うちはそんなことないから」と面接時に言ってくれた、8時〜21時の21連勤を強いてくる会社でした。当たり前すぎて書くのを忘れていましたが、当然残業代と休日出勤手当はありません。彼女ができたりセフレができたり体重が20キロ増えたり車を買ったりしました。

 またフリーターに戻りました。
 周りの人に嘘をつくようになりました。
「仕事は順調だよ」「もう悩みはないよ」「うまくいってるよ」「まだまだ人生これからだから」「希望しかないですよ」「大丈夫だから」

 フリーターに戻ってからもうすぐ2年が経ちます。
 周りの同級生はみんな当たり前にちゃんと仕事をしていて、結婚するやつも出てきて、本当にすごいと思います。
 この2年間で、僕は、適当にフラフラして、また太って、仕事も飽きたらやめての繰り返しで、特に何を生み出すことも、何かを壊すこともせずに生きてきました。
 楽しく生きていたように見えたと思います。
 生きているように見せるのはこの2年間で上手くなりました。

 何かに縛られずに生きている人は、ほんのひと握りだと思います。

 僕は、母親の、「片親だけど他と変わらないぐらいちゃんと育てた」という言葉に縛られていたことに、恥ずかしながら最近気がつくことができました。

 なので、僕の人生が上手くいっていかないのは、単に僕の努力不足だということです。

 ですが、僕には自分がもう社会のシステムに乗っ取って働けないということが分かっているので、努力のしようがありません。

 
 つい先日、"反出生主義”に関する本を読みました。
 そこで書かれていたのは、曰く、反出生主義とは産まれること自体はこの上ない悪で、すべき事ではないが、産まれてきたしまった自分や他の人は、できるだけ幸福に向かうように生きなければいけない、というものでした。

 僕は自分が産まれるべきではなかったなぁ、と思いますが、後半部分の記述には当てはまらないので、反出生主義ではないということです。

 以前、友達と話していた時に、「君は反出生主義っぽいね」と言われたことがありましたが、違うようでした。違うらしいよ〜。

 話が飛び飛びですみません。
 あんまり頭で考えずに指の進むままに打ってるとこうなっていけませんね。
 普段のnoteは文字数とか表現とかちゃんと考えてるんですけど。

 特に言いたいこととかないし、このnoteを読んだあなたにこれを伝えたいみたいなメッセージ性もないんで、あんまり文章としてはよくないですね。

 さてさて、少し脱線が多くなってきたので、ここから少し頭を使ってちゃんと文章を書くことにします。

 "無敵の人”と呼ばれる人達がいます。
今さら意味を説明することはしませんし、したくもありませんが、本当にどうしようもない、悲しい話だと思います。

 僕は好奇心旺盛な人間だと思っています。
 どんな味するんだろうと思って、焼く前の餃子のタネや柔軟剤、自分の精子を舐めてみたことがあるぐらいの人間です。

 なので、「人を殺してみたかった」という理由の殺人はまだ理解出来る部分もあります。(理解出来ると肯定するには雲泥の差があることを予め強く周知しておきます)
 
 ですが、「死刑になりたかった」みたいな理由で犯罪をする人間のことは全く理解できません。

 ネットでは簡単に「安楽死を合法化しろ!」と言いますが、そんなことが簡単にまかり通るほど世界は命を軽く考えていないし、そもそもそんなことに出すお金がないので生活困窮者・精神障害者の犯罪率が今後爆発的に増加しない限りは、安楽死が合法化されることはないでしょう。
 なので、僕から1つ提案なのですが、日本は人口密度が高いようで、まだまだ未開拓の地(より厳密に言えば今なお人の手があまり入っていない山林)があります。そこに「落ちたら絶対に死ぬ崖」みたいなの作ったらいいんじゃないでしょうか。水なしのダムみたいな感じで。名目上は「ゴミ廃棄予定場」みたいなしとけば人権的にも問題なさそうだし。いかがでしょう?


 すみません、今のはまじでしなくてもいい話でした。無駄にインターネットのデブリを300文字近く増やしてしまって申し訳ないです。

 結局何が言いたいのかというと、何も言いたくないのです。
こうやって意味のありそうでないようなことをどれだけ書き連ねても、誰にも届かないし、僕の現状は何も変わらないし、文字通り"言葉遊び”でしかない。 

 僕の人生は遊びです。
 遊びなんて真面目にするもんじゃないから。
  ルールなんて、あってないようなもんだし、いつやめたっていい。

 飽きたらやめればいい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?