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NZワーホリ。帰国しました。


Hello there! またもや久しぶりのnote投稿となってしまいました。毎回同じことを書いていますが、本当はもっと記事を書くつもりだったのに。笑

最後に書いた記事の日付は11月。NZ滞在6か月目のとき。
あれから月日は経ち、当初の予定通り、2月末に私は日本へ帰国しました。
NZ滞在は9か月程度、働いた期間はちょうど8か月くらい。帰国して2か月ほど経ってしまったのだけど、記録に残しておきたいという意味でも、ちょっとワーホリ生活後半を振り返ってみようと思います。

2023年5月末にNZに入国。6月半ばに仕事が見つかりスタート。9月末には、これは本当に予想していなかったんだけど、パートナーができました。彼と初めて会ったのは8月、サッカー女子W杯の日本代表戦を一緒に観戦したとき。その後、デートを重ねてお付き合いするに至りました。(彼は日本人なのだけど、NZの居住者で、永住権も持っている。)

ワーホリ後半は、大好きな彼とたくさん一緒に時間を過ごした。
12月からは1日中半そでで過ごせるくらいにあたたかくなって、日も長くなって、夏が来たなー、という感じ。クリスマスに向けてお店の営業時間も長くなって、NZではめずらしいと思ったのだけど、23時に仕事を終えることもあった。夏のクリスマスだけど、イルミネーションをちょくちょく見かけるし、流れてくるクリスマスソングは冬をテーマにしたものが多かったから、そのちぐはぐな感じもちょっと面白かった。
そして私はクリスマスを前にまた風邪をひいてしまう。40℃を超える熱が出て、びっくりしすぎて思わず笑ってしまったのだけど、彼に看病してもらいました(たぶん風邪を私にうつしたのも彼だけど。笑)。異国で看病してくれる人がいる安心感といったら。感謝の気持ちでいっぱい。本当に頭が上がらない。

クリスマス当日は雨。お店もどこも開いてないし、仕事ももちろんお休みだったから、前日のイヴからホテルをとって、のんびりゆっくり過ごした。おいしいものいっぱい食べてお酒をたくさん飲んで、プレゼントを交換して。大好きな人と過ごすとても贅沢なクリスマスでした。


年明け1月からは、なんと縁あって彼との同棲生活がスタートし、最後の一か月ちょっとは一緒に暮らす。そしてラストスパートと言わんばかりに、週5のフルタイムで働きつつも、2連休と休みをとって、そのたびに国内旅行。まさにワーキングホリデーって感じ!彼にはたくさんのところに連れて行ってもらった。Bay of Islands, Cape Reinga, Coromandel, Whitianga, Wellington, Taurangaといった北島を中心に、滞在終了間際にやっとのことで南島にも(Christchurch, Tekapo, Temuka, Timaru)。ビール好きの私に合わせて、彼は各地でたくさんbreweryにも連れて行ってくれた。ニュージーランドは水辺が本当にきれい。そして自然も本当に美しい。


Coromandelのホットウォータービーチ。
海なんだけど温泉みたいで不思議な感じ!
おもしろかった。
北島最北端のCape Reinga。遠くから見る灯台がかわいかった。
Kerikeriのブルーベリーファームで食べたアイスがとってもおいしかったよ。
WhitiangaのCathedral Coveツアーにて。
Matakana近くのSAWMILLというブリュワリーでパドルテイスティング。
こちらはウェリントン。ウェリントンでもたくさんブリュワリーをめぐりました。
ウェリントンにて有名なケーブルカー。赤が映えてかわいい。
ウェリントンのビーチ。夏真っ盛りで人がいっぱい!
Mt. Maunganuiに上る途中。
こちらは南島のAkaroaという街にて。
Akaroaはサーモンがとてもおいしかった。ベーグルとベネディクトで。
ロマンチック(?)な名前の展望所。
Tekapoへ向かう途中。夕焼けがきれいでした。
Timaruでご飯食べたときに取った写真。遊園地っぽいのがあってかわいかった。


同僚の子たちとも仲良く過ごすことも増えて、とてもうれしかった。ロードトリップに連れて行ってくれたり、一緒にご飯食べに行ったりナイトマーケット行ったりムービーナイトしたり。恋愛について話したりもして、アラサーでもじゅうぶん青春できるなーって思った。すごく楽しかった。


2月11日は最後の出勤日。クローズのシフト。最後の日なのに忙しかったんだけど、シフトないのにわざわざ来てくれる人もいたし、マネージャーもあいさつしに来てくれてた。みんなからのメッセージ付きのタンブラーをもらう。ちょっとうるっときた。苦しい時期もあったけど、みんなみんないい人たちだった。私の居場所だったなと思える。感謝の気持ちでいっぱい。

わざわざ私の最後のシフトに駆けつけてきてくれた子からもらったチョコとバラのお花。
うれしかったな~。


そしてその翌日からは、南島のロードトリップへ。1週間前くらいに突然決めた、弾丸旅。パートナーと合流するまでは一人。レンタカー無事借りられるかなとか運転大丈夫かなとかソワソワドキドキした気分を久しぶりに味わう。
Dunedineをスタートとゴールにして、 Oamaru, Wanakaと一人で回り, Queenstownでパートナーと合流。Milford Soundも訪れる。

Dunedineはとても美しい街。ヨーロッパ風の建物が多くて、オークランドや北島とはまた雰囲気が全然違う。

まるでヨーロッパにいるみたいな感覚になるくらいきれいな建物。
街並みも素敵。
ラーナック城というお城も素敵だったよ。
ラーナック城からの景色。


私がびっくりしたのはOamaru。海も街並みもとても美しい街だった。
運転は緊張したし、一人で長距離を移動するのもドキドキしたけど、美しい山や湖を景色に運転するのはとても楽しかった。

ペンギンが見えるという海へ。ミルキーなブルーのグラデーションがとても美しい。
ペンギンには会えなかったけど、野生のアシカはたくさんいたよ。
とってもかわいい街並み。アートスタジオとかお土産屋さんがたくさんありました。



Wanakaでは一人登山に挑戦。Roys Peakという山へ。2時間ほどかけて頂上まで。最初からなかなかきつくて、10分であきらめようかと思った。笑 でも30分は登ろう、1時間は頑張ってみよう、ここまで来たから最後まで登ろうと自分を騙し騙し登頂。笑 きつかったけど、登っている最中も景色は圧巻。達成感はすごくありました。でももうしばらく登山はいいかな。笑

ワナカ湖で拾ったハートのかたちの石。かわいい。
私は往復4.5時間ほどかかりました。
登頂開始10分でこの景色!
写真では伝わりづらいのだけど、本当に圧巻の景色。湖がとても美しい。
頂上では15分くらいぼーっと景色を眺めていました。
登り切って登頂でピースサイン。


翌日はQueenstownでパートナーと合流。そのままミルフォードサウンドへ。天気はあいにくの雨だったのだけれど、それでも景色は文句なしに素晴らしかった。ニュージーランド、いろんな顔を見せてくれるなー、といった感じでした。

こんな感じのド迫力な滝がいっぱい。
フェリーで周回。
フェリーでももちろんビール。笑



ロードトリップから戻ったら、荷造りしていよいよ帰国。その前に、オーストラリアのシドニーを旅行して日本に帰ってきました。シドニーも素敵な街だったなぁ~。

エアーニュージーでシドニーに出発。バイバイニュージーランド。
ダーリングハーバー。シドニーはオークランドの10倍くらい都会。笑
クルーズ船からのハーバーブリッジとオペラハウス。
動物園ではコアラちゃんも。眠そう。かわいい。
なんだか物思いにふけっていたカンガルーくん。




とても長くなってしまったのだけど、ひとつ言えるのは、少しの勇気を出してニュージーランドに来てみて本当によかったと思う。どういう国かもよく知らなかったし、本当に突発的に決めてしまったから、不安だし怖かったけれど、ニュージーランドは私のほしかったものを全てくれた。これらを手に入れられたのは、まぎれもなく、私自身がちゃんとやってみようと思って行動したから。決めて行動した自分にありがとうと言ってあげたい。

NZワーホリ、私の場合は、車は持たず、一番大きな都市オークランドで同じ仕事をずっと続けた。私とは違う過ごし方をしている人をうらやましく思ったことがあるように、隣の芝生が青く見えたこともある。だけど、前に何かの記事で似たようなことを書いたけど、ワーホリでどんな形で過ごしたとしてもそれは正解であり貴重なものであると、ワーホリを終えてみて身をもって感じた。帰国して2か月程経ったけど、思い返したときに、全ての出会いが愛おしく思える。本当に貴重な9か月間でした。

もしワーホリ自体を決めかねていたり、ワーホリ中に何か悩んでいたりする人がこの記事を見てくれていたら、余計なお世話かもしれないけど、どうにかなるし、どの選択も間違いとかないから大丈夫だよ!と言ってあげたい。そして、同じワーホリを経験した人が見てくれているとしたら、うん、そうだよねー、どうにかなるし全部いい思い出だよね!って、きっと思ってくれると思う。

改めて、20代最後の年を、ちゃんと自分の力でいいものにできたのがすごく嬉しい。ワーホリを決断した私、ありがとう。ニュージーランドにも、ニュージーランドで関わってくれたすべての人にもありがとう。

こうやって写真選びながら記事を書いてると、とてもとても戻りたくなります。本当に貴重で楽しかった。

さて、2月末に帰国した私は、転職活動もしてはみたのですが、いったん教職に戻り、4月からまた教壇に立っています。だけどやっぱり違うかも感がもう既にある。笑 最後にもう一度だけ採用試験を受けてみようと思ってはいるのだけど、どうなるかは分からない。

そして先日、ついに30歳を迎えました。
この1年は、好きなこととそうじゃないことをハッキリさせる1年にする。子どものころ思い描いていた30歳とはかけ離れているけれど、それでも私は私の人生は面白いと思っているし、これからもっと面白くなると思っている。

周りからみたらもしかしたら私はフラフラしているように見えるのかもしれないけど、一番の味方もできたし、転職活動も今はいったんストップしたけど手ごたえを感じないこともなかった。ニュージーランドでの生活がそうだったように、これからもどうにでもなると思っている。とりあえずは、いろんなことにアンテナを張りながら、他人軸よりも自分軸で過ごしていきたいです。


ワーホリのあれこれはまた時間があるときに記事にできたらいいな。

ここまで読んでくれたみなさま、どうもありがとうございました!

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