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トレイン・ミッション

みなさん会社にいくまでどのくらいかかりますか。
たまに在宅してるよ~ってひとも最近聞くのですが、まだまだ少ない。経産省もっと働き方改革やれよって思います。これから少子高齢化で東名阪にますますひとが集中するって考えたら(+インバウンド効果も)通勤ラッシュってなくならんのでは??平均通勤時間って1時間じゃないの??とか考えてランチタイムに統計局のデータをあさってました。


タイトルの「トレイン・ミッション」は突然リストラにあったイケオジサラリーマンが電車テロと古今奮闘する映画です、無敵のリーアム・ニーソン主演。面白いよ!


さて。「住宅・土地統計調査」総務省統計局によって5年ごとに行われる統計調査で、通勤時間のデータが載っています。前回が平成25年、今年度も10月から統計調査開始。

よって2013年度のデータをもとにみると、全体2341万世帯のうち1226万世帯、52%が30分未満。

・30分未満が52%
・30~1時間が30%
・1時間~1時間半は11%、★ 私ココです
・1時間半~2時間が3%
・2時間以上は1%未満。

30分未満だと!?しね!って思ったあなた。これ、全国データだからね。自宅開業・住み込みのひともここに当てはまる。


住宅タイプと通勤時間の増減

住宅事情と照会すると面白い結果に。
中位数をみると持ち家が30分、
都市再生機構(UR)・公社の賃貸が最長の 39.2 分
給与住宅が最短の18.4 分。この辺は会社寮が含まれてるのかな。

世帯の「家計主」の通勤時間を集計しているため(たぶん男性をメインに統計とっている)老若男女割合は偏っていると思います。

URは築年数長いですが、リノベーションしてるとこも多く、敷金礼金更新料不要、家族で住むにはよい。そのかわり都心部から離れている場所が多いです。通勤時間が最長なのもうなずける。

UR賃貸のメリットデメリット スーモ


全国の通勤時間をみてみよう

トップが東京かと思いきや、まさかの神奈川県。そういや田園都市線、半蔵門線、東急東横線を利用してる人達、朝夕のラッシュがツライっていってたな。

長いトップ5
神奈川県 48.0 分
千葉県 45.7 分
東京都 43.8 分
埼玉県 43.7 分
奈良県41.0 分 (鹿のせい?)

短いトップ5
宮崎県 17.7 分
鳥取県 18.2 分
島根県 18.3 分
愛媛県 18.8 分
鹿児島県 18.9 分


43分てのは「東京在住者」の平均通勤時間です。そりゃみんな近場に住むよな。データは嘘つかない!


こちらは3大都市圏のデータ。関東・中京・近畿で区分け。

関東圏は30分~1時間未満が最も多いのに対して
中京~近畿は30分未満がトップ!うらやましい~
兵庫の芦屋在住、大阪勤めの友人が通勤20分って言ってたし。朝のラッシュも少なくて、交通の便、いいんだろうな…

私自身転職や引っ越しで、今まで都内で4回通勤経路変わったけど、通勤時間をみてみると今が一番遠くなってる。しゃーないね。

勤務地①45分 内訳:バス10分+電車30分 
勤務地②30分 内訳:徒歩10分+電車20分
勤務地③1時間10分 内訳:バス平均20分(混雑により+-5)+電車40分+徒歩10分 ←イマココ


なんでこんなデータ集めてるかっていうと、友人カップルがマンション購入ずっと検討していて、都心に出れる便利さと、勤務地の近さとで立地に迷っていたから。アラフォーならまだ転職もするだろうし、2人の勤務地の間とるより都心アクセスでみたほうがよさそう。

統計局データは面白いので、たまにあさってみよう!

出典は平成25年住宅・土地統計調査の解説- 結果の解説より。データはこちらから借りました。




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