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こころとからだをみなおす日々


久々にソファで寝落ちした。前夜にヨガでがっつり体を動かしたため、風呂あがりにちょっとだけ本を読もう、と平野啓一郎「マチネの終わりに」をひらいたとこまではおぼえている。気づいたら朝になっていた。

30代にはいってから体力は確実に落ちている。徹夜はできるけれど、平日の夜に遊びほうけてはいられないし、夜8時に帰宅しても食事をつくる気力もない。1年前にヨガをはじめて肩や腰回りは楽になったので、毎月3~4回の受講はマスト。これもすべて健康保持のため、というと意識高い系に聞こえるが、要は病院にいきたくない一心でちまちまとがんばっている。


「運動をしないのは鬱になる薬を飲んでいるようなもの」そんな言葉を以前雑誌で目にした。健康はタダじゃない。私が絶対に大病しないように(むしろ風邪すらひかないように)心掛けているのは、薬をのんだら献血ができなくなるのも大きい。私の父も同じ考えのひとだった。断言するが、献血が好きなひとはだいたい頭がおかしい。

献血についてはこちらを参照

ヘモグロビン値のほかにも、肌荒れ、擦り傷(ピアスやタトゥーを6ヶ月以内に入れた場合)歯の治療、持病または日常的に飲んでいるお薬、インフルエンザ予防、風邪をひいていないか、など診察室で質問されます。要は「健康」ならいいわけじゃなく、「日常的に健康」であることが求められる。


心の不調は体よりずっと後にくる。職場でめまいを感じたり、PCを前にタスクがなにひとつ手につかない時間が訪れると「ああ、だいぶ詰んできてるな」と感じるので、早急に対策をうつ。世にいうコーピングに近いけれど、私の場合はお高い入浴剤をぶっこんだ長風呂、愛読書を延々と読み直す、ひとりでバーに行く、山に行く、プラネタリウムや水族館に行く、自宅で映画部屋にこもる、などがある。とにかくひとりになる時間がほしい。学生の頃、大部屋でルームシェアしていたときは勉強の合間に寮の庭に寝っ転がって夜空をみながらCDを聞くのが息抜きだった。

今年は年の始めから仕事の負荷が半端なく増えており、それに比例してすきま時間での勉強や、交友範囲を広げるアクションも起こしているので例年にくらべ1.5倍の活動量になってしまった。6月も終わり年の後半戦、バテないように、くじけないように、進めていこうと思っている。


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