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居場所を増やす

2021年夏に転職して丸3年がたつ。長いような短いような、コロナ禍というのもひとつのターニングポイントだった。

いまの職場のよいところは社内移動を推奨している点。Prepare your next role というキャリア開発のワークショップがあり、社内向けのレジュメやインタビューのTipsなど綿密に(そして赤裸々に)公開している。実際私の同僚も4年間組織で過ごしたあと、別のキャリアを目指したいということでグローバルから北米チームへ移動していった。上司も自分が育てたメンバーが他部署で活躍することは、コネクションの拡大とラポート構築に大きく影響するので喜んでいた。ものすごく前向き!

外資系はとにかくjob hoppingと揶揄されるくらい転職が多い。シンプルに高い給与を目指す場合や、チームが解体リストラで放出されることも。なので新天地で2年もいれば、リクルーターや元同僚からこっちこない?と電話がかかってくる。そのたびに話を聞いては心苦しいがお断りをしている。

今の職場を離れがたい理由はいくつかある。
・グローバルチームで英語をメインに資料作成、ファシリテーション、プロジェクト管理ができること。日本だけでなくアジアパシフィック全体が担当になり、カルチャーギャップも含め学びが多い。翻って北米主導のプロジェクトを地域ごとにどうローカライズ・導入していくかの難しさもある。
・裁量労働制でWLBが守られており、休暇も取りやすい。40代という心身ともにバランスが崩れやすい時期に自分のペースで仕事ができる。時差の関係で深夜残業とかは多いけど…
・チームの雰囲気も上司との関係も良好という点も大きい。上司も勤続年数+15年のベテランなので社内コネクションが広く、頼りがいがある

コロナ禍ではカルチャー浸透やコミュニケーション活性化のための活動もあり、日本チームとの関りが薄くなりがちな私は積極的に参加していた。ほかにも昨年末立ち上げたLGBTQ+の日本支部のリードにアサインされた。本職以外にも居場所を増やすことは、社内でスムーズにかつ楽しく働くためのTipsかもしれない。Build Your Peronal Brand & Grow Your Network!

万が一ポジションクローズになっても上記を武器に社内移動ができるよう、ひととの関りをちょっとずつ増やしたい。ともするとうちにこもりがちな(孤独な作業に没頭しがちな)自身が変化できるように。今年の目標のひとつでもある。

表紙はunsplashから


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