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菅田将暉の歌

菅田将暉をはじめてみたのが映画「あゝ、荒野」正直ヤン・イクチュン目当てでいきました。寺山修二の詩が好きでいくつか詩集ももっていたけれど、原作小説は未読だったしボクシングがテーマってことでまったく興味がもてなかった。

それが2017年ベストオブベストになってしまった。いや、人生のオールタイムベスト映画に喰いこんできた。正直感想はまだかけてない。だって一場面見直すだけでも涙ぐむから。むずかしいよ。あと主人公にシンクロして村山テメエa.k.a山田裕貴ぶっ殺してやるよモードになるからよくない笑。この映画進めてくれた友人とも「刺さるときに出会った映画」と話していた。自分は、誰かを何かを憎んだまま生きててもいいよなって思いなおせた。「怒り」とは別のアングルで人生見つめ直すきっかけになったので、本当に製作陣にはありがとうしかない。

先日会社の帰りにハイローザムービー2のDVDを買いにHMV寄ったらですね、なんと菅田将暉のCDがあった。え、俳優じゃないの?歌ってんの?と視聴したらどストライク。なにこれ。なにこいつ。なんだこの25歳。才能あふれすぎてて早死にすんじゃないかと。だってさ、40歳のヤン・イクチュンと対等に演技してんですよ。あの2人じゃないと絶対成り立たなかった、魂のリング。こんなやつ、いるのか…!


愛が僕に噛みついて 離さないというけれど
さみしさのカタチは変わらないみたいだ
舞い上がっていけ いつか夜の向こう
うんざりするほど光れ君の歌 「さよならエレジー」

こんなのを歌える青さってすばらしい。たいした歌詞じゃないのになぜか刺さるんだ。しかも「呼吸」は自分で作詞してんだぜ。めっちゃ好きで、昨日からずっとリピートしてる。泣きたいのに泣けない歌ってあるよなーとひとりごちる。映画と全然リンクしてないけど、さらに好きになったよ菅田将暉。がんばれ、若者!


息を吸う 息を吐く
ただそれだけのことで
どうしてこんなに苦しいのだろう
見慣れた東京のくもり空
なぜか心地いいビル風
君のいない道 歩きはじめた 「呼吸」


以上です!




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