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2019年1~3月にみた映画

適度にネタバレ。ご注意ください!


翔んで埼玉

どうも、都会指数の低い町娘です。少し前、映画館行けない、つらいとかnote書いてたくせに埼玉に翔びました。効能すごい。埼玉解放戦線は、私の心を解放してくれた。こんな効き目グレートウォール以来です。ありがとう!ありがとう!ええ、話題のアレです。地方ディスの最高峰。

私は高校生の頃マリスミゼルを通った層なのでガクト弄りに感謝しかない。「貴様、埼玉だな…」とか伊勢谷友介に言わせるの最高ですがな。あと京本政樹頑張りすぎ。原作者魔夜峰央先生のご家族はバレエ教室なんですよ。OPでもうダメです。笑いが。冒頭の埼玉狩りで内心「埼玉にこんなそこそこお洒落で可愛いかっこいい男がいるか」と毒づいたのですが、すいません、ビーチボーイズがいましたね。土下座。ラジオ局NACK5、高校生の時GLAYのHISASHIが番組やってたけど電波入らなすぎてマンションの屋根にでて聞いてました。埼玉だったのか。どおりで…

東京テイスティングの場面で腰抜けたのは私だけじゃないはず。

そうだよ西葛西は千葉と東京の国境だよ💢💢💢駅でパスポートみせるよ😎😎😎花屋で小松菜売ってるよ。なめんな!!

ツンと鼻をつくスパイシーな匂い…ほんのりと香る潮風…これは、西葛西!




女王陛下のお気に入り

レイチェル・ワイズはハムナプトラで一目惚れしてますけど、何度惚れ直せばいいんだ。夫のダニクレが羨ましい。英国における史実の女王と2人の侍女の愛憎物語をテーマにした今作は、すごくジェンダーベンダーで、良くも悪くも「ヨルゴス監督らしさ」に納得。清々しいまでの野心と誇りと取っ組み合いを隠そうともしない女性たちの醜さ、美しさよ。前作のロブスター、聖なる鹿殺しの2作よりは見やすく、ファッションも素晴らしい。はー眼福。

政権トップを走り続けるサラの歪みと、都落ちから這い上がろうと執念を燃やすアビゲイルの傲慢さ、アン女王の残酷なまでの無垢さが三人三様の生き方を嫌味なまでに描いてて好き。監督、性格悪いよね。知ってる。「男は可愛くないと」とのたまう、おしろいまみれの男たちもめんこい。ニコラス・ホルトはいつも白いね。

邦題を知ったとき、入江敦彦さんの同名の本が頭をよぎったのだけれど、まさしく、パンフレットにもかれのコラムがあって思わずニヤリとしてしまった。



キャプテン・マーベル

最高でした!!

評判は結構割れてるらしいです。アクション構成や編集がダサいって意見もチラホラみるけれど、これは90年代が舞台です。ダサくていいの(偏見)

マーベル様、もといキャロル・デンバース。日々生きてく女性のメンターになってほしい。心底励まされた。ハゲそう。戦闘シーンやバディの描き方が、とにかく懐かしのSW節を炸裂させてます(みりゃわかるよ!)旧3部作オタクはしあわせなダメージしかありませんありがとう五体投地。本当のメンターであるローソン博士が女性=アネット・ベニングってキャスティングも文句なし。20th Century Womenに引き続き、存在感がやばい。もはやデヴィッド・ボウイ化している。

私はDC派なんですけど、実はワンダーウーマンに乗り切れなかったクチです。彼女が神話から目覚めて愛にふれ、失い、べそべそ泣いて、それでもワンダーウーマンになったのよ…!って流れがダメで、つまらなかった。監督の前作「モンスター」はめちゃくちゃ好きだったのですが。

今回、ワンウーに足りなかったもの、語りきれなかった点をキャプテン・マーベルに見つけられたので満足している。男性と比べられ、あがき、日々悩みながら生きてく気持ちに慰めとパワーをくれた。サンドバーグ「LEAN IN」と同じメッセージだな〜と感動してしまった…ウッウッ

フェイスブックCEOサンドバーグ氏「もしロケットの席を用意されたら、どの席ですか?なんて聞かないで。乗るのよ


アメコミ映画、齧るほどしか見てないけれどマーベルは父性、DCは母性が強いな~なんて思っていました。今回のキャプテン・マーベルにはそれが感じられず、フラットでした。よきかな。

ジュード・ロウことヨンロッグ様については美しすぎて全面降伏です。寝起きのヨン様、訓練するヨン様、ヴァースを威嚇するヨン様、「おまえはわしが育てた」と諭すヨン様、「素手でこいよオラ」とか言ってたらレーザーワンパンで倒されるヨン様。マーベラァァァス!!


アクアマン

アトランティスに潜ったあとは脳が大渋滞起こしてしまい、口から泡しか出ません。鑑賞後、さくら水産で海鮮丼を食べた。日曜朝の特撮ヒーローもの全10話を③倍速でみているようだ、という噂は本当だった。メラの笛、薔薇むしゃむしゃ、クラゲドレスでポップコーンふいた。どいらじのアクアマン評を聞きながら帰りました。笑った。


以上です!

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