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音楽と喫茶店の話

怒涛の出張月間も過ぎ、ありがたく人並みにゴールデンウィークを頂きました。ありがとうボス!とはいっても貧乏暇なし。連休中は遠出せずに都内を巡回。5月4日が#Maythe4thbewithyouで、世界規模で「スターウォーズの日」だったため、六本木のスターウォーズ展に行く案もあったけれど、激混みなのであきらめ。今月休みとっていくぞー。


1.音楽の話

今回の連休で楽しかったのは、今年10周年を迎えた「ラ・フォル・ジュルネ」
あまり知らない方も多いですが、本家フランスでは1995年に、日本では2005年にはじまったクラシック音楽の祭典でGWの2・3・4日の3日間に国際フォーラムおよび有楽町周辺で開催されてます。300近いプログラムのうち、半分が有償(チケット必須)。とはいっても1,500円から購入できるものもありクラシック入門編としてはお手頃。
私はカルロス・メナさんの「ヴィヴァルディ作 スタバート・マーテル」が聞きたかったのですが即完売で残念。いつかCDで買います。

フリープログラムでは、東京交通会館でバッハ&ヴィバルディ、八重洲BMWビルではリスト&ショパン、国際フォーラム前のパブリックビューイングを観覧。ちなみにイベントの名前の由来は、モーツァルトのオペラ「狂おしき一日、あるいはフィガロの結婚 La Folle journée, ou le Mariage de Figaro」より。


2.思い出の喫茶店

ゴールデンウィーク最終日は、門前仲町駅前のカフェ、「東亜珈琲」までお散歩。 
たまにはひとの淹れる美味しい珈琲が飲みたいのです。1階はカウンター5席、テーブル3卓といった場所ですが壁にかかれたフードメニューや、テーブルにおかれた、まるっこい角砂糖入れに心なごみます。茶色の角砂糖とかなつかしい!昭和生まれにはぴったり。※私は82年世代です。
なお全席喫煙可。モーニングやってるらしい。今度いってみるかな?

6日は1階2階ともに混雑しておりマスター+2名体制でフル回転してました。オーダーはグァテマラ産のモンテクリスト×2杯。いつもはブラック一辺倒なんですが、1杯目についてくるミルクを2杯目の最後にこそっといれてカフェオレのようにして飲むのが好き。ここで飲むスペシャリティコーヒーは、すべて濃く、甘く、芳醇な香りのためちょこっとのミルクで充分アクセサリになります。たまーに赤ワインを呑んでいる気分になるのです。なぜか。


その昔、お気に入りの喫茶店がありました。
神楽坂 「ルトゥール」 こちらは2013年1月に閉店してしまった。照明を絞った店内、沈黙メガネのマスター、学生さんと思わしき店員、ベルベッドの長椅子、壁にかざられたあやしい(でも雰囲気たっぷりの)絵画、ここはイタリア?と思ってしまうヨーロピアン風に飾られたトイレ。アイスはめったに飲まないのに、こちらのアイスコーヒーだけは本当に好きでした。

心残りなのでレビューを張っておく。

品川・大井町「サボテン」。こちらは・・10年前くらい?に閉店。郵便局のあるビルの2階、細長い階段を上ると、大人ひとりが通るのが精一杯のせまいガラス戸があって、4-5人掛けのカウンターと、テーブル卓がちらほら。マスターならぬ元気なママがいて、なぜかカウンターの横にはテニスゲームとインベーダーゲームが置いてあり、50円くらいでプレイできた気がする。幼少のころ住んでいたので、月1で親に連れて行ってもらい、毎度ミックスサンドとフルーツジュースを頼んでいました。2001年、小泉政権と郵政民営化がはじまり、1階に郵便局が入っていた関係で半分立ち退きというかたちで閉店してしまった、いまでも思い入れのある場所です。親子ともに、この店のファンでした。私の喫茶店愛の原点である気がします。


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