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あなたのことはそれほども

台風19号は日本中にダメージをのこしていきました。政府が予備費7億円を被災地支援に充てるらしいけど全然足りないよね。凹んだ地域をゼロまで戻すだけじゃなくて発展させるには10倍の70億円は必要だから、目下火中の栗を拾おうとしているソフトバンクに金出させればいいのに、という話を友人としていた。ウーバーに80億ドル(8,000億円)WeWorkに150億ドル(15,000億円)ぶっこむ企業ですよ。孫さんに期待するのは難しいからビジョナリーファンドからぶんどってこいよ政府、と荒ぶった議論の結果、国に還元する企業を全力応援したい、というところに落ち着いた。ワークマンの株価とか週末乱高下してたけど(防災アイテム需要増加のため)実際ボランティアや被災地に寄付してたら、その心意気応援しますし株も買いますぜ旦那。

社会貢献度がおもったより高くない、そんな理由もあって、3大キャリア時代からソフトバンクは最も支持率が低かった(私の中で)Yahoo BB時代はインターネットも海外通話もボロボロだったし、解約サポート対応のゆるさ、かざして募金で毎月1万円のユニセフ送金騒動も、auやドコモにはないタイプのトラブルじゃないでしょうか。孫正義さんは面白いからウォッチしているけど。

ソフトバンクに限らず、ブランディングの方向性が好きじゃなかったり、競合と比較してCSRが低い企業にはなるべく「お金を落とさない」と決めている。たとえば次の5社。

①サントリー 
②協和発酵キリン 
③パタゴニア 
④LUSH 
⑤幻冬舎

①②はマーケティングが苦手。サントリーは女性にこっく~んとか言わせる「頂」ビールのCMが下品だったり、子会社ウェルネスの「パパがいい匂い♪」等、女性軽視な視点が多い。②協和~はキリン子会社で健康食品。広告のメッセージが「妻が惚れ直す」「朝から旦那がトップギア!」とか、そういう系。バイアグラでも売ってんのかな?露骨な表現で不快に思う女性は少なからずいたと思う。③④はシーシェパードのスポンサー。⑤は創設者の見城さんの思想があわない。もちろん言論・表現の自由はあります。逆を言えば、支持しない自由もあるわけで。

どんなに企業が炎上しても、中国や欧米のように不買運動まで繋がることは日本では少ない。これだけは譲らない、というものがあればホントはもっと表明してもいいと思う。上記の企業へは、方向性が変わらない限り今後も購入する予定はなくて競合他社にどんどんお金を落としていきたい。

サントリーは伊集院静さんが毎年新社会人へ贈る言葉を寄稿していて、それだけはかかさず読んでいる。飲んだくれで賭け狂いだったおっさんから滲み出す人生の言葉は時に泥臭く、時に優しくて、たまに甘酸っぱい若さがみえかくれする。「海峡三部作」と「乳房」がたまらなく好きです。

好きなものに囲まれて生きる。推したい会社を推す。社会に還元できる生き方をする。ぶれずにやっていきたい所存です。


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