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※ stand.fm で平日の毎朝7時に配信しています．

Hallo zusammen!
Mein Name ist Hiromi Shirai.
『白井博士のドイツ語講座』へようこそ．
白井宏美です．

これまで「私の」を表す所有冠詞 mein と「君の」を表す所有冠詞 dein について説明と練習をしました．

今日は所有冠詞 sein について説明します．
（発音は音声をお聞きください．）

s から始まる sein は「彼の」と「それの」を表す所有冠詞です．

格変化はもちろん mein, dein と同じで，たとえば「彼のお父さん」を主格にする場合 sein Vater となり，直接目的格にする場合 seinen Vater となります．

相手に彼のお父さんを知っているかどうか聞きたければ
Kennen Sie seinen Vater?
といいます．これは直接目的格ですね．

彼のお父さんを知っていて「はい．彼のお父さんはとても親切ですよ．」と答えるなら
Ja. Sein Vater ist sehr nett.
となります．これは主格ですね．
nett は親切な，優しい，感じのいいなどの意味があります．

それでは，相手に彼のお母さんを知っているか聞きたければどういいますか？

Kennen Sie seine Mutter?
ですね．女性名詞には seine ですね．

「はい．彼のお母さんはとても優しいですよ．」と答えるなら？

Ja. Seine Mutter ist sehr nett.
ですね．

次は，親称 du で話す間柄の相手に，彼のお子さんを知っているか聞いてください．どういいますか？

Kennst du sein Kind?
ですね．中性名詞には sein ですね．

「うん．彼のお子さんはとてもかわいいよ．」と答えるなら？

Ja. Sein Kind ist sehr süß.
ですね．

最後に，親称 du で話す間柄の相手に，彼の息子さんを知っているか聞いてください．どうぞ．

Kennst du seinen Sohn?
ですね．

「うん．彼の息子さんはとても感じがいいよ．」と答えるなら？

Ja. Sein Sohn ist sehr nett.
ですね．

うまく言えましたでしょうか．

それでは，また！
Bis dann!
Tschüs!