『上手い子供は上手くて当たり前、下手な子供をどう伸ばすのが育成』そう思わない

上手い子供を更に上手く、下手な子供も上手くする、これ難しい。しかし、指導者はこれを目指さないといけないと思う。強いチームを覗いてるとだいたい人数が多く一部はもちろん上手いけど、ベンチメンバーは残念なケースが多い、この差を『埋める為』に指導者は考えるべきだと思う

そして、そんな難しいことではないんです、貴方が本気で1人1人に向き合えばね

よく見かけるのが、ベストメンバーは固定し試合の最後に少しだけベンチメンバーを出場させる、ベンチメンバーとベンチメンバーを少しずつ替える、上手いプレーヤーの当てはまらないポジションに下手な子供を入れる、そもそも試合に出さない、座らせて試合を見させて「試合に出たらこんなことしたいとか考えろ」とかね、これをやってと伸びないなって思う

僕の考え、実践してることは

・そもそも苦手、下手なんだから必ず出場機会が必要、確保する(最低試合数の半分)

・そのプレーヤーが得意ポジションをやらせてあげる、逆に上手い子供は上手いんだから、空いたポジションでいいんです

・試合を観たくない子供は観なくていい、自分が好きなことをするべき、練習したいなら練習、観たいなら観る、何故なら本来は試合に出てるプレーヤーより練習、試合経験をさせてあげないと差は広がるのだから、嫌々観てる時間がもったいない

・ベンチメンバー用にTRを持っていく、僕の場合は試合の出場機会が少ないプレーヤー用に試合のない時間帯にハードなTRをベンチメンバーに用意していきます

もちろん、ジュニアユースの年代ではTRスペースやリーグ戦の勝ち点があり、全員出場は難しいことも出てくるし、ジュニアでも県大会になれば負けられない戦いがあり、出場メンバーは固定される、それは当然かもしれない、だからこそ、年間、月間のスケジュールをしっかり組み、ベンチメンバーにしっかりスポットライトを当ててチームを運営したいと思います

もちろん、上手い子供を更に上手くする指導方法も勉強し上手い子供は更に上手く、下手な子供も上手くする、そんな理想を個人として、チームとして持ち合わせた集団が子供にとって最良の環境であり、目指すべき形ではないのかなと思います

我々指導者は子供達1人1人の人生に生で触れていることを忘れてはいけないと思ってます