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♯001/プロフィール

皆様、はじめまして。
FC VICUS(エフシー/ヴィークス)代表の恒本 大輔(つねもと だいすけ)と申します。

現在、サッカー松本山雅FC U-12の監督をしています。
2023年4月より長野県松本市・安曇野市を拠点とした『FC VICUS』という少年サッカークラブを立ち上げます。
※2023年度はスクール活動となり、2024年度から本格的に土日も含めチーム活動を行なっていく予定です。
ここでは簡単に自己紹介・クラブ立ち上げへの想いなどについてお話しさせていただきます。

プロフィール

恒本 大輔(つねもと だいすけ)
サッカー指導者
指導歴:16年
松本山雅FC U-12監督
FC VICUS代表

関東の大学を卒業後、教員としてサッカーの指導者を目指していたが、社会経験をしてからということで、東京でケビン山崎氏に弟子入りしパーソナルトレーナーとして3年間を過ごす。サッカーの指導者に未練があり転職。当時のクライアントの方から「教員になりたいのか?指導者になりたいのか?」「指導者で一流になりたいなら日本のTOPであるJリーグのチームで働いて学べ」という助言もあり、何のコネもない中で全国のJリーグチームの下部組織に売り込みの電話をし、たまたま縁があったジュビロ磐田に入社。
5年間過ごし、30歳手前で、地元である長野県のサッカーに関わりたいとの想いで、松本山雅FCに移籍。2013年から在籍し、今シーズンで11年目となる。
2023年はU-12監督として、また個人で地域にサッカークラブを作ることを決意し、FC VICUSを立ち上げる。
『行動力』『自ら道を切り拓く』『主体変容』を信念に、クラブに関わる全ての人が、失敗から学び自ら行動できる、チャレンジ精神を常に持ち続けられる、そういうマインドを持てる環境作りにトライしている。

指導実績

ジュビロ磐田では主に中学1年、2年生をメインで担当し、同時にサッカースクールで小学生の指導にも関わる。指導の基本は、ジュビロ磐田で経験豊富なスタッフに学ぶ。5年目にはコーチとしてクラブユースU-15全国大会でベスト16、高円宮杯Uー15全国大会でベスト8。30歳になる年にジュビロ磐田を離れ、地元である長野県のサッカーに関わりたいとの想いで、松本山雅FCユースアカデミー移籍。就任した1年目はスクールマスターとして、ジュビロ磐田で培ったノウハウで松本山雅スクール諏訪校と安曇野校を開校させる。また現在も行なっている「ミニサッカー大会」「スクール合宿」「試合コース」を考案し、最近では地域のサッカー文化の発展を考え「COPA RAZUSO U-9」を立ち上げる。2014シーズンからは松本山雅U-12の監督として4年間指導する。就任2年目の2015年に全日本少年サッカーU-12全国大会に初出場をし、翌年に2連覇。またチビリンピック北信越大会で長野県勢初となる優勝をし、全国大会に出場。翌年に北信越大会で2連覇を達成。2018年からは監督を離れ、U-10、U-11、U-14など様々な学年で経験を積む。また2016年から低学年のスペシャルクラスU-7、U-8、U-9を作り、低学年からの強化育成にも携わる。2022年には低学年から育った選手たちが全日本少年サッカーU-12全国大会で県勢初となるベスト8に。そして在籍11年目のシーズンはU-12監督として迎える。
16年間で関わった選手の中にはプロサッカー選手として現在J1、J2で活躍している選手や、年代別の代表選手などがいる。

クラブ立ち上げへの想い

松本山雅FCには長年在籍させていただき、クラブの中では安定した立場で仕事をさせてもらっている感覚がありましたが、安定を捨てて自らのクラブを立ち上げようと思った背景にはいくつかのきっかけがあります。クラブ立ち上げに至った想いをいくつか回想していきます。
最初のきっかけは2015年に出会い1年間一緒に働かせてもらった丸山浩司さんの存在です。数多くのプロサッカー選手を輩出し、育成のスペシャリストとも言われる存在で、今でもいろんな話を度々するのですが、とにかく選手を育成する上で大切なのは『環境』を作ることだと。その『環境』の多くは大人が作り出すものだと。また、指導者は多角的に物事を捉え、いろんな視点で見ていくバランス感覚が大切だと。どういう感覚で指導者が選手に接していくか、どんなことを考えてサッカーを伝えていくか、また選手の周りの環境(保護者、チームメイト、サッカー環境など)をどうしていくか、など『環境』が人を育てると言われ続け、すごく影響を受けました。今までの自分は、指導者はグランドで「どんな練習をやるか」そこばかりを考えていました。もちろんそこも大切なのですが、丸山さんとの出会いで、私は指導者としての考え方の幅が大きく変わりました。
そんなことが常に念頭にありました。
もともと松本に帰ってきた経緯は「長野県サッカーに関わりたい」という想いでした。松本山雅FCユースアカデミーに在籍しながら地域の人たちとも積極的にコミュニケーションをとりながら、少しでも長野県サッカーが発展すれば…という想いで活動を続けていました。松本山雅FCでの月日が経つにつれ、自らのクラブを立ち上げたい想いが膨らみました。その中でも松本山雅のジュニアセレクションがある時期になる度に想いが強くなりました。自分の立場(山雅ジュニアスタッフとして)での矛盾はあるのですが、その時期には10人ちょっとのジュニアに合格をする選手と、不合格となる多くの選手が生まれます。自分はスペシャルクラスもスクールも両方を指導しているのですが、子供たちはジュニアに入団したい!と目標を持ち、想いを持った選手は大きく成長を見せます。しかし現実は大きく成長した選手でも不合格となってしまうことがほとんどです。もちろん自分の立場では、合格した選手をとにかく成長させることが使命です。ですが、毎年その時期に不合格となった選手たちが気になっていました。そう思うようになってから、松本山雅の存在は自分がいようがいまいが、この地域にあり続けるのは変わらないだろうとも思うようになっていました。自分自身、8歳や9歳のセレクションでの結果で、サッカーを諦めたり、自分の力や可能性を決めつけるなんてナンセンスだと思っていましたが、やはり結果に左右されてしまい、自分を過小評価してしまったり、そこで諦めてしまう子もいたのが事実です。そういう現実を見てきた中で、自分は松本山雅の中の人間として、TOPチームを目指す人材の育成に関わるよりも、松本山雅の外に出て、地域にいる子供達の、育成できる場所を作り、子供達のいろんな可能性を広げられればいいな、という思いが強くなったこともきっかけです。
そして最後は、自分自身が「人生一度きり」という考えの中でチャレンジすることを選んだからです。想ったことを行動する。行動したことが形となる。サッカーが上手い・下手ではなく、経歴でもありません。好きなことを求め続け、自分の想いを形にしようと行動し続ければ道は切り拓けると信じています。その過程にいろんなドラマがあり、それを達成した時の喜びが最高です。そういうことを、FC VICUSに関わる全ての人と共有できたらと思っています。大人でも子供でもその感情は変わりません。関わる全ての人とチャレンジをし続けたいと思います。

クラブ紹介

FC VICUSの『VICUS/ヴィークス』はラテン語で「道を切り拓く」という意味を持ちます。クラブに関わる全ての人が、失敗から学び自ら行動できる、チャレンジ精神を常に持ち続けられる、そういうマインドを持てる環境を作り、「自分の道を切り拓いていける」人材の育成を目指したクラブです。

松本市・安曇野市を中心に活動し、年中〜小学1年生まではスクール活動を中心にサッカーとの良い出会いを大切に次に繋げていきます。
小学2年生からはチーム活動とし、低学年からチームとしても個人としても目標を持ち、チャレンジと失敗を繰り返しながら選手の変化や成長していくプロセスを大切に、その先に繋がっていく指導をしていきます。
個人技だけではなく、サッカー理解や原理原則の理解を含めてが「個人能力」と捉え、個人能力を引き上げる指導に重点を置きます。

私たちは指導する上で大切にしている4つのコンセプトがあります。

◆上手い下手ではなく、真剣に取り組む。

一生懸命やるのは当たり前!どんなことにも真剣に行う

その中で、うまく出来た充実感や、負けた悔しさなどを感じる。

◆内容・成長を大切に!

試合に出場する事や勝つことは目標ではあるが、

「何が出来ているか?」「何が出来ていないか?」を考え行動する習慣を

​大切にする。

このような考えのもと、勝利を目指す!​

◆好きこそものの上手なれ

好きな気持ちを育む!

「好き」だからこそ粘り強く続けられる。

「好き」だからこそこだわれる。

「好き」だから行動を起こせれる。

◆コーチ・大人に言われたから…にならない!

何のために?誰のために?やっているか目的・目標を持つ。

大人もアドバイスすべき時と、選手が考え、判断して行動できる雰囲気を大切にする。

どんな選手もサッカーを始めたばかりの時は上手くいかないことが多くあります。しかし、自分の努力や頑張りによって成長や変化は必ずあります。自分が行動したことが成長や変化につながることを子供たちにわかってもらい、サッカーに限らず、自分の人生に繋げて欲しいと思います。
FC VICUSの考えに共感していただける方々と、チャレンジしていきたいと思います。

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