見出し画像

佐藤史生(1950.12.6-2010.4.4)『総特集 佐藤史生 少女マンガが夢見た未来』河出書房新社 2024年6月3日発売予定

佐藤史生(1950.12.6-2010.4.4)
『総特集 佐藤史生
 少女マンガが夢見た未来』
河出書房新社 2024年6月3日発売予定
https://www.amazon.co.jp/dp/4309257550
「80年代、少女マンガSFが到達した高み。
佐藤史生が遺した仕事をたどる決定版!

初公開の直筆資料を含む全200ページ、
初の丸ごと一冊総特集!

2010年に急逝した漫画家・佐藤史生。
誰もが絶賛したその知性と卓抜した画力から紡ぎ出された作品群は、
クールなのにあたたかく、不穏だが優しい。
果てしなく美しい、唯一無二の世界を映し出す。

在りし日を知る豪華ゲストによる新規インタビューや寄稿、
初公開の手紙や写真などに加え、作品解説・作品リストなどの
データも大充実!

【内容紹介】

●カラーイラストギャラリー
代表作「夢みる惑星」「ワン・ゼロ」を
中心とした美麗カラーイラストを多数掲載!

●スペシャル企画
「坂田靖子が語る佐藤史生」
出会いは10代。
まだお互いに何者でもなかった頃から、数え切れないほどの夜を語り明かし、長い手紙を交換しあった佐藤史生と坂田靖子。
「本当にただただ普通の、仲良しの友達だった」
そんな二人の思い出をもとに、佐藤史生の生前を偲ぶ2024年3月のインタビュー。

●特別寄稿
萩尾望都、木原敏江、森脇真末味

●インタビュー
「史生さんは『夢みる惑星』のイリスのような人です」
長年の友人であり、「精霊王」「タオピ」などの
原案提供者として共に作品づくりをしてきた
徳永メイが語る、漫画家・佐藤史生。

●貴重な本人インタビュー&エッセイ

●マンガ2本
「雨の竜」巻頭カラー4ページ含む36ページ
「青猿記」51ページ

●家族ページ
姉が語る「妹・佐藤史生の思い出」

●未発表スケッチ 大公開!

●作品リスト・年譜などのデータも充実!」


佐藤史生(1950.12.6-2010.4.4)
森脇真末味(1957.8.30- )

1955年1月生まれな私は、
聖心女子大学図書館に勤務していた
横浜市民(港北区日吉なので川崎市民に近いですが)
だった頃(1980-87)、
毎週東急東横線で通勤帰宅途中に途中下車して利用してした
中目黒駅前図書館のマンガコーナーで
佐藤史生さん(1950.12.6-2010.4.4)の
『夢みる惑星』1980-84 と
森脇真末味さん(1957.8.30- )の
『緑茶夢』1979-80
『おんなのこ物語』1981-83 に出会いました。
ボストンの私立探偵スペンサー・シリーズも
10冊ほど借りて読みました。
当時幼稚園児だった
1980年生まれの娘のための絵本もたくさん!

読書メーター
佐藤史生の本棚
登録冊数25冊
刊行年月順
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091228

2014年10月に、
佐藤史生
『夢みる惑星 愛蔵版 4
 佐藤史生コレクション』
復刊ドットコム 2014.10
https://www.amazon.co.jp/dp/4835450825
で、未読だった
「竜の姫君」
 初出 『アリス・ブック I』新潮社 1991.9
を読み、
これでもう、ド・サト様のマンガは
再読するしかないことになりました。
続きを読みたい作品が、いくつもいくつも、あるのに…。

読書メーター
森脇真末味の本棚
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091225
の登録冊数は28冊です。
アマゾンに書影がない本の方が多くて残念です。

日記 2021年4月4日
佐藤史生(1950.12.6-2010.4.4)
[『金星樹』奇想天外社 1979年7月刊
萩尾望都(1949.5.12- )
「解説 ド・サト奇談」
 他

「佐藤さんのことを、友人共は
"サトサマ" とか、"ド・サト" と呼んでいる。
"サマ" がつくのは数年前の、
手近の友人のあらかたに "サマ" をつけるのが
流行したときの、遊びの名残りで、
"ド" がつくのは、彼女によれば、
強めの接頭語だそうだ。
フランス貴族の系譜ではないという。

で、どういう人かというと、つい、私も漫画家なもので、
こんなユニークなキャラクターを放っとく手はないというので、
私が「キャベツ畑の遺産相続人」
[『週刊少女コミック』1973年15号]
という作品をかいたとき、
アシスタントとしてこき使うと同時に、
ドラマにも登場してもらった。……
言うまでもなくポージィおばさんその人である。」
p.202-203

佐藤史生(1950.12.6-2010.4.4)
『金星樹 SF短篇集
 奇想天外コミックス』
奇想天外社 1979年7月刊
206ページ
「花咲く星ぼしの群」『別冊少女コミック』1978年8月増刊号
「金星樹」『別冊少女コミック』1978年4月増刊号
「一角獣の森で」『別冊少女コミック』1978年6月増刊号
「レギオン」『別冊少女コミック』1978年10月増刊号
「星の丘より」『別冊少女コミック』1977年5月増刊号
萩尾望都(1949.5.12- )
「解説 ド・サト奇談」p.202-203

『萩尾望都作品集
 第I期 第10巻
 キャベツ畑の遺産相続人』
小学館 1977.7
表紙の左端の綿入れを着ているのが
ポージィおばさんさん・佐藤史生で、
踊っているジョージーおばさんと
プリン・パイおばさんは
「大泉サロン」の同居者、
竹宮惠子さん(1950.2.13- )と
増山法恵さん(1950.1.29-2021.6.30)かなぁ。

https://note.com/fe1955/n/n78c61620491f

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?