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森まゆみ(1954.7.10- )『昭和・東京・食べある記 朝日新書』朝日新聞出版 2022年2月刊 320ページ  日記 2022年3月21日 安部司(1951- )「糖質オフビール」 他

日記
2022年3月21日
午前0時50分起床 室温13.6度 湿度55%

福岡県糸島市天気・最低最高気温予報
本日3月21日午前7時 曇 5.8度 最高気温 午後1時 16.0度
明日3月22日午前6時 雨 7.7度 最高気温 午後0時 15.8度
https://tenki.jp/forecast/9/43/8210/40230/1hour.html

今日、2022年3月21日は
旧暦2021年2月19日、二十四節気の第四、春分です。次は清明。
http://koyomigyouji.com/24-shun.htm
https://www.calc-site.com/search_dates/3/21/2022
「地球の赤道を延長した天の赤道と太陽の通り道の黄道が
ちょうど交差したところが黄径0度。
春分とは、太陽がちょうど黄径0度(春分点)に到達した瞬間のこと。
太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになります。
この日から夏至まで、昼がだんだん長くなり、夜が短くなります。
ヨーロッパなどでは、春分をもって春の始まりとしています。
春分・秋分の3日前から7日間をそれぞれ春の彼岸、秋の彼岸とします。
春分・秋分は「彼岸の中日」といいます。彼岸は日本独自の行事です。
雷が稲光り雷声が轟き始める時季でもあります。
「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉があるように、
寒さは和らぎ過ごしやすい季節になります。
桜の開花情報が聞かれるのもこの頃からです」。

2022年3月20日
将棋 第47期棋王戦 五番勝負
   第四局 栃木県日光市「日光東照宮」
先手
渡辺明棋王・名人
1984年4月23日生まれ・37歳
タイトル獲得29期
後手
永瀬拓矢王座
1992年9月5日神奈川県横浜市生まれ・29歳
タイトル獲得3期
結果・棋譜
https://www.youtube.com/watch?v=tnUIW6EKcfM

https://www.shogi.or.jp/match/kiou/47/


https://toyokeizai.net/articles/-/539045
東洋経済オンライン 2022/03/20 11:00
安部 司(1951- )
平気で「糖質オフビール」買う人の残念な重大盲点
「添加物、副原料、しかも味は…」あなたはOK?

「「ビール」と「発泡酒・新ジャンル(第三の)ビール」の違いは
「麦芽の量」と「副原料」です。
発泡酒や新ジャンルビールは、税金対策で「麦芽の使用量」が少ない、
あるいは麦芽を使っていないから、
簡単に「糖質オフビール」を作ることができます。
しかし麦芽が少ない、またはゼロだけに、
「ビールのうま味」が足りません。
そのため、後述する「副原料」に加えて、
「人工甘味料」「糖類」「酸味料」「調味料(アミノ酸)」
などで味を補うのです。
色も薄いから、「カラメル色素」を使って
ビールっぽい色を付けたりします。つまり、それらのビールには
「副原料」に加えて「添加物」が大きな役割を担っているのです。」

「一般論として発泡酒のほうが新ジャンルビールより
「添加物」が多く、「副原料」は発泡酒より
新ジャンルビールのほうが多くなる傾向にあります。
発泡酒は税金対策で麦芽を減らした分、コメ、コーン、スターチなどの
「副原料」を使うことでビールに近づけていますが、
総じてビールに比べてそれだけだと物足りなさがあるので
「添加物」で補充することになります。
あくまでもビールに近づけ「代替品」に仕上げるためです。
新ジャンルは、麦芽をまったく使っていなかったり、
発泡酒を原料に炭酸水とアルコール (スピリッツ )で
増量していたりします。「麦芽の使用量」がさらに少ない、
あるいはゼロのため、「副原料」にさまざまな食品を使います。
たとえば「大豆たんぱく」は発泡性(泡立ち)をよくするために
使われたりします。
発泡酒や新ジャンルビールは、「麦芽の量」を減らすことで、
「糖質」を減らし、その代わり、「添加物」や「副原料」で
味を補っているのです。だから糖質がセロでも
ビール風味の味になっているのです。
「糖質は摂らない代わりに、添加物は摂る」ことになるわけです。」

「毎日のようにビールを飲む私に言わせると、
「糖質オフビール」で減らせる糖質には限界があるので、
そちらを気にして「味」を我慢するよりも、
「おいしいビール」を飲んで、その分、
「つまみ」を工夫することで、結果的にトータルの糖質を減らした
ほうが、よほど楽しく、おいしい食生活を過ごせると、
今年70歳を迎えても健康そのものの私自身は、そう強く思います。」


森まゆみ(1954.7.10- )
『昭和・東京・食べある記
 朝日新書』
朝日新聞出版 2022年2月刊
320ページ
福岡市総合図書館予約2名

https://www.amazon.co.jp/dp/4022951648

「東京には昭和のなつかしさ漂う名飲食店があちこちに。
「安くてうまい料理」と、その裏にある、作る人・食べる人が
織りなす「おいしい物語」を作家で地域誌「谷根千」元編集者の
著者が食べ、かつ聞き歩く。これぞ垂涎の食エッセー。

森まゆみ
1954年、東京都文京区道坂町に生まれる。
1984年、地域誌「谷中・根津・千駄木」を創刊。
編集のかたわら、上野奏楽堂や赤煉瓦の東京駅の保存、
不忍池の環境保全に関わる。
1998年『鴎外の坂』で芸術選奨文部大臣新人賞、
2003年『「即興詩人」のイタリア』でJTB紀行文学大賞、
2014年『「青鞜」の冒険』で紫式部文学賞を受賞。
「谷根千“記憶の蔵”」を主宰。
公益財団法人日本ナショナルトラスト理事。著書多数」

https://keiryusai.com/archives/31648
髙田 信之進 2022年2月28日
「こんな有名な作家になられるとは思いませんでした。
「鴎外の坂」「彰義隊遺聞」(新潮社)など次々と力作を発表」
「森さんは、何でこんな筆力があるかと思いましたら、
早稲田大学政経学部の藤原保信ゼミ出身だったんですね。
「名伯楽」の藤原ゼミからは、奥武則、姜尚中、斎藤純一、
原武史、佐藤正志といった今第一線で活躍する多くの
学者を輩出しています。」

書き下ろしと
『カラー版「懐かしき昭和」を食べ歩く』
PHP新書 2008
掲載の一部を再取材した、
1954年7月10日東京都文京区駒込動坂町生まれな
森まゆみさんが
「昔から知っている、昭和の香りのあるお店」39軒。

「聞き書きを天職と思っている私としては、
グルメガイドではなく、お店の歴史を
きちんと聞いて残したいのが趣旨」
p.316「あとがき」

第1章 上野
黒船亭 洋食
天寿ゞ 天ぷら
上野 藪そば

第2章 浅草
ぱいち 洋食
パンのペリカン ベーカリー
どぜう飯田屋
駒形どぜう
川松 鰻
フルーツパーラー ゴトウ

第3章 本郷
こころ 喫茶
ルオー 喫茶
麦 喫茶

第4章 神田・神保町
竹むら 甘味
ショパン 喫茶
新世界菜館 中華料理
源来酒家 中華料理
さぼうる 喫茶
ラドリオ 喫茶
ミロンガ ヌオーバ 喫茶

第5章 渋谷
西村フルーツパーラー
麗郷 中華料理

第6章 高田馬場
文流 イタリア料理

第7章 新宿
すずや新宿本店 とんかつ
スンガリー ロシア料理
池林房 居酒屋

第8章 銀座・日本橋
鳥繁 焼き鳥
ナイルレストラン インド料理
吉野鮨本店

第9章 新橋
ビーフン東 台湾料理
新橋お多幸 おでん
新橋亭 中華料理

第10章 赤坂・六本木
赤坂 津つ井 洋食
しろたえ ケーキ・喫茶
シシリア イタリア料理

第11章 飯田橋
島 沖縄居酒屋

第12章 町屋
立花 もんじゃ焼き・お好み焼き

第13章 王子・東十条
山田屋 居酒屋
埼玉屋 焼きとん
大衆酒場斎藤(斎藤酒場) 居酒屋

森まゆみさんと同学年、
1955年1月東京都調布市
(当時は北多摩郡神代町)
生まれの私が行ったことのあるのは、
神田・神保町
「竹むら」p.106
「ラドリオ」p.131
渋谷
「麗郷」p.151
だけでしたが、読んでいると、
1971-87年頃のあれこれを色々思い出して
懐旧の念に浸ってしまいました。

「中学3年生の頃、日大、明大、中大などがある辺りは
神田カルチェラタンとよばれ、学生運動が激しかった。
お茶ノ水橋でバスを待っていて、催涙弾発射に巻き込まれ、
目が痛くてしかたがなかったことがある。」
p.104「4 神田・神保町」

私が催涙弾を初めて体験したのは、
都立北多摩高校2年生、1971年秋、
沖縄返還協定批准国会の頃のデモ隊の
一人としてでした。

催涙弾が飛ぶ音に恐怖を感じながら、
新約聖書「山上の垂訓」の一行、
「幸いなるかな 平和を求める人
かれらは神の子ととなえられるであろう」
を思い浮かべていたことを、
五十年経っても憶えていました。
もちろん何十年もの間、忘れていたんですけど。

以下、重箱の隅をつついておきます。

「千代田区神田神保町1丁目3
ラドリオ
ウィンナーコーヒー発祥のシャンソン喫茶 1949年創業 
以下、50年間、店長だった臼井愛子さんが
NHK番組『現役くらぶ』1995 に登場したDVDより。
英文学者で明治大学教授だった吉田健一が
店の奥でいつもビールを飲んでいた。
詩人草野心平がおしえてくれたおかゆを
「心平粥」と称して出していたこともある。」p.133

吉田健一(1912.4.1-1977.8.3)
は、1963~1969年、
中央大学文学部教授でした。

明治大学文学部教授だったのは、

山本健吉(1907.4.26-1988.5.7)
平野謙(1907.10.30-1978.4.3)
西村孝次(1907.11.17-2004.6.29)
本多秋五(1908.9.22-2001.1.13)
中村光夫(1911.2.5-1988.7.12)
齋藤磯雄(1912.5.26-1985.9.3)

等々です。
私は、1975-77年に、
西村孝次先生と
斎藤磯雄先生に教室で教わりました。

西村先生は、
「サッポロ一番塩らーめん」を作って食べます、
と言ってました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/西村孝次

https://ja.wikipedia.org/wiki/齋藤磯雄

斎藤先生がヴェルレーヌを、
眼を閉じて暗誦してくださると、
フランス語の響きが音楽のように、
フランス語の意味とひとつになって、
頭の中に現れるという体験を、
毎週、してました。
魔法に魅せられたような体験でした。

帰宅して、同じ詩を自分で音読しても、
あのイマージュは絶対に再現しなかったなぁ。

https://poesie.webnet.fr/lesgrandsclassiques/poemes/paul_verlaine/colloque_sentimental
Paul VERLAINE 1844 - 1896
Colloque sentimental
Dans le vieux parc solitaire et glace
Deux formes ont tout a l'heure passe

日本語訳
http://blog.hix05.com/blog/2007/09/post-359.html

フランス映画
『舞踏会の手帖』1937
では、
ルイ・ジューヴェ
Louis Jouvet(1887-1951)
が口ずさんでいました。

https://www.youtube.com/watch?v=VllHZQG5cwU

"Dans le vieux parc solitaire et glace.."
Louis Jouvet recite Verlaine

Carnet de bal (1937)
舞踏会の手帖 130分 日本公開1938年6月
https://www.allcinema.net/cinema/20130
監督 ジュリアン・デュヴィヴィエ
出演 マリー・ベル フランソワーズ・ロゼー

読書メーター
森まゆみの本棚
登録冊数5冊 刊行年月順
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11107174

読書メーター
食べ物の本棚
登録冊数821冊
エッセイ、小説、マンガ、絵本、レシピなど
著者名五十音順
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091194

https://note.com/fe1955/n/nb73becf83e78

https://note.com/fe1955/n/n686c5196be61

https://note.com/fe1955/n/n296f5d1d1397

https://note.com/fe1955/n/ncbc5752a9c70

https://note.com/fe1955/n/n1c1f09d69e20

https://note.com/fe1955/n/ndbc459695076

https://note.com/fe1955/n/n694348cd5994

https://note.com/fe1955/n/n399595d6e705

https://note.com/fe1955/n/n068291e7316c

https://note.com/fe1955/n/na6befc784b54

https://note.com/fe1955/n/nfbfd3aebe82e

https://note.com/fe1955/n/n087c30666d4f

https://note.com/fe1955/n/nff5be4dbc52e

https://note.com/fe1955/n/n06d490226d3f

https://note.com/fe1955/n/n42b6638855db

https://note.com/fe1955/n/n4e6e744ed0ee

https://note.com/fe1955/n/n5e34d456bcbe


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