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片岡義男(1939.3.20- )『珈琲が呼ぶ』本文内挿画 花森安治(1911.10.25-1978.1.14) 光文社 2018年1月刊 352ページ  Otis Redding (1941-1967) "Cigarettes and Coffee" (1966.4)  Miles Davis (1926-1991) "'Round Midnight" (1953.1.30) (1955.7.17)  日記 2018年11月10日 いまは又ちらでもまがふ時雨かなひとりふりゆく庭の松風 

日記
2018年11月10日
午前3時30分起床
室温16.4度 湿度63%
懸垂10回 スクワット80回

Miles Davis (1926.5.26-1991.9.28)
"'Round Midnight" (1953.1.30)
https://www.youtube.com/watch?v=COw0fe7OBqc
Miles Davis Collectors' Items (1956)
https://en.wikipedia.org/wiki/Collectors'_Items

https://www.amazon.co.jp/dp/B000000Y4D

Miles Davis (1926.5.26-1991.9.28)
 Trumpet
Sonny Rollins (1930.9.7- )
 Tenor Saxophone
Charlie Parker (1920.8.29-1955.3.12)
 Tenor Saxophone
Walter Bishop (1927.10.4-1998.1.24)
 Piano
Percy Heath (1923.4.30-2005.4.28)
 Bass
Philly Joe Jones (1923.7.15-1985.8.30)
 Drums

https://en.wikipedia.org/wiki/'Round_Midnight_(song)

https://www.jazzdisco.org/miles-davis/discography/

マイルス・デイヴィスは
「ラウンド・ミッドナイト」
'Round Midnight
1944年に発表された、
ピアニストの
セロニアス・モンク作曲の
ジャズのスタンダード・ナンバー
を三回録音していて、
これが最初の録音です。
マイルスと
ロリンズと
チャーリー・パーカーの
三人の共演録音は、
この日だけでしょう。


Miles Davis (1926.5.26-1991.9.28)
"'Round Midnight" (1955.7.17)
https://www.youtube.com/watch?v=GIgLt7LAZF0
Miles Davis 'Round About Midnight (1957.3)
https://en.wikipedia.org/wiki/'Round_About_Midnight

Miles Davis (1926.5.26-1991.9.28)
 Trumpet
John Coltrane (1926.9.23-1967.7.17)
 tenor saxophone
Red Garland (1923.5.13-1984.4.23)
 piano
Paul Chambers (1935.4.22-1969.1.4)
 bass
Philly Joe Jones (1923.7.15-1985.8.30)
 drums

https://en.wikipedia.org/wiki/'Round_About_Midnight

https://www.amazon.co.jp/dp/B000VOON6W

二回目の録音。
マイナーレーベルな
プレスティッジと契約していた
マイルスが、
大手レコード会社
コロンビアに移籍するために録音した演奏。

https://note.com/fe1955/n/n646f82714a3f

https://note.com/fe1955/n/nda747c22c902

https://note.com/fe1955/n/n75d8967627f0


いまは又ちらでもまがふ時雨かなひとりふりゆく庭の松風
 源具親 千五百番歌合に、冬歌
新古今和歌集 巻第六 冬歌 587
「初冬の今は今で木の葉が散るのでなくても時雨の音かと聞きまちがうことだな。降るではないが、孤独に古りゆく庭の松に吹く風よ。」
『新日本古典文学大系 11』岩波書店 1992.1 p.178
建仁二年(1202)頃、千五百番歌合 冬一。
まがふ 時雨の音は木の葉の降る音に似るという通念を踏まえる。
ふりゆく 「古り」に「降り」を掛け時雨の縁語。
今度は松風が時雨にまがうという。
参考
「風の音にわきぞかねまし松が根の枕にもらぬ時雨なりせば」
(藤原実房 千載 羇旅)。
「時雨」の歌。
源具親(みなもとのともちか 生没年未詳)
鎌倉時代初期の官人・歌人。
宮内卿の同母兄。
和歌所寄人。
新古今集初出七首。勅撰入集二十一首。
http://www.asahi-net.or.jp/~sg2h-ymst/yamatouta/sennin/tomotika.html

https://ja.wikipedia.org/wiki/源具親

https://bookmeter.com/mutters/153791951
2013年の立春、
2月4日から毎日一首づつ読み始めた
新古今和歌集の通読(つぶやき)が
四年かかって終わりました。
https://bookmeter.com/mutters/153744722
全二十巻
春夏秋冬賀哀傷離別羈旅恋雑神祇釈教
1995首
明日から再読
2017.3.26

片岡義男(1939.3.20- )
『珈琲が呼ぶ』
本文内挿画 花森安治(1911.10.25-1978.1.14)
光文社 2018年1月刊
352ページ
福岡市総合図書館蔵書
https://www.amazon.co.jp/dp/4334979769
https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334979768

「なぜ今まで片岡義男の書き下ろし
珈琲エッセイ本がなかったのか?
珈琲が呼ぶザ・ビートルズ四人のサイン。
珈琲が呼ぶボブ・ディラン。
珈琲が呼ぶ三軒茶屋。
珈琲が呼ぶクェンティン・タランティーノ。
珈琲が呼ぶ美空ひばり。
珈琲が呼ぶジム・ジャーミッシュ。
珈琲が呼ぶ黒澤明。
珈琲が呼ぶ玉子サンド。
珈琲が呼ぶ神保町の路地裏。
珈琲が呼ぶオーティス・レディング。
珈琲が呼ぶつげ義春。
珈琲が呼ぶトム・ウェイツ。
珈琲が呼ぶ京都・姉小路通。
珈琲が呼ぶフィリップ・マーロウ。
珈琲が呼ぶタヒチ。
珈琲が呼ぶ高田渡。
珈琲が呼ぶホットケーキ。
珈琲が呼ぶ下北沢。
珈琲が呼ぶクリント・イーストウッド。
珈琲が呼ぶ有楽町・スバル街……
一杯のコーヒーが呼ぶ意外な人物、映画、音楽、コミックス、
場所が織りなす物語の数々。
他にも
「一杯のコーヒーが百円になるまで」
「インスタントコーヒーという存在」
「僕がアイスコーヒーを飲まない理由」
「高級ホテルのコーヒー代とは入場料」
「理想のマグのかたち」
「五時間で四十杯のコーヒーを飲んだ私」
「喫茶店のコーヒーについて語るとき、大事なのは椅子だ」
「ブラック・コーヒー三杯で彼女は立ち直れたのか」
などを主題に、
乾いた筆致でコーヒーが主役の書き下ろしエッセイを45篇収録。
本文と密接に絡み合う、豊富なカラー写真やコミックスのひとコマ
などが、ふんだんに添えられています。
「サード・ウェーヴ」以来、大ブームになっている「コーヒー本」「喫茶店ムック」「カフェGUIDE」とは全く違う角度からコーヒーを捉えた、作者の異色作です。
コーヒー好きはもちろん、映画・音楽・サブカル愛好者にはたまらない、全45篇の書き下ろしエッセイ集。
<著者プロフィール>
片岡義男(かたおか・よしお)1939年東京都生まれ。作家、写真家、翻訳家。1974年に『白い波の荒野へ』で作家としてデビュー。著書に『スローなブギにしてくれ』『ロンサム・カウボーイ』『日本語の外へ』など多数。近著に『コーヒーとドーナツ盤、黒いニットのタイ。』など。」

https://kataokayoshio.com/special/contributed_coffee-1
https://kataokayoshio.com/
作家・片岡義男の電子書籍作品公式サイト

制作舞台裏 エッセイ集『珈琲が呼ぶ』
――やはり、コーヒーが似合う作家
光文社 篠原恒木
『珈琲が呼ぶ』ができるまで
「エッセイの各章にコーヒーカップの挿絵を、
ほんの遊び心でカンプに貼っていました。
「このイラストは篠原さんが描いたの?」
「違います。花森安治さんの作品です。
花森さんの絵が大好きなもので、つい」
と、いうわけで、
暮しの手帖社さんにご無理を言って、
借用させていただきました。
片岡義男と花森安治のコラボレーションは、
おそらく今までも、そしてこれからもないでしょう。
ささやかな自己満足です。」

https://www.weblio.jp/content/カンプ

Weblio 辞書
「カンプ
 広告や印刷などの制作において、
制作物の仕上がりを具体的に示すために作られる見本」
「仕上がった時にどのようになるかを、
わかり易く示したスケッチ。プレゼンテーション用の資料。」

https://ddnavi.com/review/429986/a/
ダ・ヴィンチニュース 2018.1.18
「変わらない店によって、
いつもの自分が今日も肯定される」
鋭い言葉にドキリとする片岡義男の珈琲エッセイ本


1939年3月20日生まれな
片岡義男さんによる書きおろしエッセイ45篇。

2016年3月に読んだ
『コーヒーにドーナツ盤、黒いニットのタイ。1960-1973』
光文社 2016.2
https://www.facebook.com/tetsujiro.yamamoto/posts/pfbid0guchGSkJP9qhFMiUa1jpKktZ1Kx3D5fF9n4kkXjfTjAvxqCBM16tB6xYCvAq9vejl
https://www.amazon.co.jp/dp/4334910823
以来です。

昨日読み終った小説。 片岡義男『コーヒーにドーナツ盤、黒いニットのタイ。1960-1973』光文社 2016年2月刊。 http://goo.gl/beqUnA #bookmeter ...

Posted by 山本 鉄二郎 on Wednesday, March 30, 2016

学生の頃(1973-77)、
FM東京の深夜放送
「片岡義男と安田南の気まぐれ飛行船」
https://kataokayoshio.com/special/watashi-no-kataoka_008
を毎週聞いていましたけど、
小説はほとんど読んだことがありません。
ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/片岡義男
で数えてみると124冊もあるんですが。

1973年に6号まで発行されて終わった雑誌
『ワンダーランド』晶文社
の連載も読んでたなぁ。

津野海太郎
『おかしな時代
 『ワンダーランド』と黒テントへの日々』
本の雑誌社 2008.10

「片岡義男と六本木のクレードルで飲んでいたら
「晶文社は会社じゃないよ」と彼がいった。
「じゃあ、なんだい?」
「クラブだね」
ほかの出版社は会社だけど、それにくらべて
晶文社は大学のクラブかサークルみたいだというのだ。」
p.328「会社じゃないよ」
https://note.com/fe1955/n/n818f98daca0d
https://www.amazon.co.jp/dp/4860110862

「オーティス・レディングに
Cigarettes and Coffee という歌がある。
1966年の作品だ。
英語の歌詞で語られる場面は呑気なものだ。
肯定的で楽しい情景を歌っている。」
p.162「午前三時のコーヒーは呑気で幸せなものだった」


私のパソコンの
ウィンドメディアプレイヤーに
オーティスは30曲しかなく、
知らない曲名だったので、ユーチューブ
https://www.youtube.com/watch?v=sQww3HeL8M4
で数回聴いてみました。

1966年4月に発表した4作目のアルバム
The Soul Album
https://en.wikipedia.org/wiki/The_Soul_Album
収録曲ですが、私はこのアルバムも知りませんでした。

「フィリップ・マーロウはコーヒーを飲むか。
もっと正確に言うなら、
俳優によって映画のなかで演じられた
フィリップ・マーロウがコーヒーを飲む場面が
その映画にあるかどうか、ということだ。
Farewell My Lovely という映画をDVDで僕は観た。
1975年のアメリカの作品で
監督したディック・リチャーズは、
1940年代のLAを画面に再現するのにたいへんな努力をした、
とレナード・マーティンの
『ムーヴィ・ガイド』は指摘している。」
p.166「さらば、愛しきディマジオよ」

私は明治大学文学部四年生だった頃、
1976年9月10日に
吉祥寺スカラ座で観ました。
『さらば愛しき女よ』
出演 ロバート・ミッチャム シャーロット・ランプリング
https://www.youtube.com/watch?v=s7tfQVsxC3Y
1:31:13
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=9132

読書メーター
片岡義男の本棚
登録冊数8冊 刊行年月順
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091352

https://note.com/fe1955/n/na6befc784b54
片岡義男(1939.3.20- )
『ナポリへの道』東京書籍 2008.9
アーネスト・ヘミングウェイ
Ernest Hemingway (1899.7.21-1961.7.2)
「二つの心臓の大きな川」1924
『われらの時代・男だけの世界』新潮文庫 1995.10
益田ミリ(1969.1- )
「ランチの時間 第3回
 ナポリタン」
『小説現代』2020年5月号


https://www.facebook.com/tetsujiro.yamamoto/posts/pfbid0guchGSkJP9qhFMiUa1jpKktZ1Kx3D5fF9n4kkXjfTjAvxqCBM16tB6xYCvAq9vejl

昨日読み終った小説。 片岡義男『コーヒーにドーナツ盤、黒いニットのタイ。1960-1973』光文社 2016年2月刊。 http://goo.gl/beqUnA #bookmeter ...

Posted by 山本 鉄二郎 on Wednesday, March 30, 2016


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