【蓮ノ空感想文】第一印象で瑠璃乃を選んだのは必然だった!【怪文書】


沼に沈められたのか…いや、沼に沈んで行ったのだ

異次元フェスが終わり、フォローしていたアイマス界隈から「Holiday∞Holiday、最高!」という声が聞こえ続けてきて、1週間が経った。
ライブ直後ならさておき、1週間も熱狂が収まらないのを見れば、「どんな曲だろうか?」と気になるものだろう。
長野の友達に聞いたら「良い曲だから是非聞いてください」と勧められたので、リリックMVを見たところ、頭からサビが離れなくなってしまった。教えてくれた友人に感想を伝えると、今度は「スリーズブーケ以外のユニットも良いので、他の曲も聞いてください」と言われた。
「なるほど…沼じゃね?」と聞くと、「何言っているんですか。もう沼に居ますよ?」と返ってきた。
その時点で他の曲も気になっていたのは自覚していたので、「それもそうか…」と自ら沼へ沈んで行った。どの楽曲も良く、その素晴らしさに殴られっぱなしだった。

…僅か、1週間の出来事だった。

Fes×LIVE…そして、瑠璃乃との出会い

1月になり、友達から「今度イオンシネマ白山でFes×LIVEがありますよ」と教えてもらった。Fes×LIVEが何か全く分からなったが、蓮ノ空が好きなオタクが集まるだろうと思い、軽い気持ちで参加してみた。
この時点ではリンクラもインストールしておらず、リリックMVで姿を見た以外に、蓮ノ空のスクールアイドルの事を全く知らなった。
だから、動ている彼女達を見て思ったのは、凄く楽しそうという感情だった。
この6人の誰を、俺は好きになるのだろうか?
金髪で小さくて、元気があって楽しそうだ…瑠璃乃を見た時、そう思えた。性格も考え方もまだ知らないけど、第一印象は間違いなく彼女だった。
…瑠璃乃を好きになる鐘が鳴った気がした。

2月は映画館へ行かず、Youtubeで見る事にした。この時はまだ活動記録を読んでいなかったため、何故シャッフルユニットなのかさっぱり分からなかったが、楽しそうだなと思った。
この時流れたTrick & Cuteは、最初シャッフルユニットで並んでいたのに、気づいたら本来のユニットに戻っていた。元々そういった動きなのかもしれないけど、それに気づいて一人で盛り上がっていた。この時点で、既に蓮ノ空が大好きになっていたんだと思う。
そして、Youtubeではアフターが見れない事を知った。リンクラをやっていても、条件を達成しないとアフターは見れない。映画館へ行けば見れるのを考えると、地元が舞台で本当に良かった。

3月になると、蓮ノ空のこと好き好きクラブの皆さんが、沙知先輩の話をたびたび出していたので、蓮華祭は沙知先輩の卒業と大きく関わる事を知った。
実はまだ、活動記録を読んでいない。このままで良いのか…今動かないと後悔するのではないか…消化できない気持ちとなんとかしようと、友人へ聞いてみた。
「活動記録を読まずに蓮華祭見るなんて、エンドゲームの二の舞ですよ? 絶対に見てから参加してください。6時間ぐらいで見れると思いますよ」
そう言われたら、活動記録を読むしかなかった。
※マーヴェルシリーズで最初に見たのが、集大成のエンドゲームだった人

活動記録…全てを受け入れての蓮華祭

活動記録を読み始めたが、6時間じゃ全く時間が足りなかった。めっちゃ嘘だった。でも、頑張って読み続けた。印象的に思えるシーンが、たくさんあった。

1話は、夢を諦めきれず、蓮ノ空という牢獄から脱走する花帆が居た。悩んでいる花帆の思いを知った上で、それでも花帆の答えを待つ梢が居た。
2話は、花帆に言いつつも、本当は自分に言い続けてているように見えた梢が居た。
3話は、謎のトマトパジャマを着るさやかのギャップが面白かった。梢の花帆の呼び方が、日野下さん→花帆さんへ変わり、ようやくスリーズブーケが始まった。
4話は、綴理が頑張ってさやかに想いを伝えるところが、胸が痛くなった。頑張れって思った。それに答えたさやかの「わたしが隣になってますから」で号泣した。
5話は、おでん屋での綴理の舌足らずがめっちゃ可愛かった。ストレートに言う綴理と、良く見せようとするさやかのズレが、凄く引っかかった。
6話は、スケートリンクで爆発したさやかの想いに、胸を打たれた。「わがままになっていいってなんですか?」からの「夕霧綴理!」、そして流れるSparkly Spot…画面が見えなくなった。
7話は、梢が怖かった。あんなに花帆に優しかったのに、めちゃくちゃ冷たかった。触れて欲しくない話題だと思うけど、あの拒絶は辛かった。
8話は、アボガド・ナス・ブサイクトマトクッションがあったり、養育義務が放棄されたりして、一瞬ギャグ回かと思った。梢と綴理の確執が溶け、二人じゃなくて四人でリベンジするのは最高だった。
9話は、綴理の「ぼくなんなの」からしか得られない栄養に気づいた。瑠璃乃の良い話になると思ったのだが、予想の斜め上から花帆が出したぼっちハウスが全てを持っていた。
10話は、頑張る瑠璃乃の姿を見て、慈が自分の想いを吐き出してステージに上がるシーンが最高だった。瑠璃乃からプレゼントされた靴があり、その靴でどこまでも行けるはずだったのに、ケガで行けなくなった慈。その慈を、靴の送り主である瑠璃乃が靴ごと連れていく…耐えられるはずがなかった。
11話は、スクールアイドルに復帰した慈が、ヒール役を買って出てでも喝を入れようとしてくれた。見た目の言動とは裏腹に、彼女の愛情を感じた。
12話は、一年生がスクールアイドルをやる理由に気づけてない感じた沙知先輩が、試練という形で気づかせていくのが凄かった。スクールアイドルは手段なのか目的なのか…在り方について問われていた気がした。凄く良い話だったのに、ぼっちハウスが活躍しすぎてお腹痛かった。一発ネタじゃなかったのか。
13話は、綴理はさやかに置いていかれると思って新しい事に挑戦し、さやかは綴理に置いて行かれると感じ、お互い強依存である事をまざまざと見せつけられた。そんな綴理へ、スクールアイドルとしての在り方を教えてくれる沙知先輩の優しさに泣いた。
14話は、地区大会では一組しか出場できないのならユニットを合わせたら全員出れる…という安易な考えを通してくれない運営のいけず。それならユニットメドレーでやれば良いって考える花帆の発想が光ってた。でも、パケットを集めても譲渡して一つにまとめるのは、物理的にも契約的にも無理だと思う。
15話は、いきなりラブライブ決勝で負けたところから始まって戸惑った。みんなが乗り越えていく中、自分の心を隠してでも花帆の話を聞く梢が痛々しい。結果的に花帆の前で泣く事になってしまった梢だけど、それで良かったと思う。本音を受け止めてくれる人は大事だ。
16話は、花帆が作詞をする回だった。ここで初めて、活動記録とFes×LIVEがリンクしている事に気づいた。花帆が作詞を考える中、応援してくれた方々をライブへ招待する中で見える想い。それを見事に歌詞にできるのは凄い。感謝が溢れている。
17話は、最高のみらぱ回だった。慈も瑠璃乃も、最高のライブをするためにお互いの在り方を主張して、行動で示して、最後はどうしてこの二人のユニットなのかへ繋がっていく。目的が一緒だけど手段は一つではなく、どちらの手段も一理ある場合、一つになるだけが答えじゃなかった。今よりもっと、みらぱが好きになった。
18話は…沙知先輩の卒業だった。感動でズタボロに泣かす曲は、生徒会室で不意に歌うアカペラとして発動し、沙知先輩をズタボロに泣かせた。泣いていた沙知先輩は、いつもの生徒会長の姿よりも幼く見えて可愛かった。そして、俺も泣いた。

18話を見終わった時、蓮華祭の開始7分前。なんとかギリギリ見れた。急いでシオンシネマ金沢フォーラスへ行くと、スクリーン1は完売、追加でスクリーン2も用意されていた。今日に掛ける情熱を感じた。
そしてFes×LIVEが始まり、抱きしめる花びらが流れた。一年生のコーラスから送り出すという気持ちが伝わってくる…胸が痛い。泣きそう。
サビで歌詞が流れ、涙が頬を伝って落ちていく。頑張って耐えよう…そう思っていた時、サーチライトが緑になった。沙知先輩へ向けてのメッセージだ。泣きながら見ていた。
サーチライトが元に戻った時、沙知先輩のシルエットが見えた。もう無理だった。
活動記録をちゃんと見た上で今日を迎えられて、本当に良かった。

沙知先輩、卒業おめでとうございます。そして、ありがとうございました。

瑠璃乃を選んだのは必然だった!

少しFes×LIVEと違う話をさせて欲しい。俺が瑠璃乃を選んだのは必然だったという話だ。こらそこ、妄想乙とか言うな!

17話で、参加者の楽しませ方について慈と瑠璃乃がぶつかったのを、覚えているだろうか。
慈は、「自分達が全力で楽しむ事で、参加者へ楽しさを伝えていく。盛り上がれてない人へこそ、楽しませたい」って言っていたと思う。
一方瑠璃乃は、「自分達の盛り上がりについてこれない人もフォローして、誰一人楽しかった思い出から欠けさせたくない」って言っていたと思う。
慈は全力で手を引っ張ってステージへ上げるスタンスで、瑠璃乃は手を差し伸べて一緒にステージへ歩いていくスタンスだと、俺は解釈している。
実はこの対立、俺が実際に体験した話と同じだったんだ。

それは、10年前の事だった…。
当時、アイマスのコールオフ会を主催していて、もう一人の幹事と新規参加者の楽しませ方について意見を出し合った事があるんだ。その時出てきた意見が、まさに慈と瑠璃乃の出した内容とほぼ同じだったんだ。
「幹事が全力で楽しめないのなら、新規参加者が楽しめる訳がない。だから、幹事が全力でひっぱっていく方が良い」
「幹事が全力で楽しむ事よりも、新規参加者が楽しめきれてない点を解消して、また来たいと思ってもらう方が良い」
ニュアンスで考えると、前者が慈で、後者が瑠璃乃でしょう?

で、俺はどっちだったかと言うと、後者の意見だったんだ。
だから、17話で瑠璃乃のスタンスを見た時、「俺と一緒じゃん! これは運命…いや必然だ!」って思ったのよね。
第一印象で瑠璃乃を選んだ俺の目は正しかった!
以上、気持ち悪いオタクでした!

最後に…

俺が蓮ノ空に出会えたのも、そこからはまっていったのも、全て長野の友達のおかげです。
彼と出会ったのはアイマスのカラオケコールオフ会だったけれども、その縁が繋がって、今度は返ってくるなんて思ってみなかった。
蓮ノ空を好きでいてくれてありがとう。それを俺に教えてくれてありがとう。

蓮ノ空はまだまだ伸びていくし、もっと知られていくコンテンツだ。
だから、あなたの友達にも教えてあげて欲しい。楽曲の札束で、顔面を殴りつけてあげて欲しい。沼へ蹴り落してあげて欲しい。
あなたからじゃないと伝わらない誰かが、必ず居ます。是非、教えてあげてください。

そして、北陸に居る蓮ノ空のこと好き好きクラブの方々へ。
必ず金沢凱旋ライブが来ます。おそらく3rdぐらいのタイミングで。
その時に、舞台である現地民or近隣民だからからこそ、やれる事があると思うのです!
声優陣や遠征してきた方を、もてなせる事があると思うのです!
みんなで、でっかい事を成し遂げてみませんか!

まずは、ライブ映像にパート訳した歌詞・コールを入れたカラオケ字幕動画を使った、カラオケコールオフ会を定期的に開いていきます。
もしよろしければ、ご参加いただければ幸いです。
皆さんと盛り上がれる人を、心から待ち望んでいます。

…以上。


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