2月

生きる!

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最近の記事

やっと分かって来たかも、このポンコツの操縦の仕方を

 自分という人間を25年と7ヶ月やってきて、社会人4年目になって、わかってきたことがあるので書き留めたい。この記事を読む人にとっては、もしかしたら「自分のことを過大評価しすぎではないか」とイライラさせてしまうかもしれない。からまあ、自己判断で読んでいただきたいと思う。  まずわたしは、仕事で手を抜くことが許せない、毎日やると決めたことができないと許せない、しょうもないミスをすることが許せない、とこのように自分が自分に課したルールを守れないことが許せない面倒な性格である。人の

    • それぞれに頑張って、また会おう。

       久しぶりにノートを開くと、その時その時の等身大の自分の思いが綴られていて、読み返すだけで胸がギュッと締め付けられてしまう。それと共に、時間が経ってその苦しみを乗り越えた今の自分に少し胸を張れる。当時の自分へ。君は何にも間違ってないし、ちゃんと成長するし、きっと自分を誇らしく思える日が来るから大丈夫だよ。  社会人4年目、初めての異動を経験し、新しい環境に身を置いて二ヶ月が経った。周りの人たちは決して悪い人たちではないが、前の職場のような温かさはなく、誰にも頼れないプレッシ

      • 闇雲にでも信じたよ、きちんと前に進んでるって

        昨日の仕事終わりがいつもより楽しみだったのは、実家にホテルのお弁当を届けるために彼と片道一時間のドライブに行けるということと、大学時代の友人とZoom飲み会でもしようということになっていたからだろう。 最近は、職場を早く出ることが怖くなくなった。この感覚も日によるのだが、基本わたしは周りの顔色を伺いすぎる性格なので、定時過ぎても周りの人たちが残ってると、退勤することを躊躇することが多々あった。同じ職場が年上だらけだからこその感覚なのかもしれないが、結局仕事はいくらでもある

        • 世界は僕のものだ!

           昨日、金曜ロードショーで2週に渡って放送されていた大傑作「タイタニック」をまとめて観た。実はタイタニックを観るのは、今回が初めてだ。観る機会はいくらでもあったのだが、あえて避けてきたのかもしれない。それは多分、悲しくてどうしようもなくなることが分かっていたから。だがやっぱり、映画史に残る名作を知らないというのはな〜んか勿体無いような気がして、よしじゃあこの土日はタイタニックを観てみよう!と閃いたのだった。note を書いているのは、その感想を残しておきたいと思ったからである

        やっと分かって来たかも、このポンコツの操縦の仕方を

          ジンオウガに喰われて死にたい

           春の嵐。各地では雹が降ったり、異様に寒かったり、大雨に見舞われたり、春らしくない気候が二日間続いていたらしい。確かに一昨日は寒かった。買い物に行こうと一度はいつもの服装で外に出たが、風邪をひいてしまうような気がしてカーディガンを取りに戻った。  新年度が始まり、三週目に入った。社会人三年目の始まりは、怒涛だった。時計を見るたび一時間進んでいる短針、定時を回って二時間が過ぎても人が減らない職員室。「今日もモンスターハンターができない」と心の中で嘆きながら、パソコンに向かい続

          ジンオウガに喰われて死にたい

          当然こんな夜にはコーヒーがいいだろ

           祝日。「生きてるだけで、愛」という映画を観た。タイトルと菅田将暉に惹かれて、気づいたら再生ボタンを押していた。ここからは感想、ネタバレになるので読みたくない人は飛ばして。  趣里という女優さんの演技に脱帽した。特別、衝撃的な展開がある訳でもなくダラ〜ッと流れていく映像。普通なら飽きてしまいそうなんだけど、ずっと画面にかじりついて観ていた。主人公の寧子は鬱、情緒不安定、過眠症という病気を患っている。菅田将暉演じる同棲相手、津奈木はあっさりしていて何にも考えていなさそうな、と

          当然こんな夜にはコーヒーがいいだろ

          愛で揺れる世界の中で僕達は

          最後に書いた note から9ヶ月が経ってしまった。年を跨いで2021年。年女なので世界の全てを味方につけ、なんでも出来そうな気分でいます。よろしくね。 なんだかマシになりそうな気がした新型コロナウイルスが再拡大している。冬の主役は自分たちだとでも思っているんだろうか。国内感染者数4桁にも、最初は驚いたが慣れた。二度目の緊急事態宣言が発出も、昨年の4月に比べると特に縛られることもなく生活できている。果たしてこのような状態で、感染者数はちゃんと減っていくのだろうか。今まで生き

          愛で揺れる世界の中で僕達は

          Loading で進まない毎日

          いつの間にか四月になって、いつの間にか14日になった。日が経つのをあんまり感じなくなったのは、コロナウイルスによる閉鎖的な生活のせいか。何処にも行けない今、家と職場を往復するだけの毎日はあまりにも退屈で、みんなが普通の顔してるから、我慢できないのはわたしだけなんじゃないかと不安になることもあるが、案外この映画の世界のような非日常もわたしの日常に馴染んできたようだ。 こんな現状にも関わらず、どこかで「あと少し我慢すれば終わる」と思っている。現に一月には、四月がこんな暗い空気に

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          ハズレくじばかりでも 君といる僕が一等賞

          後半休をとって職場から脱走してきた。他国の話だと思って知らないふりしていたコロナウイルスは、海を越えて、遂にわたしの生活にまで影響を及ぼしてくるようになった。イヤホンでハンブレッダーズを聴きながら、駅のホームに立って周りを見渡しても、ウイルスは目に見えないので、毎年恒例の春を知らせる風を吹かせている三月に過ぎない。ただ、あからさまに人が少ないし、ほぼ全員がマスクを着用している。このコロナウイルス対策は、毎年大流行のインフルエンザにはこうかばつぐんのようで、今年インフルってあん

          ハズレくじばかりでも 君といる僕が一等賞

          貴方という星に降り立ったの、辿り着いたの

          「恋人」というコンテンツが追加され、わたしの平穏だった日常の一コマ一コマは特別なものに変わりつつある。毎日ほとんど同じことを繰り返しているはずなのに、驚くほど新鮮で、キラキラしている。わたしたちはまだ、共に歩き始めたばかりだ。 でも私の偉いところは、仕事に対する熱量が変わらないところで、相変わらず「今」と精一杯向き合う日々が続いている。生徒の一挙手一投足に気分を振り回され、自分の準備不足に凹み、キャパシティの狭さを実感しては途方に暮れる。出来ているように見せかけてどこか手を

          貴方という星に降り立ったの、辿り着いたの

          変わりゆく毎日を、変わりなく過ごせますように

          12月、恋人が出来た。わたしのとても尊敬している人が恋人になった。今までの彼氏彼女の概念を払拭するような、あったかくて、穏やかな、そんな空気に彩られていった。 中学高校まで、普通に恋愛をしてきた。違うクラスの男の子を好きになり、メールで毎日連絡をとったり。高校に上がると大学生を好きになるも、呆気なく向こうに彼女が出来て失恋したり。歳を重ねるにつれて、それ相応の恋愛をした。でも大学生になった途端、恋愛とかけ離れた毎日を過ごすことになった。大好きな音楽に没頭できる、恵まれすぎた

          変わりゆく毎日を、変わりなく過ごせますように

          最初で最後の覚悟で、まだ見ぬ愛を探している

          社会人 女、今年23歳にして、未だにヒールを履きこなせない。生まれてこの方、スニーカーの魅力に取り憑かれている。「歩く」という日常的な動作にまでストレスを感じたくないのも事実、ただヒールを履いた女性を心底かっこいいと思う。だからこそ履きたい、普段ダラっとした服着てるのに、スーツ着ると別人みたいだね!大人っぼいね!って。そこにヒールを添えたい。女性らしさという要素は、この先歳を重ねていく上で、必要不可欠なものだと思う。何歳になっても「今が一番たのしい」と思える人生のために、わた

          最初で最後の覚悟で、まだ見ぬ愛を探している

          今この瞬間を鳴らすんだ

          わたしの人生、青春に関与しまくったロックバンド、NICO Touches the Walls の突然の活動終了宣言に衝撃を受けた。これまで色んなロックバンドがそれぞれの理由で解散したり、お休みしたりしていたが、残念に思うことはあってもあまり引きずることは無かった。それは多分わたしの中でのそのバンドの存在がそこまで大きなものでは無かったからだろうか。ただ今回の件は色々とキツかった。あまりに突然すぎることと、インターネット上で文書を公開しただけに、こちらには実感というものがまるで

          今この瞬間を鳴らすんだ

          夜を越えるための唄が死なないように

          ユニバーサルスタジオジャパンのハロウィンホラーナイトに一度も行かないまま、わたしの十月が終わる。そこに憂いはなく、あるのは平穏な日常だけだった。 薄手の可愛い秋服の出番は既に終わった。暑さをあんなに引きずっていた夏に未練タラタラの気候は、こちらの心配さておき、あっさり寒気に乗り換え知らん顔している。冷たいなぁ、風も、君も。 朝起きたら、首里城が燃えていた。今年の四月にノートルダム大聖堂で火災が発生し、フランスの人々が悲しみに暮れていたニュースを見たのは、まだ記憶に新しい。

          夜を越えるための唄が死なないように

          僕らの時計は、止まらないで動くんだ。

          前回のノートから1ヶ月以上経ってしまった。お久しぶり、また文章が書きたくなったので戻ってきました。今まで残してきたノートを読み返すのは、凄く面白い。自分のその時の感情って、やっぱりなんらかの形で残しておかないと思い出せないし。たまには振り返ることも大事だ、そうやって自分の歩んだ軌跡を、ほんの少しの成長を、静かに喜んでいる。 ここ最近の出来事と言えば、いちばん大きいのは BUMP OF CHICKEN のライブに行ったことだけど、文字に起こすとしょぼくなってしまいそうだ。言葉

          僕らの時計は、止まらないで動くんだ。

          意味がないさと言われながらも、それでも歌うの

          「本当に忙しい人は忙しいなんて言わない」っていう謎理論を提唱した人間はくたばればいい。仕事の量が膨大で終わりが見えない。毎日朝から晩まで学校に残って消化しても、次の日授業中に自分の手の届いていなかったところに気づいて落胆する。元気そうに振る舞うのは得意だ。でも心が元気じゃないから、生徒のちょっとした言葉が胸にグサグサ刺さったりする。やりたいことは山ほどあるのに、それに費やせる時間はどこを探しても見つからない。「それやろうと思ってたんです」って言い訳は、ダサすぎるからしたくない

          意味がないさと言われながらも、それでも歌うの