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まあまあな雨が降っていた 6/6の日記

またまあまあな雨が降っていた。
これだけ雨が降っているとそれだけで外に出る気がこれだけ失せるのだから、雨と一緒に何かしらが流れて言っているに違いない。

早朝に爆音がした。
それなりの騒動が起きており、いろいろと大変なことになっていた。
野次馬がまあまあ集まっている。
眺めていたらやはりスマホを構えている人がいた。
やはりみんな撮りたくなってしまうのだろうな。

撮ったところでどうするのだろう。
証拠としての写真は警察官が撮るのだから我々が撮る必要はない。
では個人として所有して眺めたり、誰かに見せたりするのだろうか。

何かの拍子にそんな騒動の写真を他人に見せる事なんてあるのだろうか。
それを見せられて「ああ、この人はその様子を写真に撮ってしまう野次馬根性の持ち主なのだな」と思われないか、という自意識が働いてなかなか見せるタイミングがない。
ではもはや思い出のアルバムのように騒動の写真を持っていく事になるのだろうか。

その時のテンションで撮ったけど、別に要らないなー的なファイルに行ってしまうような気がする。


その時のテンションで得てしまったものはたくさん存在する。
別に何かを書くわけでもないのに辞書が4つはある。
中学高校の担当教諭が面白かったため、理科系の知識は多い。
美味しそうだと思ってチョコミントビールを買ったらまだ余っている。
あえてそういう風に粗のある人生を生きているつもりだ。
その方がふとした拍子によくわからないものを得ることが多い。
もちろん、全然ゴミ箱に入れているものの方が圧倒的に多いのだけれど。


自分のスペースが出来るのってどういう気持ちなのだろうか。
ハイハイしかできなかった子供が初めて立ち上がる動画をよく見ている。
あの瞬間から人間としての立ち位置を得る。

徐々に自分になって行くんだろうなと思う。


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