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レシピの作り方

今、いわゆる本サイト(ゆるっとおひとりさま生活)の方では、レシピブログさんにも投稿させていただいているように、レシピを掲載しています。この、レシピ。どうやって作るか分かりますか?

実は私も結構最近まで、どうやって作るんだろうな~ と思ってました。なんか、出来そうだけど、どうやって作るのかイマイチ分からない。適当に作ればいいんだろうけど、その適当ってどこまで適当? とか。

で、インターネット、検索してみました。なんか「これ」っていうのがないんですよね。え、教科書とかないの? とか、栄養系の専門学校や大学ってそれなりにあるはずなんだけど、そこでも「これです」とかないのかなぁ?

そんな疑問をもちつつ。昨年インターンシップの学生さんに聞いたら「そういえば、あらためてそういうのを習ったりはしてないかも」とか。とか。

そうなんだ! でも、「普段料理と作る」ことと「レシピとしてブログとかで発表する」って、めっちゃ間にギャップを感じませんか? というか、私感じてたので、よっしゃ、じゃぁ私のやり方まとめてしまえ! ということでこの記事を書いています。

1、レシピとは
2、料理は作れますか?
3、必要なもの
4、やってみよう

実はインターンシップの講師をやった時に「メニューとレシピ」の違いって分かりますか? というお話が出ました。メニューっていうのは「献立」です。「あれと、あれと、あれ」例えば、ごはんと、みそしると、さばの塩焼き、みたいな感じですね。
一方レシピ というのは「これとこれとこれを使って、こういう風に作ります」という手順書。

ということで

1、レシピとは

「材料が載っている」「何人分(もしくはどのくらいの量が出来る)」「手順が分かる」というこの条件を満たさなければいけません。それ以外に「こんな風な味ですよ」とか「こんなことを考えて作ったよ」とか「こんなお酒に合いますよ」といった情報も載っていることがありますが、それはあくまで「おまけ」であり、「その料理を作ってみたい」と思わせるためのプラスアルファです。

2、料理は作れますか?

で、大事なのがここ。料理が作れない方は、当然手順書であるレシピも作れません。逆に、料理自体はよくやるよ~ とか好きだよ~ 普通に作れるよ~ という方は、ちょっとしたことで、簡単に出来ますので、やってみようかな、と思う方だけ次にお進みください

3、必要なもの

計量カップ、計量スプーン、スケール(量り)、時間を計れるもの(時計などで十分)、筆記用具(書き留められるものであればOK。スマホでももちろん可)
と、普段使っている料理の調理器具はもちろんです。

結局のところ、レシピというのは、ふだん何気なく当たり前にやっている行動を「再現可能にする」ためのものなんです。ということで、これらのツールを使って「見える化」します。で、まとめたら完成

4、やってみよう

さて実際にやってみましょう、ということなんですが、その前に復習としてなるべく「ちゃんとしたレシピ」に一回目を通しておきましょう。肝心の項目が「あ。記録しそこねた」になってしまうと、レシピを完成させるまでに、二度手間、三度手間になってしまいますので……

で、料理を作ります。この時に、いつもはこのくらいだな~ と多分なんとなくでやっていることを「とにかく、全部量る」これだけです。調味料はふだんこのくらい入れてるな~ という量を大さじとか小さじに入れてみる。で、それを記録。普段このくらい煮てるな~ というのを火加減と時間を計る。普段こうやって切ってるよな~というのを記録。

で、手順にそって、まとめて行くだけです。あ、あと〇人分、というのがありますね。あれ、昔は4人分がデフォルトで、一人分しか作ってないのにわざわざ4人分に直して、そしたら火加減とか調理時間が変わって、っていうリスクがあったんですが、最近は1人分や2人分でも普通にレシピとして存在可能(笑)なので、あまり4人分にしなきゃ、とか考えなくてよいと思います(何か理由があって、それにしないといけない場合を除く)個人で楽しむ分、あるいはそこの縛りがそんなにない場合は気軽に楽しんで、どんどん発信していきましょう。

何か理由があって、というのは例えばクライアントから〇人分で、と依頼されている、などのプロフェッショナルなお仕事の場合ですね。例えば私の勤務先でお願いしているフードコーディネーターの会社の方は、料理教室のレシピなどを作ってもらっているんですが、やっぱりそこは試作を重ねるしかない、と言っておられました(元の案=チラシなどに掲載されるレシピ=4人分を作った後、料理教室用に人数を増やしたレシピ=6人分などをもう一回試してみる)

そうでなければ、そのレシピを見て作る方も、ほぼなんとなくで、多分うまく作れるはず。で、最後、まとめたら出来上がりです。再度自分で読み返してみて、その料理を作れない人も「これを読んで作れるかな」と思いながらまとめて行きましょう。
それと材料! ちゃんとすべての材料を使っていますか? 時々雑誌やネットのレシピでは「材料欄に書いてあるのに、どこで使ったか分からない」というレシピがあったりします。これはほぼほぼ「記入忘れ」なので、そこもチェック。

というわけで、明日からあなたもレシピブロガーです。好きな食べ物、美味しいおつまみ、どんどん発信していきませんか?

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