カラーコーディネーターの試験3級を1か月半で勉強してみた
4月の終わりに、会社から案内がありました。
今やっているお仕事は、販売促進という部署で、あれです、店頭のPOPとか作ったりする部署。でも実はそんなところにいる私なのに、今までデザインとかに興味を持ったこと、一度もない!
絵描き、字書き、という区分で行くと圧倒的絶対的に字書き側の人間なんです。だから昔のサイトとか見ると、やっぱり「ダサ……orz」となることとかもあるけど、「いいんだい。わたし字書き属性だもん」とか思ってたんです。
とはいえ、仕事です、仕事。分からないとか言えないし。その部署(POP)の社員は私のみだし。分からないなりに「こっちがいいんじゃない?」「こうしてみたら?」「これでどうですか(依頼元との調整)」ということをしなきゃいけない!!
そんな毎日に、平気な顔しながら、実は冷や汗ダラダラでした。
だって興味ないんだもん!!(涙)
というわけで、急遽ではありますが、勉強してみようかな、一か月半だけど、3級ってことだし、それで基礎的なことが身につけば、少しは自信をもって仕事を進められるかも知れないし。
ということで、受験を決めました。
1ヶ月半
4月の後半に差し掛かったところで申し込み。テキストは会社側が手配をしてくれる、ということでしたが、来ない!
ようやくテキストが来たのはGWに入ろうかという頃でした。
そこから6月16日の試験まで、途中にはシステム入れ替えと新店のオープンがあり、なかなかハードなスケジュールとなります。
計画
まずは勉強と言えば、時間の確保です。これ大事。でも仕事は削れない。というか、多分残業もバカみたいに発生するだろうし、何を優先するか……というよりどのくらい必要なの!?
ということでテキストを見てみました。意外に私の「もともと好きだった分野」が多いぞ……ということで、目標として1日30分、休日は3時間、というのを設定しました。
犠牲にするのは(!)料理とお酒、そしてブログです。
お勉強しようと思ったときに、もともと「何やってるかよく分からない時間」というのがある方ならいざ知らず、大抵の人は24時間じゃ足りない! という生活を送ってると思いますので「この何かを犠牲にする」覚悟を決めるのは大事だな、と思います。
テキスト
今回は公式のテキストと問題集のみでチャレンジ。私は全然負担じゃなかったんですが、社内の方と話してたら(その方は半年前に受験している)テキストは字が多すぎて、もう少しカジュアルなものを自分で買って、そちらを見つつ、不明点は公式テキストで確認、という風にしていたらしいです。
テキストは概要的なこと、歴史的なこと、科学的なこと、専門的な技術に関すること、絵画やデザインに直結したりする部分、などなど、9章に分かれています。が! 9章と言っても、分量が章によってずいぶん違うんです。
具体的にやったこと
とりあえずテキストを読まないことには始まらない……のですが、今回の最終目標は合格です。ということで、1章を読んでは、そこの問題集を解き、理解できていない所を復習した後、次の章へ、という形で進めていきました。
この写真は、問題集をやりつつ、不明点をノートにしていったものです。
まず最初に問題を解くときは、ノートの右側に問題を解いていきます。で、採点。そうすると、自分が「ここが出来てないんだな」「ここが理解できてないわ」「これ、何度も出てきたから、ちゃんと覚えた方がいいんだろうな」という個所が出てきます。
それを同じページの左側や、問題の下部にまとめて行きます。
また問題集側には、間違った問題にフリクション(いいものがあるなー)で丸印を。
出来てない所を自分なりにノートにまとめる、というのが「ちゃんと理解する」というのにはかなり有効だった気がします。
テキストを終わったら
さてこのように9回(9章分)繰り返し、終わったらいよいよ過去問と模擬試験です。実際の試験は100点満点、ということで、問題集の問題の量よりは少ないし、もう少し軽め。
ここで手ごたえをつかんだら、再度問題集を最初から解いていきました。
やっぱ忘れてます……
ということで、再度確認。ここで役に立つのが、先の「フリクションで丸をつけた」こと。前回も間違えて、復習もしてるはずなのに、また間違えた、ということは「根本的に理解できていない」ということですよね。
また、前回出来ていたのに、今回出来ていなかった、ということは……「前回がまぐれだった」ということで、そちらもしっかり復習です。
ノートにもガンガン追加していきます。
このノートは、最後まで追加し続け、当日も試験直前まで見返すのがポイント。なんせ「最後まで自分が理解できていないこと」をまとめてあるんで、追い込みにもばっちりです。
というわけで。
合格、いたしました~ 点数も94点、ということで、まずまずなんじゃないでしょうか。
カラーコーディネーターの試験の話ではありますが、他のちょっとした試験対策にもこの方法は有効と思います。参考になれば幸いです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。お役に立ちましたら幸いです。 *家飲みを、もっと美味しく簡単に*