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NEXUS7を使い倒せっ!

ガジェットの使いこなし記事は発売当初にいろんなサイトやYoutubeで多くあげられるものだ。
購入する際参考にしたいとか、どんなガジェットなんだろう?って期待とかのニーズが大きいので、雨後の筍のごとくニョキニョキとピンキリ記事が出回る。しかし、よーく考えるとPCやスマホ、タブレットなど多機能なものを、発売当初に、全機能チェックできるわけがない、特に堅牢性とか信頼性なんかは無理。まあ炊飯器とかなら、あきたこまち炊いて食べてみりゃいいんだから、核となる機能の評価は簡単よ、うん、うん、あきたこまちしか勝たん。
よって、多機能スマホなどの発売時紹介記事は、得てして提灯的な、大人の事情的な部分が多分に含まれてしまいあまり参考にならない。「すげーコスパ!これは買いっ!」みたいなものばかりだし。一方この記事のような、もう誰も使ってないようなガジェット、むしろ持っているのすらレアなガジェットの使いこなし記事は、ニーズがまったくない状況下で歪んだ機器愛によっても書かれるのなので、使いこなしとしては非常に参考になるはずだ、いや参考にさせて見せるぜっ!ニッチな方向で攻めるぜっって感じだ。

くだらない前置きが長くなったが、早速スペック概要だ。
Nexus 7は、Googleがファブレスで開発したタブレット。実際にはASUS製である。2012年に発売されたNexus 7と2013年のNexus 7 (2013)があり、とてもややこしいことになっている。
私の持っているNexus 7 (2013)LTE版の基本スペックはだいたいこんな感じ。
Android 4.3
プロセッサー QualcommR Snapdragon S4 Pro APQ8064
動作周波数 1.5GHz
メインメモリ 2GB
液晶ディスプレイ 7型ワイド TFTカラータッチスクリーンIPS液晶 
解像度 1,920×1,200 ドット 
eMMC 32GB
120万画素Webカメラ内蔵 (インカメラ)
500万画素Webカメラ内蔵 (アウトカメラ)
無線LAN IEEE802.11a/b/g/n Bluetooth 4.0

さーて、どうですかーお客さん?貧弱スペックでしょ?極貧ですよね?
そう今ならヤフオクで美品なら4000円位、いわくつきなら2000円以下で手に入ります、液晶割れちゃったりしてますがw
そして、コスパで言えばこれこそがコスパ神。まさに神ってますっ!
但し、神るためには厄介な設定をしなければなりません。しかも、世にいう文鎮化「うんともすんともいわなくなっちゃったー(泣)」のリスクが高いです。
では、神と会うためにどうすればいいかを書いていきますよ?いいですか?

まず、神設定するにはAndroid開発環境が必要。ようは前提としてAndroid 4.3 通称Ice Cream Sandwich(通称コード名としちゃえらく長いな)じゃ今や、な~んもできないので、ロック解除して違うOSを入れるんです、文鎮となるリスクを負っても。そして、晴れて文鎮となった暁には「うんともすんともいわなくなっちゃったー(泣)」ではなく、「NEXUS7、君といい人生過ごせたよR.I.P」といい、丁寧に押し入れにしまってしまいましょう。いや、実際にバッテリが完全放電して生き返る事案もあるので、丁寧に埋葬しておいてね。
さーて、それじゃWebを隅から隅まで検索して、Android10ベースのLineageOS 17.1あたりをインストールしましょう。手順は非常に複雑です。完全に素人お断り、自己責任の世界です。まあ、神と会おうとしているんだから数年修行は覚悟しとけって感じ。
さてさて、インストールできましたか?なになにLTEが動かない?あきらめましょう。
LTEなしじゃモバイルできないじゃんだって?タブレットはでかいし、重いし、落としたらだいたい液晶割れちゃうしなので、モバイルするならちっこいスマホ使って下さい。なになになになにスタバでモバイルしたいですと!!!10万以上するipadかMacBook買いなさい。スタバはMac以外使用禁止なんです。2000円以下、割れた液晶のNEXUS7なんか使ってたら白目で見られ迫害されますよ?
そして、モバイルをあきらめて暫くしているうちにLineageOSの中の人の気が向いて、修正Verをリリースしたり、しなかったりします。ありがたやーありがたやー
最後にアプリを入れていきます。私の場合は漫画が読めて、天気予報や雨雲レーダー表示でき、ポイ活ができればそれでいいのでそれだけを入れます。
アプリGoogleやChromeや余計なものなどを入れたらいけませんよ?おもおもになっちゃいますから。ブラウザはBrave入れときましょう。Chromium派生ブラウザでチョッ速です。

以上、大体の感じはつかめただろうか?コツとしてはタブレットに必要以上のものを求めず、必要最低限の機能に限って設定するわけだ。PCはPCの、スマホにはスマホの得手不得手があるしね。古いスマホだって電話とメールとマップとSNSとちょっとしたブラウジングだけならばサクサク動作させることは可能。難易度は高いし、全世界での売れているスマホでないと難しいけどね。だってAndroidベースのカスタムOS作ってる人たちって、自分の持っている端末をもっと使いやすくしたいってのがモチベーションなわけだからさ。よって、GoogleのNEXUS7なんかは未だ頻繁にアップデートがリリースされているけど、AQUOSなんかだとさっぱりなんだわ。純正Androidで十分だし、きちんとシャープが純正のOSアップデート対応してくれているし、苦労してカスタマイズする価値も低めだし。はい、スマホはAQUOS Sense3使ってまーすw
Google端末以外のおすすめといえば、コアなファンが居るSony端末、ハードは高機能だけど中身がプアなサムソン端末等、カスタムROM利用でそこそこながーく使い続けることができるはず。まあ、今後もXiaomi端末など魅力的な機能とデザイン、値段設定を持つタブレットがぞくぞく発売されているから、カスタムROM文化もどうなっていくのか楽しみではある。

さて、VAIO C1に続き歪んだガジェット愛炸裂できて、満足、満足。ここらでおしまい。


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