わが子トラが夏休みに受けた、漢検４級の結果が返ってきた。
Web上では９月に合否が出ているはずだが、トラは今回Web合否結果サービスに登録しなかったため、結果は受検会場（大手塾）で受け取る羽目に。
しかし遠方の会場だったためなかなか取りに行けないまま10月となり、さすがに行かねばと思っていたある日のこと。

漢検を受検した同じ会場で全統中（全国統一中学生テスト）が開催されるというではないか。
そこでさっそく全統中に申し込み、試験の送迎ついでに漢検の結果を貰ってきたというわけ。（今まさに全統中終了を待ちながらスタバでこれを書いている）

漢検の結果は、見事合格！
２００点満点中１７５点だった。

そしてカテゴリ別正解率はこちら。

合否ラインは１４０点（７割正解）なので余裕で合格したかに思えるが、「同音・同訓異字」「漢字識別」の２項目で中学生の平均正答率を下回っている。
これは一見読書家のようで、実はラノベしか読まないせいだろう。

参考までに、各級合格率は以下の通り。

さて検定モノを一つクリアしたところで、次にチャレンジするのは漢検３級か、それとも英検準２級かで少々モメている。

トラはオンライン英語を続けてきたことで英語には少々プライドがあるのか、「１年生のうちに準２級をクリアしたい」のが本音。
と言うのも、トラの中学は学校で団体受検できるのだが、中学卒業程度の３級はもちろん、２級や準２級にも結構な人数の生徒が受検しているのだとか。
しかもその中には２年生や１年生もチラホラいて、焦りを感じるらしいのだ。

だが私の見立てでは、今年度中での合格はまず無理。
過去問を見る限り、今のトラが一次試験を突破できるような内容ではない。
たとえば配点の１／３を占めるライティング問題はこんな感じ。

日本語で書くのも難しいような、社会問題を含む問題が頻出している。

また長文読解も、高校在学レベルというだけあって高校の教科書並だ。

かたや漢検はひたすら覚えるのみ。
例年、漢検３級合格率は約５割と甘めなのもいい。（英検準２級合格率は３割ぐらいと言われている）
トラの部活競技は冬場に大会が多いこともあり、私は断然漢検３級推しなのだが・・・。

しかし思春期真っ只中のトラは親の勧めを素直に聞けないお年頃。
まずは英検と漢検それぞれの過去問をやらせてみて、本人に決めさせようと思う。