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ご近所ママの番数チェックがこわい

トラが通う個人塾に、苦手なママ達の子が来ているのは以前お伝えした通りだが、早くも塾選びを後悔する出来事があった。

らしいというか案の定というか、Hママが子供らの中間テストの番数を調べ上げているのだ。(以下、身バレ防止のためセリフを少し加工しています。)

「トラちゃん、中間テストで○番だったんでしょう?
うちのHと5番違いだったって聞きましたー。」

滅多に行かないスーパーでバッタリ出会ってしまったのが運の尽き。
忙しいフリをして挨拶だけして逃げるつもりが捕まってしまった。

「あっそうだfeeさん、4番の子って誰だか知らない?
学年1番はHと同じクラスのXX君で、2番は◎◎小出身の女子で〜(中略) 
とりあえず7番まではわかったんだけど、4番の子だけがどうしてもわからないのよ~。」

これを大して親しくもない私(というか避けているのに気づいてくれない)に言うくらいだから、他のママさん達にも聞きまくっているのだろう。

小学校時代、いや噂では園時代から彼女のDQN発言に引いているママさんは少なくないというのに、地雷を踏んでいることに気づかない彼女。
しかしそれを補うかのように、彼女の頭脳は膨大な個人情報を正確に記憶するデータベースなのだ。

・・・とつい毒を吐いてしまったが、話を元に戻すと、慎重に決めたつもりの塾選びが裏目に出てしまい、後悔しきりなのである。


そもそも今の塾は、放置子Hちゃんからトラを引き離したくて行かせていた塾。
中学に上がれば、他の多くの生徒と同じように大手塾へと考えていた。

ところが最寄りの大手塾は、学校で定期テストがあるたび順位がロビーに貼り出され、生徒や保護者がスマホで撮影していくのだという。

加えてトラが「今の塾がいい!」と言い張ったこともあり、詮索嫌いな私は個人塾の方が子の成績や進路を探られずに済むと踏んだのだが・・・これが裏目に出た。

かねてからトラには成績を他言しないよう念を押している。
しかし採点済みのテストを塾で回収されるため、個人塾といえども塾生同士には順位や点数が知れてしまう。
そこへ情報魔のHママが絡むとなれば、拡散は避けられない。

苦手なママ達の子がわが子と同じ塾に来てしまったのは大誤算というほかないが、かと言ってわが子がすっかり馴染んでいる塾を今さら変えるわけにもいかず。
ならばせめて高校は別れてくれ!と切に願ってしまう、身勝手な母なのだった。


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