見出し画像

もっと早くからやればよかったよ巧緻性


そもそも巧緻性とは?

受験必須科目の巧緻性は、手先や指先を上手に使う能力のことです。手先や指先は脳につながっていますので、きちんと脳から伝達がいっているかを評価しているとも言えます。ハサミ・折り紙・ちぎり絵などの絵画工作の他、ひもを通す、結ぶといった基本動作、服をたたむ、箸の使い方などの生活巧緻も含め、意外と多岐にわたります。

我が家も、家で服の着脱や、お菓子を開けるときなど、なるべく子供にやらせていたので、やっていたつもりだったのですが、本当にやっていたつもりでした・・・(汗)

なぜかというと、巧緻性のクラスに初めて参加した時のこと。服の畳み方と着脱の仕方など、みんなできるが当たり前で、その早いこと!驚きました。我が家では、洗濯ものはなるべく一緒に畳んでいたけれど、家独自の畳み方だったし、基本の畳み方すら教えておりませんでした。

巧緻性に関しては、3歳くらいから少しづつおうちでできることですので、躾という点も踏まえ、早めに取り組んでおくべきだったと思いました。
小学校受験準備をしながら、きちんとした躾もできるなんで一石二鳥!!


何からやればいい??

もし年長の我が子が3歳~4歳に戻れるとしたら・・・・・
反省点を踏まえ、おうちでこれをやっておけばよかったなをまとめました。

■衣服の着脱
ボタンが留めてある状態のシャツやパジャマを渡し、
着る前に自分で外させる→着させる→自分で留める

あら不思議!一回服を着るのに、ボタンの練習が2回もできちゃう^^

■衣服の畳み方
いわゆるショップの畳み方です。我が家は、衣装ケースに立てて入れられる畳み方を教えていたので、幼児教室の授業であわわわ~となりました。ご自宅の畳み方と違う方もいらっしゃると思いますが、ぜひYouTubeなどで、小学校受験 畳み方 などで検索して見てみてください。

■鉛筆
鉛筆の持ち方は、箸の持ち方につながる重要な部分。初めは、くもんの三角えんぴつを使う方も多いと思いますが、持ち方が苦手な場合は、通常の細さの鉛筆(2B)に下記のようなサポーターを使うといいと思います。早めに矯正しちゃいましょう。
https://item.rakuten.co.jp/mystic-r/enpitsugrip/


■お箸
エジソン箸はいち早く卒業させる!!うちは、なかなか卒業できなくて、苦労しました。エジソン箸を使っている方は、エジソンの中でもあの丸がついていないさらに普通の箸の近いものが売っていますので、早めに卒業するのがいいと思います。普通のお箸でいきなりご飯は大変なので、皿を二枚用意し、ティッシュを丸めたものなど簡単なものか皿に移す⇔戻すをやります。ティッシュ丸めたもの→サイコロ→豆等→ビー玉の順で。我が家では、こぐま会のキットを買いましたが、3歳くらいからやらせればよかったな~と後悔しました。

■塗り絵
ぐるぐると好き勝手自由に塗るのも小さい子の醍醐味ですが、ある程度慣れてきたら、ただ塗るのではなく、ふちどりして塗るです。ふちどりはなるべく厚く太~く塗ると、中を塗るときはみ出しません。塗るときは、軽い力で同じ方向に塗っていくと教えるとキレイに塗れます。うちの息子はこれが本当に苦手。女の子だったら、塗り絵は好きな子が多いのかな。

■ちぎり絵
最初は、折り紙など薄い紙をびりびり破る練習。
破ることができるようになったら、折り紙に、サインペンで大きな丸を書いたものを用意し、線を残すように丸をちぎっていきます。両手の親指と人差し指をくっつけながらちぎっていく。これ、すごく集中力がいります。
息子は、5歳になって初めてこれをやりましたが、年少さんのうちから、定期的にやらせておくといいと思います。

■のり貼り
上記のちぎり絵で切った絵を画用紙などに貼ります。受験では、つぼのり、スティックのり、液体のり、どれが出てくるかわかりませんので、すべてになれておく必要があります。
画用紙に貼るのであれば、画用紙は作品だからキレイを保つために、
その上では作業をしないことを教えましょう。

つぼのりはちょっとだけ指先につけて、どののりでも、周りをしっかり塗ります。ごしごしするときは、のりがついていないきれいな手でごしごしすることで、作品がきれいに仕上がります。貼った後、乾かして、周りがはがれてこないか一緒に確かめてみましょう。
本屋さんで売っているしまじろうや公文の工作キットなどを活用して、
一日一枚、はさみで切り、貼るという作業を小さいころから毎日やっていると、年長さんのころには、とても手先が器用に使えるようになると思います。


■紐結び
ペグボードと紐を用意し、まずは、固結びから。教え方は、YouTubeの小学校受験関連の動画がわかりやすいです。私も、実は、リボン結びを間違えて覚えてきたことに気づきました。誰も教えてくれなかったなー(汗)
次はたま結び縄跳び結び)。そしてちょう結びと続きます。
出来るようになってから、お弁当袋など、日々持っていくものがあったら、毎日自分で結んでもらうと、とても上達するでしょう。


毎日のコツコツが勝つコツ!

まだ年少さんでお教室に入ろうか迷っている方、お教室に入ったばかりの年中さんの親御さんにぜひやってもらいたい内容でした。我が家の経験が、
皆さんの心の余裕や安心につながれば幸いです。

これもやっておいたほうがいいよ!という先輩の皆様いらっしゃいましたら、ぜひ教えてください。

我が家はというと、巧緻性の遅れに焦りつつ、志望校別のクラスがスタートしたところです。行動観察クラスもスタート。優秀なお友達に刺激をうけて、さらにコミュニケーション力と発言力が磨ければいいな~と期待に胸を膨らませているところです。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?