趨吉避凶と厄払い

この間、大切な友人から教えてもらった
「趨吉避凶(すうきちひきょう)」という言葉。
凶を避けて過ごすことで、
結果的に吉のある人生を過ごせるというもの。

なんだかメソッドとしては厄払いと似ているようにも見えますが
私自身は厄払い反対派です(笑)
でも、趨吉避凶は賛成ですwwww
どちらも『悪いことを退けたい』
という目標は同じなのに、なぜ良い悪いをつけるのか
私の見解をお話ししたいと思います。

厄払いについて

厄払いは、厄除けに似ていて
特定の神社やお寺で祈祷・祈願を行ってもらうことです。
ここで皆さんに大切な質問なんですが、
神払いもしていただいてますか?

厄払いしていただかなければならないほど
(人の手を借りなければならないほど)
災厄が続いている場合は全てをフラットに戻して
ご自身の中にある思い込みを捨てて
生活習慣を正す必要があります。
よほど自分の状態が客観的にわかっているような人や
神道に通じているわけでもない限りは
厄払いと神払いはセットと考えて良いと思います。

両者の違いについて

ようやく本題になります。
私の見解による良し悪しの答えが出る違いは
「学びがあるかどうか」です。

趨吉避凶は学びがあると思います。
まずは前提として、何を吉とし凶とするかなど
自分で選択することが肝要になります。
(行為としては断捨離にも触れることになると思います)
本当に捨てて良いものだったか悪いものだったかなど
反省も自分なりにしていくことになるので
結果的にその後の人生に役立つことがたくさんあるでしょう。

しかし、厄払いについてはどうでしょうか?
大体の場合、ただお布施をして
脳死で祈祷を受けていることと思います。
祝詞の意味も分かっている方々はごく少数でしょうから
時間もお金も無駄にしているだけで、そこに学びはありません。
災厄の根本原因に対しての理解が深まらないために、
受け身でトラブルの続く人生は変わりません。

以上のことから、私は趨吉避凶の生き方をお勧めします。
困難な時こそ、人生を見つめなおす時です。
学びと実りある人生となりますように。

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