英語学習と【神経衰弱】。
トランプに神経衰弱という遊びがありますね。
順にカードを二回ずつめくり、数字や絵柄が合えば自分のものに出来る。記憶力が決め手の楽しいゲームですが、ルールが至極簡単で言ってしまえばただの絵合わせなので、小さな子供も楽しめます。
これ、6歳7歳くらいまでは楽しくワイワイやるのですが、もう少し大きくなると単純すぎて神経衰弱はつまらない、違うカードゲームがしたいと言いだします。
カードのキャラクターを自在に組み合わせて自分のデッキを作り、魔法や武器の力を使ってカード同士補い高め合いながら頭脳戦で相手を負かす。カードが有機的に繋がり働くカードゲームが今は子供たちの間でも人気のようです。
英語学習者のほとんどが記憶力頼りの「神経衰弱」的な学習をやっているように思います。
つまり。
英単語がある。それに適応する日本語はこれで、ペア。
はい、次の英単語。意味はこれ。ペア。
はい、次、、、
これって完全にただの「記憶力頼りのペア作りゲーム」ですよね。
語学って、英語って、英会話ってそんなんじゃないはず。
言葉は繋ぎかた、組み合わせ方よって様々に姿を変えていきます。
まずはカードを複数組み合わせたスタンダードデッキを使って文章を作り、相手を攻撃してみましょうよ。
相手も言葉の組み合わせで思いを伝えてきます。
悪戦苦闘しながらそのラリーを続けていくことが、この英語、英会話というゲームの面白さです。
あなたの英語勉強法、
神経衰弱になってませんか。
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