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スプツニ子!さんと考える 日本のジェンダーギャップ

スプツニ子!さんが代表を務める、株式会社Cradle(クレードル)の取り組みについて、オンラインでお話をお聞きしながら、自治体にできることを共に話し合いました。クレードルは女性を含む健康課題の解決を目指す方向性において、男性ユーザが多いことが強みであるとのことでした。

●スプツニ子!さんの課題感(以下抜粋)
働く女性の生理・妊娠・出産・更年期らは企業内で語られず、支援もわずかでした。体のトラブルや出産で退職する女性は今も多く、この現状は女性の可能性のみならず、イノベーションに必要な多様性を奪っています。

この課題感は私たちネットワークメンバーがなんとかしたいと思い、各地で議会質問を重ねる元であり、日頃から共有しているものと一致します。このキモチを共有しながら、民間企業の取り組みと自治体の連携のクロス地点をイメージしました。

●日本のジェンダーギャップ
世界的な順位で語られることが多いのですが、こんな事例紹介をいただきました。
・ピルの承認は1999年で米国の40年後
・バイアグラの承認は1999年で米国の半年後

●誰もが自分らしく活躍できる仕組みをデザインする
法人向けに、女性の健康課題解決を通じたダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DEI)推進に取り組んでいます。従業員向けのセミナーやヘルスケアサポート等を提供し、従業員の選択肢を増やすことで、誰もが輝ける社会の実現を目指しています。

これは自治体と共有できる目的であり、企業ノウハウや有識者とのつながりなどの情報も豊富な、こうした民間との連携が望まれると思いました。

市民に伝わる内容や伝え方が重要で、日本では知る機会がなかったかもしれないDEIのことが正しく伝わり、更なる浸透によって、ひとり一人のwellbeingが実現することを願います。

スプツニ子!さんやクレードル社のみなさま、貴重な機会やエビデンスの共有をありがとうございました。
松本みつひろ杉並区議会議員、開催をありがとうございました。

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