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狩猟日記 2月1日 キジバト2羽

雪が降るとの予想に少し期待をしていたのだが結局降らず。風は吹いているが猟に出かける。

キジバトは見かけるのだが撃てるところにいない。道路の真ん中や道端に居座っている。アスファルトは少し温かいのだろうか?

猟銃は道路から撃ってはいけないし 、道路を横切るように撃ってもだめだし。 道路上にある限り手の出しようがない。

 

今年は回る池回る池に去年と比べてカモがいない。私が立ち寄らない沼にでも避難しているのだろうか。と思っていると池の真ん中にカモを見つける。アオクビ一羽だけだ。

こちらに気づいて距離を取ろうとしているけれどまだ飛び立たない、狙える。距離は50 M、どんどんどんどん離れていく。

さっと準備して狙いを定める。一発目、手前に着弾 まだ飛び立たない。もう一度狙って一発、今度は後ろに着弾。まだ飛ばないので狙う。一発、かなり近いけど当たってない。そのまま藪の中へ消えてしまった。

しばらく猟に出ていないと狙う位置の感覚的なところが安定しない。毎日出ていれば制度も上がるのだろうが。

話それてけもふれ2期を見てみたけど、アオクビカラーのカルガモが出ていた。もとの絵はちゃんとカルガモカラーなのにアニメになった途端になんで緑になっちゃったんだろう。アオクビとカルガモのハイブリッドなのか?あれじゃアオクビにしか見えないから勝手にアオクビちゃんって呼んでる。亀裂飛び越えるときも助走して飛ぶんじゃなくて、そのまま飛び上がったほうがカモらしいのにしないんだから。ヒナを守るために傷ついたフリは他の鳥でもやるというので別にカモ類の特徴でもない気がするし。生息場所もなんだかピンとこないしアオクビである必要性がないな。

 

アオクビは諦めて次の場所へ。

畑に鳩が大量に付いている。近くの木にもたくさんの鳩がいて、畑と木を一生懸命行ったり来たりしている集団だった。落ち着きがないがどれもだいたい50M〜60M程度で狙えそう。

たくさんいる中餌をつついてる奴にめがけ一発、スコープを通して鳩が倒れたのが見えた。

周りのハトは何の反応もしない。餌を突き続けている。そのままに続けて2羽目を狙う。一発、後ろに着弾し砂埃が立ったことで 鳩が飛び立つ。

しかしまだまだ5〜6羽は畑に残っている。何だろうと首をあげて警戒態勢だ。しかし動き回らないのでこれはこれで狙いやすい。

一発、後ろに着弾砂埃が経ちまた鳩が飛び立つ。

しかしまだ残っている。また一発、それも外れ。

またもう一発、羽が散ったのが見えたがかすっただけのようだ。

空気銃のマガジンには5発までしか弾が込められないので一旦マガジンを外して弾を込める。

その間に木の方にいたハトたちが畑に降りてくる。

ずっとせわしなく畑に降りたり木に戻ったりを繰り返したせいで、畑から飛び立った仲間がいても気にならない様子。

ボーナスステージはつづく。

一発、近いが当たっていない。

もう一発、ヒットだ、ハトが倒れた。

まだ警戒してるハトがいるので1発、ハズレ、後ろに着弾。

そしてハトはいなくなった。

8発中2発しか当たらないとか。うそ、私の射撃へたすぎ。すべて別のハトを狙っているし、ゆっくりじっくり狙う時間がないとしても命中率悪い。なんとか当たったので良かったがこれで1羽も当たらなかったらへこみが激しすぎる。

今日は発砲しすぎだ。猟に出ても一発も撃たない日もよくあることで、こんなにパンパン撃つことはまずないのだけど。通報されないか心配。また帰って空気を入れるのが億劫すぎる。ポンプ手動で180気圧までいれるの大変なんだけど。

 

ということで今日はキジバト2羽。

ここの猟場はかなりの確率で大量のキジバトがいる場所だ。同じ猟場でも毎日行くとキジバトのたまりやすい場所ってのがわかるようになってくる。毎日観察大事。

キジバトはいる場所大体決まっている。ついている畑も大体決まっている。

キジバトは畑に降りる前に1回木の上に止まって周りを警戒して安全を確認してから降りてくるようだ。そういった木を見つけると散弾銃持ちはその木の下で待っていれば下から撃ち落とせばいいと言うのはお祖父さんに聞いた話。

そして今回、風が強い日に出たがどのハトも発砲音には反応していなかった。カモにも当てはまるのだけど空気銃、強風、50Mの距離という条件は発砲音で警戒されるというのがかなり低くなるらしい。

また今回は外しまくったが、もしキジバトちゃんと弾が当てられていたら砂埃があまり立たないせいか 警戒しないらしい。仲間が飛び立つのにはよく反応するが倒れたハトには反応しない。むしろ動かなくても仲間がいるので安心程度なのか。デコイというハトの置物を気にくくりつけておくと仲間だと思ってよってくるという話も聞いたことがあるし。

 

サクサク解体していくとネコがすり寄ってくる。すごく可愛く甘えた声ですり寄る。ハトの血がついた私の手の匂いを嗅いでゴロゴロと頭をこすりつける。今回のハトは胸肉を避けて背中から胸の少し上を撃ち抜いたようで胸を開いた途端に心臓がポロリと外れていた。普通はちゃんとくっついているんだけど、心臓につながる血管付近だけ撃ち抜いたせいでキレイに取れていた。ハツをネコに差し出すと美味しそうに食べていた。

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