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狩猟日記 11.18

12時出発、14度、曇り

1つ目の池にアオサギ。昨日見たまま同じ位置に鎮座している。昨日から動いてないのかい?

車で走りながら池にカモがいるのを見つける。近づいてみると見当たらない。飛んでいってはいないはずと草むらの一部が揺れる。コガモが水面にかかる草むらの中に隠れている。そっと銃をセット。こちらは見つかっているものの、飛んでいくほどでもないとの判断のようで、準備をしている間に4〜5羽が泳いで出てきている。そんなにいたのか。距離30メートル。一発、カモの後ろに着弾。すべて飛んでいってしまった。一応残ったカモがいないかを双眼鏡で確認。去年は失敗したと思って立ち上がったら逃げられたということが多かったので学習。でもやっぱり飛んでいってしまったようだ。

禁猟区の池には常にカルガモがいるんだけど。何故なんだ。

池にカモがいるとのラインが流れてきた。行ってみる。行けの真ん中を泳ぐのは……オオバン。頭が赤ければ撃てる、白ければ撃てない。正直みるのはオオバンばかりでバンのほうが少ない。なんでオオバン撃てないでバンは撃てるんだろう?

同じ池でカイツブリ、通称「もぐっちょ」も見つける。いや、もぐっちょにしては随分小さい?と思ったら「もぐっちょベビー」であった。あとから浮いてきたも「ぐっちょマザー」の方へチョコチョコと泳いでいく。「ミニマムもぐっちょ」と言えるような潜りっぷり。可愛い。(親はもぐっちょふぁざーかもしれない)

ミニマムじゃなくても鳥をスマホて撮影は厳しい。

カラスを見つける。カラスへのアプローチは難しい。案外近寄らせてくれないのだ。人の近くにいる鳥だから撃ち安いかと思いきや、近づこうとすると逃げてしまう。

稲刈りの終わった田んぼ部分にカラスがいて、餌をつついている。近づけるかなって思うのだが、大概のカラスは何羽か一緒に行動していて見張り役みたいなのがいる。

この場合は電柱上。ちゃんとこちらに気づいている。まだ距離を詰めていないのでなんともないが、近づくと電柱上にいるやつが騒ぐので、下にいるカラスが逃げてしまう。役割が決まっているのかたまたまなのかは知らないが、殆どの場合で電柱や木の上にいるカラスが警戒の声を上げると皆飛んでいってしまう。

場所を移すとカラスの集団。上記のこともあるのだけどアプローチはしてみる。銃を準備して構えてみると危機感が薄いカラスが残っている。距離50メートル。喧嘩していたりとのほほんとした群れ全体の空気が近づかせてくれた。もしくは私が食べているマックのポテトが気になったのかもしれない。とにかくチャンス。狙いを定め一発。カラスの後ろで砂煙が上がりみんな一斉に飛び立つ。

またひとり残される。どうも昨日から後ろに着弾してしまう。左右はあまりずれていないように感じるので越してしまっているのだと思う。気持ち下目を狙うようにしないと行けない。

ブラブラと回ってみるが、禁猟区だったりして撃てず。カワセミにモズに種類はわからないがタカ。普通のバードウォッチングとなっている。

池のほとりに軽トラ、オレンジベストに犬を連れた人を見つける。ハンターだ。犬とペアの猟は面白いらしい。いいな。

また、川沿いのあぜ道をゆっくりと走る車がいる。オレンジベストは見えないが、スポーツウェアを着ているあたり怪しい。ちょっと距離を取ることとする。

そのまま帰ろうとすると池にカモがいる。距離は十分とったのであぜ道をゆっくりと走ってくるのなら追いつかれないだろうとアプローチ。ゆっくりと近づくとコガモがいた。こちらに気づいて距離をとろうとしている。目測50メートルぐらいか?とスコープを除くとカルガモが目に入る。カルガモと一緒のコガモ?まあ、混じっている場所もあるしとカルガモを狙う。一発、外れたようだ。近くからカモが飛び立つ。コガモの群れは別にいたらしい。そちらのほうを狙えばよかった。レンジファインダーで測ってみたら狙ったカルガモは70メートルも離れていた。目測が全然当てになっていない。

ひとしきり回って終了。道具は良いけど、腕がだめだね。カモはいるので頑張ろう。あと、足で稼ぐのが面倒で車から降りずに観察できる池ばかり選んでいるので、アプローチしにくい池にも歩いていけばカモがいる可能性がある。そのへん考えていこうか。あとキジがでる猟場への遠征もそのうちに。

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