狩猟日記 11.23 キジバト一羽

病で臥せってたため久々のハンティング。にしてもかかった風邪は咳がひどくて、一度始まると1時間が止まらず眠れもせず体力削られぐったり1週間以上寝込んでしまった。それとは別に腹からの出血が治らず。家での仕事も休めと言われる始末。安静にする以前にどのみち動けなかったのだけど。

というわけで久々のお出かけ。家から出なかったうちに枯れ葉は落ちて、畑も刈り取られてすっかり冬めいてきた景色になってきた。それでも寒さはゆるく感じる。

自宅の近場の池から探してみるがいない。禁猟区に入っている池にはいつものカルガモに加え、珍しくマガモペアが6つもいた。ここが撃てる場所であれば嬉しいのだけど。

カモがいることはわかったが、今年は鴨がつかない池がいくつもある。去年と比べると一度もついていな池がいくつもあるのだから不思議だ。

橋の上に車を停め川を覗くとコガモがいた。上流にも下流にも5〜6羽の塊が見える。岸に上がっている下流のコガモを狙う。隠れられる場所がないので仕方がないからその目ま狙ってみるも飛んでいく。じゃあと上流に目を向けると、皆餌を食べるのに夢中で頭を水面に一緒懸命突っ込んでいる。お尻がプリプリと5羽ほど。

土手を降りての川の中ほどまで降りる。距離は60メートル。気づかれてはいるけどそれよりも夢中なものがある。寄りかかるところがないので座うち。一発、外した。音に驚いて飛んで行った。少し左にそれたけど距離的にはなかなかいいところを行っていたのではないだろうか。久しぶりにしてはまあまあ。

次の池に行くとコガモが浮いている。個体数とオスメスの比率、リラックスの度合いから、これ最初に飛ばしたコガモの群れっぽい。コガモって飛ばしても案外近くの池にいる。飛ぶのが苦手だから近くの池に降りているのかなあとか考えている。

どこから狙うか考えていると飛び上がる。が飛んでいく先を確認するとすぐとなりの川に降りたらしい。あまり飛びたくはないみたいだ。コガモを追って川へ。川をてくてく遡っていくのに合わせて追っていく。橋の下あたりの茂みまでいくとじっと動かなくなった。コガモ的には飛び上がるには橋が邪魔、茂みはあるし、人も遠い、飛びたくもないしじっとしていてやり過ごせるならそれで済ませたいといったところか。動かない鳥を見つけるのは難しい。まあ、予め見ていたからどこにいるかはわかっているけど。

40メートルほどまで近づき動かないコガモを狙う。一発、すぐそばで水面がはねた。惜しいが距離はまあまあ。不安定な中で左右がずれるだけできているのはまだいい気がする。多分発砲時の姿勢が悪いのでブレるのだろう。これは練習していかないといけない。でも少なくとも狙って引き金を行くまでいけていることはいいことだ。

次へ。

畑にキジバトがいる。40メートル近くまで近づいた。餌を食べるのに夢中だ。これはいけると準備をし狙いを定めようと、畑に別の生き物がいることに気付く。姿勢を低くハトに近づく白い物体。ネコだ。どう見ても鳩を狙っている。ハトを飛ばされては困る。

先にネコ(ΦωΦ)を撃つべきか。

いや、どのみち一発撃ったら飛んでしまう。とか考えていたらハトを飛ばされてしまった。どちらも収穫なし。ネコは畑の真ん中で固まっている。バツが悪そうにも見えるが、真っ白な体は目立ちすぎる。狩りが成功するとは思えなかったけど。

ハトは飛んだが違う畑にもいるのが見えるのでそちらを狙う。移動してみると15羽はいるだろうか。距離30メートルで段々畑の上に陣取れたのでさっきより条件は良い。周りに人がいないのを確認。一発。ヒット。コテンと倒れた。他は飛んでいく。

今日はキジバト一羽で終了。久しぶりでこれならまずまずでしょう。体調のほうも考え無理せず帰宅する。

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